昔取った杵柄

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3年前までイラストレーターをしていたKaolulu。
今でもたまに「Kaoluluさんの本が韓国、台湾、中国大陸で翻訳出版されます」と出版社から連絡が入る。
しかし、実際に現地の見本が届くことは稀だ。


f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 台風の影響でどんより、しかし湿度の高い週末。
 それでも夜はだいぶ涼しくなって来たし、
 蝉の合唱は昼間だけになりました。秋はもうすぐそこ。

今日は、今はイラストレーターの仕事をしてないのに、本の話です。
フツーの会社員になったあと、刊行されました。

冒頭の写真は、2016年9月に中国で刊行された簡体字版の
「3時間台で完走するマラソン」金哲彦著(光文社)。

日本では2006年に刊行されたので、10年も経ってからの中国進出だ。
この本は人気者で、既に台湾(繁体字)でも出ているのだけど、
そちらは結局見本は届かず…(苦笑)

日本で東京マラソンが軌道に乗ったように、中国でも近年マラソンブームなのだそう。
台湾(繁体字)版のタイトルは今も知らないままだけど、
簡体字版タイトルは「我也想跑马拉松」
「马拉松」は「マーラーソン」だそう。マーラーカオみたいだね。
「私もマラソン走ってみたい」。

自分的に一番脂ののっていた時期のイラストだと思う。。。
表紙はKaoluluが本文用に作ったイラストデータを、
中国のデザイナーが加工してオシャレにしてくれた。なかなかセンスがいい。

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こちらは瓜二つな装丁。どっちが中国版?もちろん左。
昨年2017年5月に中国で刊行された簡体字版の
「プロのための牛肉&豚肉料理百科」柴田書店編刊行。

日本での刊行は2013年だから、こちらは4年後の中国進出。
うん、これが平均的な進出時期だと思う。

一見瓜二つだけど、よく見るとタイトルや色味、大きさが違うのが面白い。
日本語のタイトルが一部デザインとして残っている。
「(プロのための)我要吃肉 牛肉和猪肉」
「(プロのための)私は肉を食べたい 牛肉と豚肉」
f0176688_1437812.gif なんてストレートなタイトル…。
 だけど「プロのための」と意味が合わないし、
「&」は牛と豚のイラストの間の記号として使われてるね。

この本のイラストは、柴田書店の雑誌「専門料理」からの流用というか総集編で、
肉の部位を示す牛と豚のシルエットもそうだけど、
Kaoluluが苦労して描いたリアルな牛と豚の品種や加工肉のイラストが1冊にまとめられていて、個人的にとても嬉しい。
雑誌だと、どの号に載ってたかなぁ…と探すのが大変!何十冊もあるのだから。

実は、今年も1冊、中国で簡体字版が刊行された。
日本で刊行されたのは2014年11月、翻訳希望の申し入れがあったのは2016年3月、
実際に中国で発売されたのは今年2018年6月。。。
翻訳出版というのは時間がかかるものなのだ。
イラスト使用許諾をしてから、すっかりそのことを忘れた数年後に現物が届く。
(届かないことのほうが多いんだけど…)

しかも、現地で刊行されてから4〜6ヶ月経って見本が届くのだ。
6月に中国で発売されたとしたら、届くのは早くて9月か10月か(汗)
ちなみにこれ。↓
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Kaoluluが1冊まるごと手書きに挑戦した渾身の作(って自分で言うな)
内容的にも読みやすく、知的好奇心を満たしてくれて面白いので、
より多くの人に読んで欲しいと思っていたその本が、翻訳されるなんて本当に嬉しい。
中国語は世界で一番話者が多い言語。
日本のことをもっとよく知って欲しいって思う。

f0176688_17445952.gif 手元に届くのを首を長くして待っています。

いつかフランス語にも翻訳されないかなぁ。
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by kaolulu-nv | 2018-09-01 13:48 | 読書 | Comments(0)

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