フランス、職場に Bento 定着
2016年 01月 12日
こんにちは、Kaoluluです。
久しぶりの雨で、薄暗い朝です。
今日は週末のフランスのニュースから1つ。
昨日紹介してもよかったのだけど1日遅れです。
2010年頃から「Bento」ブームが始まったフランス。
2011年にはフランス語の辞書にもbentoの項目が掲載されるようになりました。
キャラ弁を作る人がいたり、お弁当屋さんができたり、
最近はニュースにもならなかったけれど、ブームが去って、すっかり現地に定着したようです。
→ France2: Tendance : le retour de la gamelle au déjeuner
「トレンド:ランチに弁当箱回帰」
「tendance」って「傾向」という意味なんだけど、意味が分かりにくいので、
「流行」と訳したりしていました。「トレンド」というと、ぴったりだと今頃気づいた次第。
France2ニュース映像よりキャプチャー画像
「gamelle」というのは、本来、そのまま火にかけたり湯煎できる「飯盒」のことで、
現代は「弁当箱」と訳してOK。
つまり、このニュースでも言っていますが、
フランスでも「bento は今に始まったものではない」のです。
70年代まで、工場の労働者たちは、経済的な理由で各自gamelleを持参していました。
中身は決してヘルシーなものではなかったけれど…。
それが、現代のオフィスに戻って来た。もはや流行ではなく、不可欠なものとして。
取材先のスポーツウェアの縫製工場では、
お昼休み、従業員たちがそれぞれ家から持参したお弁当を広げています。
それにしても大きなタッパーですね(苦笑)
お弁当を持参する一番の理由は「お金の節約」。
「もし、毎日スーパーのお惣菜(直訳:既成の軽食petits plats préparés)を買っていたら、とっても高くついたはず」
とコメント。
もう1つの取材先は、ブルターニュにある交通チケットのネット販売会社。
ここでも、お昼になるといわゆる給湯室のレンジで、家から持参した弁当をチンしています。
経済的以外のお弁当を持参する理由は「時間の節約」と「よい食事」。
確かに、フランスでレストランに入ると結構時間がかかってしまいます。
だからといって毎日サンドイッチだけだと、栄養的にどうかなという感じも…。
このオフィスでのランチ改革は、もちろん、日本の影響が大きい。
ガテン系「gamelle」のイメージが、ヘルシーな「bento」のイメージに変わり、
今やオシャレアイテムの1つとなっています。
パリ1区にある「Komikku」というお店では、カラフルなお弁当箱が売られています。
本来は日本の漫画を売るお店だったようですが、お弁当箱も人気みたいですね。
20ユーロから50ユーロと、結構いい値段です。
売られている monbento↓というブランドは、地元フランスの弁当箱メーカー。
おお…。これは何を詰めても美味しそうに見えるかも!さすがおフランス!オシャレ。
サイトを見ると、カラフルなお弁当箱や、水筒、携帯カトラリーなどいろいろあって楽しい。
日本でも買えるのかなぁ。
ニュースに登場する食品保存用のタッパーウェアは、持ち歩くには大き過ぎ。
車通勤ならいいけど、電車通勤の場合、細長い方がカバンに入れやすいですよね。
monbento は日本の通勤・通学でも十分使えそう。
それにしても、フランス人のお弁当の詰め方って隙間多すぎるような。。。
学校や職場に着いた時、寄り弁になってるんじゃないかな。
(→ ニュースの最後に出てくる料理ブロガーさんのブログ参照)
それと、フランスの弁当レシピサイトを見ていると、生ものが多すぎる気も。
冬はいいけど、夏場は食中毒対策も考えた方がいいですよね。
フランスの弁当文化は、まだまだ独自の進化をしそうです。
久しぶりの雨で、薄暗い朝です。
今日は週末のフランスのニュースから1つ。
昨日紹介してもよかったのだけど1日遅れです。
2010年頃から「Bento」ブームが始まったフランス。
2011年にはフランス語の辞書にもbentoの項目が掲載されるようになりました。
キャラ弁を作る人がいたり、お弁当屋さんができたり、
最近はニュースにもならなかったけれど、ブームが去って、すっかり現地に定着したようです。
→ France2: Tendance : le retour de la gamelle au déjeuner
「トレンド:ランチに弁当箱回帰」
「tendance」って「傾向」という意味なんだけど、意味が分かりにくいので、
「流行」と訳したりしていました。「トレンド」というと、ぴったりだと今頃気づいた次第。
「gamelle」というのは、本来、そのまま火にかけたり湯煎できる「飯盒」のことで、
現代は「弁当箱」と訳してOK。
つまり、このニュースでも言っていますが、
フランスでも「bento は今に始まったものではない」のです。
70年代まで、工場の労働者たちは、経済的な理由で各自gamelleを持参していました。
中身は決してヘルシーなものではなかったけれど…。
それが、現代のオフィスに戻って来た。もはや流行ではなく、不可欠なものとして。
取材先のスポーツウェアの縫製工場では、
お昼休み、従業員たちがそれぞれ家から持参したお弁当を広げています。
それにしても大きなタッパーですね(苦笑)
お弁当を持参する一番の理由は「お金の節約」。
「もし、毎日スーパーのお惣菜(直訳:既成の軽食petits plats préparés)を買っていたら、とっても高くついたはず」
とコメント。
もう1つの取材先は、ブルターニュにある交通チケットのネット販売会社。
ここでも、お昼になるといわゆる給湯室のレンジで、家から持参した弁当をチンしています。
経済的以外のお弁当を持参する理由は「時間の節約」と「よい食事」。
確かに、フランスでレストランに入ると結構時間がかかってしまいます。
だからといって毎日サンドイッチだけだと、栄養的にどうかなという感じも…。
このオフィスでのランチ改革は、もちろん、日本の影響が大きい。
ガテン系「gamelle」のイメージが、ヘルシーな「bento」のイメージに変わり、
今やオシャレアイテムの1つとなっています。
パリ1区にある「Komikku」というお店では、カラフルなお弁当箱が売られています。
本来は日本の漫画を売るお店だったようですが、お弁当箱も人気みたいですね。
20ユーロから50ユーロと、結構いい値段です。
売られている monbento↓というブランドは、地元フランスの弁当箱メーカー。
おお…。これは何を詰めても美味しそうに見えるかも!さすがおフランス!オシャレ。
サイトを見ると、カラフルなお弁当箱や、水筒、携帯カトラリーなどいろいろあって楽しい。
日本でも買えるのかなぁ。
ニュースに登場する食品保存用のタッパーウェアは、持ち歩くには大き過ぎ。
車通勤ならいいけど、電車通勤の場合、細長い方がカバンに入れやすいですよね。
monbento は日本の通勤・通学でも十分使えそう。
それにしても、フランス人のお弁当の詰め方って隙間多すぎるような。。。
学校や職場に着いた時、寄り弁になってるんじゃないかな。
(→ ニュースの最後に出てくる料理ブロガーさんのブログ参照)
それと、フランスの弁当レシピサイトを見ていると、生ものが多すぎる気も。
冬はいいけど、夏場は食中毒対策も考えた方がいいですよね。
フランスの弁当文化は、まだまだ独自の進化をしそうです。
by kaolulu-nv
| 2016-01-12 10:12
| 気になるフランス
|
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