重すぎるフランスの小中学生の通学カバン
2016年 09月 05日
こんにちは、Kaoluluです。
昨日も今日もとっても蒸し暑くて…(汗)
昨日はフランス語教室のあと、ブログを更新するつもりが
なんとなくだらだらと過ごして終わってしまいました。
今日は、あつ〜い職場でぼ〜っとしながらお仕事。
さて、今日の話題は9月から新学期が始まったフランスの小中学生のニュースから。
→ France2: Cartables trop lourds : quelles solutions ?
「重すぎるカルターブル:どんな解決法が?」
カルターブルとは、フランスの小中学生が背負っている通学カバンのこと。
日本でいえばランドセルだけれど、それよりもっと自由で、
色も形も素材も様々なものを好き勝手に背負っている様子。
このカバン、いや、正確にはカバンの中身がものすごく重いそうで、
このカターブル重過ぎ問題は、1964年ごろから既にあるらしい。。。
「うちの子のランドセルも相当重いわ」という日本のお母さん方、驚くなかれ、
フランスの普通の小学生のカバン、
例えば、ニュースに出て来るジュール君のカバンは、なんと14kg。
ジュール君の体重は42kgだというから、実に体重の33%にもなるのです。
フランス政府の文部省によって、生徒の体重の10%までと決められているのですが、
一体全体、フランスの教科書出版社はどんな計算をしているのでしょうか…(汗)
運動療法士(日本でいえば整形外科医か整体師とでもいうのでしょうか)も、
子どもたちの姿勢の変形を心配しています。
中学校の中には、この問題を財政的に解決=教科書のデジタル化に投資しました。
アメリカのようにタブレットに?
いいえ。
彼らのカルターブルの中には、ノートとファイルのみで、教科書もタブレットもありません。
教科書は、黒板(プロジェクター式のホワイトボード)とインターネットで閲覧。
家に持って帰るのはテキストのコピーです。
この方法は1年前から進められていて、その経験から軽いカルターブルほど、
生徒の疲労が軽減されることがわかったそうです。
…むむっ。これでは教科書出版社はあがったりですね(と別の心配をするKaolulu)
ニュースを見るとわかるように、そもそも教科書が分厚くて重すぎるのでは?
と、日本人からすると思うのですが…。
フランス語を習い始めた時、フランスで作られた教科書の重さに驚いたものです。
「オールカラーだけど…フランスには良質な軽い紙はないのか??」
お〜い、日本の製紙会社、ヨーロッパへ紙を輸出してやって〜!(笑点風に)
日本の場合は、ランドセルがあります。
ランドセル自体が1〜1.5kgあるけれど、各社競って疲れない設計をしています。
それに、教科書の重さも小学生で1日1kg、中学生で2kgぐらいらしい。
(それ以外にノートとか習字道具とかあるんだろうけど…)
もしかしたら、「漢字」も重さ軽減に役立っているのかも…。
荷物は軽い方がいいですね。
Kaoluluはようやく電子辞書を買おうかと本気で検討中。
荷物軽減対策というよりは、老眼対策だけど(苦笑)
昨日も今日もとっても蒸し暑くて…(汗)
昨日はフランス語教室のあと、ブログを更新するつもりが
なんとなくだらだらと過ごして終わってしまいました。
今日は、あつ〜い職場でぼ〜っとしながらお仕事。
さて、今日の話題は9月から新学期が始まったフランスの小中学生のニュースから。
→ France2: Cartables trop lourds : quelles solutions ?
「重すぎるカルターブル:どんな解決法が?」
France2ニュース動画よりキャプチャー画像
カルターブルとは、フランスの小中学生が背負っている通学カバンのこと。
日本でいえばランドセルだけれど、それよりもっと自由で、
色も形も素材も様々なものを好き勝手に背負っている様子。
このカバン、いや、正確にはカバンの中身がものすごく重いそうで、
このカターブル重過ぎ問題は、1964年ごろから既にあるらしい。。。
「うちの子のランドセルも相当重いわ」という日本のお母さん方、驚くなかれ、
フランスの普通の小学生のカバン、
例えば、ニュースに出て来るジュール君のカバンは、なんと14kg。
ジュール君の体重は42kgだというから、実に体重の33%にもなるのです。
フランス政府の文部省によって、生徒の体重の10%までと決められているのですが、
一体全体、フランスの教科書出版社はどんな計算をしているのでしょうか…(汗)
運動療法士(日本でいえば整形外科医か整体師とでもいうのでしょうか)も、
子どもたちの姿勢の変形を心配しています。
中学校の中には、この問題を財政的に解決=教科書のデジタル化に投資しました。
アメリカのようにタブレットに?
いいえ。
彼らのカルターブルの中には、ノートとファイルのみで、教科書もタブレットもありません。
教科書は、黒板(プロジェクター式のホワイトボード)とインターネットで閲覧。
家に持って帰るのはテキストのコピーです。
この方法は1年前から進められていて、その経験から軽いカルターブルほど、
生徒の疲労が軽減されることがわかったそうです。
…むむっ。これでは教科書出版社はあがったりですね(と別の心配をするKaolulu)
ニュースを見るとわかるように、そもそも教科書が分厚くて重すぎるのでは?
と、日本人からすると思うのですが…。
フランス語を習い始めた時、フランスで作られた教科書の重さに驚いたものです。
「オールカラーだけど…フランスには良質な軽い紙はないのか??」
お〜い、日本の製紙会社、ヨーロッパへ紙を輸出してやって〜!(笑点風に)
日本の場合は、ランドセルがあります。
ランドセル自体が1〜1.5kgあるけれど、各社競って疲れない設計をしています。
それに、教科書の重さも小学生で1日1kg、中学生で2kgぐらいらしい。
(それ以外にノートとか習字道具とかあるんだろうけど…)
もしかしたら、「漢字」も重さ軽減に役立っているのかも…。
荷物は軽い方がいいですね。
Kaoluluはようやく電子辞書を買おうかと本気で検討中。
荷物軽減対策というよりは、老眼対策だけど(苦笑)
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n-gib31 at 2016-09-06 06:40
Kaoluluさん、こんばんは〜
カルターブル、昨年cpに入学する時にキャスター付きを用意したのですが階段上り下りで重たくて転落しかねないと1kgちっとの背負うタイプに買い換えました。金曜日に文房具入れ三つ(鉛筆、ハサミ、定規・色鉛筆・色ペン)持ち帰り月曜日に不足分を補充し持ち帰らせるのですが火曜日〜木曜日はA5サイズのノート3冊とファイル二つぐらいなので重くても2〜3kgぐらいでしょうか。10キロ越えとは持ち運びも大変ですね。
カルターブル、昨年cpに入学する時にキャスター付きを用意したのですが階段上り下りで重たくて転落しかねないと1kgちっとの背負うタイプに買い換えました。金曜日に文房具入れ三つ(鉛筆、ハサミ、定規・色鉛筆・色ペン)持ち帰り月曜日に不足分を補充し持ち帰らせるのですが火曜日〜木曜日はA5サイズのノート3冊とファイル二つぐらいなので重くても2〜3kgぐらいでしょうか。10キロ越えとは持ち運びも大変ですね。
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kaolulu-nv at 2016-09-06 22:13
n-gibさん、こんばんは!
息子さんは2年生ですね!おめでとうございます。
カルターブルは毎年買い替えるのでしょうか。子供の体が大きくなるのだから当然ですよね。むしろ6年間同じものを使う日本の方が不思議なのかも…。
重くても2〜3kg、それはきっと模範的な重さですね。10キロ超えは、大人だって大変です!文房具入れが3つも必要なんですね。最近の日本の子供はどんな荷物を持っているのだろうと、身近に子供がいないのでふと考えてしまう私です(苦笑)
息子さんは2年生ですね!おめでとうございます。
カルターブルは毎年買い替えるのでしょうか。子供の体が大きくなるのだから当然ですよね。むしろ6年間同じものを使う日本の方が不思議なのかも…。
重くても2〜3kg、それはきっと模範的な重さですね。10キロ超えは、大人だって大変です!文房具入れが3つも必要なんですね。最近の日本の子供はどんな荷物を持っているのだろうと、身近に子供がいないのでふと考えてしまう私です(苦笑)
by kaolulu-nv
| 2016-09-05 23:21
| 気になるフランス
|
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