ヴィシーで迷子〈de Clermont à Vichy〉mer. 12 avril*5日目2
2017年 05月 28日
Vichy ヴィシーの Source des Célestins セレスタンの源泉。
味は、硫黄臭と重みがあるけれど、炭酸水で温度が22℃と低めのため、
Vichyの他の温泉水と比べると断然飲みやすい。
味は、硫黄臭と重みがあるけれど、炭酸水で温度が22℃と低めのため、
Vichyの他の温泉水と比べると断然飲みやすい。
こんにちは、Kaoluluです。
TGVがこの7月から「inOui」という名称に変更になるとか。
→ Franceinfo のニュース
発音は「イヌイ」。まるで日本人の名字みたいね。
徐々に表示を変更していくそうです。
「テージェヴェ」と発音したいのに、日本では英語読みする人が多く、
仏語がわからない人に説明するときはあえて「ティジーヴィ」と言い直したりしていたので、
発音が簡単になるのはいいことかもしれません。…でもちょっと寂しい。
旅行記は5日目。
詳細に綴っていたら長くなってしまい、きっと読者の興味も薄れてきているでしょう。
なので、ヴィシーへの旅出発前のクレルモン散策はサクッと流します(苦笑)
> une petite balade au sud de la cathédrale 大聖堂の南側のプチ散歩
ルコック庭園の周りはクレルモンの大学が集中する場所。
L. Malfreyt通り沿いはMaison de Dieuが大学として使われているし、
美術学校もあるのでBallainvilliers通りには画材屋さんもあります。
Ballainvilliers通りのバス停は、白い路線バスが停まります。
名前は同じBallainvilliersバス停だけど、突き当たりの広場にあるのは、
赤い2両編成のバスが停まります。
大学が近いため、若者がいっぱい!午前中だけど賑やかです。
クレルモンのレンタル自転車はC.vélo。
坂道の多いクレルモンの街で自転車に乗るのは結構大変なんじゃないかな…。
Treille通りも、きっとお昼になればもっと賑わうのかも。
郵便屋さんが、徒歩で手紙を配達しています。
4輪のカートに載せて。配達中、軒先に置いてけぼり。
よさげなお店を見つけたり、いい感じの地区なのだけど、紹介ははしょってバスで駅へ戻ろう。
ちょっと早く着いてしまったので、駅の近くの公園を歩いてみる。
ルコック庭園と違って、手入れは結構大雑把(苦笑)
10:42発Moulins sur Allier行き。クレルモンから30分ほどでVichyに行けます。
もっと早く行きたかったんだけど!
10:26発Paris Bercy行きでも行けますが、これはIntercitésなので予約が必要な列車です。
> J'ai complètement perdu mon chemin à Vichy ...! ヴィシーで完全に迷子…!
11:11、ヴィシーに到着。
とても新しい駅で、しかも広い。
前日のルピュイのように、駅に街の地図がないかと探すも見つからない。。。
ガラケー派のKaoluluになす術はなく、
ホテルでコピーしてもらったミシュランガイドの地図を頼りにするしかありません。
これ(右)↑がコピーしてもらった地図なのだが…道が全く見えない!
荷物を軽くしようと、分厚くて500gは裕に超えるミシュランガイドは置いて来てしまった。
たぶん、これがこの「ヴィシー行き当たりばったり旅」の「不運その2」。
(「不運その1」は、もちろん、乗りたい列車が運休だったこと…)
一応「Rue de Paris パリ通り」という道を、駅前からまっすぐ行けば、
源泉ホールに着くだろうことは、予めもとの地図を見ておいたんだけど…。
これがパリ通り。。。なんか想像していたのと違うっ。
瀟洒でもないし、田舎道でもない…。名前負けしてる?
…と、生意気なことを思ってしまったのが「不運その3」。
違う道を歩いても行けるはずだと判断して、途中で道を外れます。
なんとかシャルルドゴール広場の市庁舎らしき建物にたどり着きました。(暑い…)
不鮮明なモノクロコピー地図はまったく頼りにならない…。
途中、日本人かな?と思えるような東洋人の男性と目が合った。
たぶん、ヴィシー・カヴィラム(フランス最大の外国人向けフランス語学校)の学生かも。
こういう場合、フランス語で話しかけるべきなのか、日本語で話しかけるべきなのか悩む。
結局、目で合図をするだけで通り過ぎる。
完全に道に迷った。。。
それでも、19世紀風の建物を見つけると写真には撮っていたりして。
このあたりで、黒人の女性に声をかけてみました。
「観光案内所に行きたいのですが…」
「観光案内所?ごめんなさい、知らないわ」
「じゃ、Parc des Sourcesでもわかりませんか」
「それならわかるけど、ちょっと遠いわよ。説明できないわ」
と、それらしき方向を指差す。
…遠いのか。いったいKaoluluはどこにいるのだろう!!
そうこうすると、ヴィシー・カヴィラムの看板が見えました。
が、地図にはカヴィラムの情報は載っていません。
Celestinsの敷地内の「U」(大学)か?
正解。今いるのは Célestins。なんと駅から西へ行くつもりが、南西へと進んでいました。
Parc des Célestinsの敷地内をうろうろし、うっかり大学へも入りそうになりました(苦笑)
Source des Célestins。
工事中のようでしたが、水をくんでいる人もいました。
あ〜、道に迷うって疲れるわ。。。おそらくここまで30分以上迷っています。
泉自体に匂いを感じることはなかったのだけど、
持って来た空のペットボトルに入れて口に含むと、独特の硫黄臭がする。
炭酸水。
マダムが黒いラブラドールと一緒にやって来て、犬も泉をぺろぺろしていました。
温度は22℃、pH6.7、
セレスタン公園の地下30メートルにある空洞から毎分167リットル湧いている。
現在、ヴィシーで唯一ボトリングされている水。
名前は、1410年、この岩の上にセレスタン修道院があったことに由来。
ヴィシー・セレスタンは、日本でも買えるはずだけど、たぶん高い。
どんな効能があるのかなぁ。。。
公園内のごつごつした岩山を上り、裏側の小さな門から外にでました。
ミシュランガイド(コピー地図だけだけど)の観光コースを逆向きに歩く。
ということは、たぶんあの四角い塔はCastel Francだろう。
で、急坂を下るところにあるのはMaison de Madam de Sévignéかな。
帰国後、観光局のサイトを見たら、
ミシュランのコースは家の裏側を通っていることがわかりました。
なんで裏側!?
なるほど、あの塔は、St-Blaise教会ってことね。
今は観光案内所に行くことしか頭にないので、とりあえず後回し。
あ、ここがアリエ川の橋の袂のSquqre Albert 1er…。
せっかくここまで来たのに、Kaoluluはまた道の選択を誤ります(汗)
後ろを振り向いてまっすぐ突き当たりの建物に行けば、Source de l'hôpitalで、
確実に源泉公園に近づくことができたのに、「北へ行かねば」という気持ちが働き、
Russie通りに入ってしまう…。
な〜んかすっごく豪華で瀟洒な建物が現れるようになったんだけど!
どうやらカジノがあるらしい。
またまた19世紀の可愛らしいお家が並ぶ。でも獣医さんの立て看板?
すぐ近くまで来ているはずなのに、いっこうに公園に到達できないので、
また人に道を聞きました。今度は白髪のマダム。
「観光案内所は、まっすぐ行ってギャラリーに突き当たったら左ですよ」
すぐ目の前に美しい山小屋風の家もあったのに、
写真も撮らずにマダムの言うことを聞いて道を急ぎます。
写真がないので、Googleさんから拝借…。
あああ!やっと観光案内所に到着しました!!
なんとここまで約1時間………?1時間!?
ま、待って、待って、待って〜〜〜!!!
ちょうど観光案内所からスタッフたちが出てきます。
ああ、ここはフランス。。。12時キッカリにお昼休みです(涙)
ヴィシーの不運その4。
不運はまだまだ続くのだった。
→ フランス旅行記2017〈パリ郊外とオーヴェルニュ〉全記事表示
by kaolulu-nv
| 2017-05-28 13:02
| 2017フランス旅行記
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