今日はリヨンの話…ポール・ボキューズとバーチャルツアー
2016年 03月 12日
こんにちは、Kaoluluです。
曇天ですが、久しぶりに2時間半の散歩をしてきました。
寒かったですっ。
今まで、区画整理のために伐採された森の辺りは避けていたのですが、
今日、勇気を出して歩いてみて改めてショックを受けました。
幼い頃からよく通った道のはずなのに、
自分がどこにいるのかよくわからない!
「あ、ここは!」とわかったところは写真を撮っておきました。
寂しくなった心を温めるために、帰りに美味しいバゲットを買って帰りました。
さて、今日は「リヨン」の話題を探してみました。やっぱり料理ですね(笑)
今月3日に紹介した、エコール辻もリヨン近くのボジョレーにありますし。
その辻調理師学校の創設者、辻静夫氏と親友だった
三ツ星シェフ、ポール・ボキューズのお店は、リヨンの名店 Maison Bocuse。
辻氏は故人ですが、ポール・ボキューズシェフはご健在。
今年の2月11日に90歳になられました。
→ France3: Gastronomie : Paul Bocuse fête ses 90 ans
「ガストロノミー:ポール・ボキューズ、90歳を祝う」2016年2月11日
France3 ニュース動画よりキャプチャー画像
ポール・ボキューズ氏は、もう52年も三ツ星を冠しています!
「pape de la gastronomie française フランス美食界の大御所」との異名を持つ…。
素朴で良質。
これが、ポール・ボキューズ氏によって守られてきた指示だそう。
彼は毎朝挨拶をしに、みんなに会いに、厨房のいい匂いを嗅ぎにやって来きます。
彼にとって、それはとても大切なことで、それが彼の人生の全てです。
…と話す厨房で働くシェフ。
90歳のシェフには飾りはいらない。
ただ、愛情を込めて丹念に作られた家庭的な美味しい料理であればいい。
父の90歳の誕生祝いのために、
わざわざアメリカから息子のジェロームシェフ(画像右)が駆けつけました。
Maison Baucuse の将来と仕事を引き継ぐのは彼。
「彼はとても充実した人生を送りました。私たちは彼を誇りに思いますし、彼が10年後もそこにいて、100歳を祝うことを願ってます」
とジェロームシェフ。
ニュースレジュメは、
Si tel était le cas, jamais le cuisinier du siècle n'aurait aussi bien porté son nom. Allez, bon anniversaire Mr Paul.
「もし、そうならば(彼が100歳まで生きたなら)、世紀の料理人は自分の名前をあまり名乗ることもないかもしれない。さぁ、お誕生日おめでとう、ポールさん」
と締めくくっているのだけど、よく意味がわかりませんでした。
たぶん、「son nom」は「名字」のことだと思います。
10年後には、息子のジェロームさんが「ボキューズ氏」と呼ばれているはずだから、
もう、ポールさんですね、ということなんでしょう。
リヨンの Maison Baucuse、一生に一度は行ってみたい三ツ星レストランです。
***
それと、リヨンについての動画を探していて、素敵なテレビ番組をみつけました。
France5 の「Echappées belles」。
France5 のサイトでは日本からは視聴できませんが、
古い番組が昨年夏に一気に番組公式Youtubeにアップされたようです。
世界中を旅する番組なので、日本も東京や京都などが紹介されています。
ちなみに échapées belles とは「隙間越しの美しい景色」という意味。
「束の間の絶景」と意訳してもいいかもしれません。
動詞échaper は「逃げる、逃れる/漏れる」なのに、
名詞échapée は「隙間越しの見晴らし」という、かなり具体的な意味になってしまう不思議。
日本語の「束の間」の「束」は、昔の単位で、「一束」は指4本分の幅だそう。
それがいつしか空間の幅ではなく、時間の長さをさすように。。。
握りこぶし1つぶんの狭い隙間から漏れる絶景ならば、束の間の絶景でもいいかも…。
とても美しいリヨンの町並みが見られます。
1日目は、ボキューズ市場、trabouleを通り抜けてノートルダム寺院まで散策、
ソーヌ川クルーズと新市街、チーズ熟成師、
アンスティチュ・ボキューズ(料理学校)の留学生たち、
夜のブションとバー、2日目は地下ギャラリーの謎と、Tête d'orのバラ園と動物園、
ちょっとリヨンから足を延ばしてChazelles sur Lyonの帽子工房を訪れています。
(1時間30分の番組ですが、リヨンの部分は初めの1時間です)
迷路のような traboule は、ガイドがいないと旅行者には難しそうですが、
最近はリヨン観光局のサイト(日本語あり)に traboule 地図アプリがありますし、
ガイドツアーの予約もサイトで出来て、とても便利です。
(Lyon city card を買えば、1回無料でガイドに参加できるそう)
1時間たっぷり↑の番組を見て、すっかり、週末旅気分。
リヨン・バーチャルツアーを楽しみました(笑)
日本語だとありがたいんだけど…フランス語です。
曇天ですが、久しぶりに2時間半の散歩をしてきました。
寒かったですっ。
今まで、区画整理のために伐採された森の辺りは避けていたのですが、
今日、勇気を出して歩いてみて改めてショックを受けました。
幼い頃からよく通った道のはずなのに、
自分がどこにいるのかよくわからない!
「あ、ここは!」とわかったところは写真を撮っておきました。
寂しくなった心を温めるために、帰りに美味しいバゲットを買って帰りました。
さて、今日は「リヨン」の話題を探してみました。やっぱり料理ですね(笑)
今月3日に紹介した、エコール辻もリヨン近くのボジョレーにありますし。
その辻調理師学校の創設者、辻静夫氏と親友だった
三ツ星シェフ、ポール・ボキューズのお店は、リヨンの名店 Maison Bocuse。
辻氏は故人ですが、ポール・ボキューズシェフはご健在。
今年の2月11日に90歳になられました。
→ France3: Gastronomie : Paul Bocuse fête ses 90 ans
「ガストロノミー:ポール・ボキューズ、90歳を祝う」2016年2月11日
ポール・ボキューズ氏は、もう52年も三ツ星を冠しています!
「pape de la gastronomie française フランス美食界の大御所」との異名を持つ…。
素朴で良質。
これが、ポール・ボキューズ氏によって守られてきた指示だそう。
彼は毎朝挨拶をしに、みんなに会いに、厨房のいい匂いを嗅ぎにやって来きます。
彼にとって、それはとても大切なことで、それが彼の人生の全てです。
…と話す厨房で働くシェフ。
90歳のシェフには飾りはいらない。
ただ、愛情を込めて丹念に作られた家庭的な美味しい料理であればいい。
父の90歳の誕生祝いのために、
わざわざアメリカから息子のジェロームシェフ(画像右)が駆けつけました。
Maison Baucuse の将来と仕事を引き継ぐのは彼。
「彼はとても充実した人生を送りました。私たちは彼を誇りに思いますし、彼が10年後もそこにいて、100歳を祝うことを願ってます」
とジェロームシェフ。
ニュースレジュメは、
Si tel était le cas, jamais le cuisinier du siècle n'aurait aussi bien porté son nom. Allez, bon anniversaire Mr Paul.
「もし、そうならば(彼が100歳まで生きたなら)、世紀の料理人は自分の名前をあまり名乗ることもないかもしれない。さぁ、お誕生日おめでとう、ポールさん」
と締めくくっているのだけど、よく意味がわかりませんでした。
たぶん、「son nom」は「名字」のことだと思います。
10年後には、息子のジェロームさんが「ボキューズ氏」と呼ばれているはずだから、
もう、ポールさんですね、ということなんでしょう。
リヨンの Maison Baucuse、一生に一度は行ってみたい三ツ星レストランです。
***
それと、リヨンについての動画を探していて、素敵なテレビ番組をみつけました。
France5 の「Echappées belles」。
France5 のサイトでは日本からは視聴できませんが、
古い番組が昨年夏に一気に番組公式Youtubeにアップされたようです。
世界中を旅する番組なので、日本も東京や京都などが紹介されています。
ちなみに échapées belles とは「隙間越しの美しい景色」という意味。
「束の間の絶景」と意訳してもいいかもしれません。
動詞échaper は「逃げる、逃れる/漏れる」なのに、
名詞échapée は「隙間越しの見晴らし」という、かなり具体的な意味になってしまう不思議。
日本語の「束の間」の「束」は、昔の単位で、「一束」は指4本分の幅だそう。
それがいつしか空間の幅ではなく、時間の長さをさすように。。。
握りこぶし1つぶんの狭い隙間から漏れる絶景ならば、束の間の絶景でもいいかも…。
とても美しいリヨンの町並みが見られます。
1日目は、ボキューズ市場、trabouleを通り抜けてノートルダム寺院まで散策、
ソーヌ川クルーズと新市街、チーズ熟成師、
アンスティチュ・ボキューズ(料理学校)の留学生たち、
夜のブションとバー、2日目は地下ギャラリーの謎と、Tête d'orのバラ園と動物園、
ちょっとリヨンから足を延ばしてChazelles sur Lyonの帽子工房を訪れています。
(1時間30分の番組ですが、リヨンの部分は初めの1時間です)
迷路のような traboule は、ガイドがいないと旅行者には難しそうですが、
最近はリヨン観光局のサイト(日本語あり)に traboule 地図アプリがありますし、
ガイドツアーの予約もサイトで出来て、とても便利です。
(Lyon city card を買えば、1回無料でガイドに参加できるそう)
1時間たっぷり↑の番組を見て、すっかり、週末旅気分。
リヨン・バーチャルツアーを楽しみました(笑)
日本語だとありがたいんだけど…フランス語です。
by kaolulu-nv
| 2016-03-12 19:20
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