モン・サン・ミシェルの大天使ミカエル像、2ヶ月の修復に
2016年 03月 16日
こんにちは、Kaoluluです。
今日は、ハッキリしない天気で、寒いんだか暖かいんだか…でした。
週末は連休。晴れるといいけれど、いくつか雨マークがあるみたい?
さて、今日は「モン・サン・ミシェル」のニュースを紹介します。
→ France3: L'archange du Mont-Saint-Michel hélitreuillé avant d'être redoré
「モン・サン・ミシェルの大天使、金箔の張り替え前にヘリでつり上げられる」
France3ニュース動画よりキャプチャー画像
l'archange というのが「大天使(ミカエル)」のこと。
発音は、「ラルカンジュ」となるので注意。「ラルシャンジュ」ではありません。
3月15日、昨日、モン・サン・ミシェル修道院のてっぺんについた、
大天使ミカエル像が、修復のため取り外されました。
貴重で、世界的に有名なものなので、海や風の状態を見計らい細心の注意を払って、
作業は慎重に行われました。
実は、このミカエル像の修復は、歴史上これで2回目なんだそうです。
前回は1987年で、NYの自由の女神と同じ鋳造所で作られたそう。
当時は、57万9300ユーロもかかったそうですが、これには、
修道院の尖塔部分の修復も含まれていました。
ミカエル像は、金箔を施した銅製で520kgあります。
今回は、ドルドーニュのペリグーにあるSocra社で修復されます。
全く輝きがなくなり、くすんだ黄色に見えますが、
これは、砂を含んだ風と、雷、悪天候が、表面の金を削り取り、中の銅が見えてきたせい。
保存のためには修復が必要で、
最終行程は、フランス最高の金箔師 Fabrice Gohard 氏が行う予定だそうです。
1987年の修復から短期間で金箔が剥離してしまった原因を究明している、
国立歴史建造物センター(CMN)は、像に避雷針を標準装備させるとも言っています。
避雷針を取り付けるために、ミカエルの持つ剣と、背中の翼を少し小さくするらしいです。
修復期間は2ヶ月。
ピカピカの大天使ミカエルが、修道院のてっぺんに戻って来る5月には、
日本人観光客も、フランスに戻って来るでしょう。
今日は、ハッキリしない天気で、寒いんだか暖かいんだか…でした。
週末は連休。晴れるといいけれど、いくつか雨マークがあるみたい?
さて、今日は「モン・サン・ミシェル」のニュースを紹介します。
→ France3: L'archange du Mont-Saint-Michel hélitreuillé avant d'être redoré
「モン・サン・ミシェルの大天使、金箔の張り替え前にヘリでつり上げられる」
l'archange というのが「大天使(ミカエル)」のこと。
発音は、「ラルカンジュ」となるので注意。「ラルシャンジュ」ではありません。
3月15日、昨日、モン・サン・ミシェル修道院のてっぺんについた、
大天使ミカエル像が、修復のため取り外されました。
貴重で、世界的に有名なものなので、海や風の状態を見計らい細心の注意を払って、
作業は慎重に行われました。
実は、このミカエル像の修復は、歴史上これで2回目なんだそうです。
前回は1987年で、NYの自由の女神と同じ鋳造所で作られたそう。
当時は、57万9300ユーロもかかったそうですが、これには、
修道院の尖塔部分の修復も含まれていました。
ミカエル像は、金箔を施した銅製で520kgあります。
今回は、ドルドーニュのペリグーにあるSocra社で修復されます。
全く輝きがなくなり、くすんだ黄色に見えますが、
これは、砂を含んだ風と、雷、悪天候が、表面の金を削り取り、中の銅が見えてきたせい。
保存のためには修復が必要で、
最終行程は、フランス最高の金箔師 Fabrice Gohard 氏が行う予定だそうです。
1987年の修復から短期間で金箔が剥離してしまった原因を究明している、
国立歴史建造物センター(CMN)は、像に避雷針を標準装備させるとも言っています。
避雷針を取り付けるために、ミカエルの持つ剣と、背中の翼を少し小さくするらしいです。
修復期間は2ヶ月。
ピカピカの大天使ミカエルが、修道院のてっぺんに戻って来る5月には、
日本人観光客も、フランスに戻って来るでしょう。
by kaolulu-nv
| 2016-03-16 22:58
| 気になるフランス
|
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