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ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

クリスマスの後はオニオンスープ

クリスマスの後はオニオンスープ_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
寒いんだか暖かいんだか…。
ちょっぴり風邪をひいてしまいまして、
ブログ更新がとびとびになっています(苦笑)

さて、そんな風邪引きさんにもよさそうなあったかメニューを
今日は紹介します。

日本でいえば、年末年始の暴飲暴食の後、七草がゆで胃を休める的なものでしょうか、
フランス版「体を休める料理」の定番は「オニオンスープ」らしい。
クリスマスパーティーで徹夜しちゃった翌日にピッタリのメニュー。


最近このブログに頻繁に登場する France3 の Météo à la carte からです。

一年中採れる玉ねぎですが、今回使うのは「oignon jaune 黄色玉ねぎ」と呼ばれるもの。
って、日本人にとっては、これが普通の玉ねぎですね。
材料も作り方も至ってシンプル。付け合わせはポーチドエッグトースト。

〈材料〉4人分
玉ねぎ 5玉
バター 適量
小麦粉 15g
フォン・ド・ヴォー(仔牛肉と野菜を煮込んだだし)4人分
卵 4個
パン 4枚
しブレット 適宜


フォン・ド・ヴォーは、日本なら市販品の缶詰などで十分でしょう。
たぶん、フランスの一般家庭でもフォン・ド・ヴォーを1から作っているとは思えないし…。
パンはできれば、ライ麦パンや田舎パンがいいですね。
シブレットは、日本ならあさつきで代用する感じかな。

〈作り方〉
1)玉ねぎを薄切りにします。鍋でバターを溶かし、鍋底にくっつかないように気をつけて、10分間玉ねぎを炒めます。
2)スープにとろみをつけるため、鍋に小麦粉を入れます。続いてフォン・ド・ヴォーを加えます。
3)ポーチドエッグを作ります。小さな器に白ワインビネガーを小さじ一杯入れ、そこに卵を崩さないように割り入れます。
4)お鍋一杯にお湯を沸かし、そこへ静かに卵を流し入れます。ゆで時間は3分。水温が高すぎると、ゆであがるのが早くなるので注意して下さい。
5)パンをトーストして、ポーチドエッグを載せ、塩こしょうし、刻んだしブレットを散らします。それから皿にオニオンスープを満たし、隣にトーストのポーチドエッグ載せを置いたらできあがり。


簡単!
伝統的なオニオンスープは、フォン・ド・ヴォーに白ワインを、ルイ14世はシャンパンを
加えていたそうですが、こちらの家庭ではどちらもナシだそうです。

トーストに載せたポーチドエッグは、どうやって食べるんだろう?と興味津々見ていたら、
普通にナイフとフォークで半熟のポーチドエッグとパンを一緒にカットして食べてました。
素朴で、なんてことのないおかずだけど、ホントに美味しそう…。

クリスマスの後はオニオンスープ_f0176688_17445952.gif う〜む。缶詰のフォン・ド・ヴォーを用意するのもちょっと面倒だから、
 固形スープの素で作ってみようかな。え、それって全く別物?(苦笑)
 シンプルな家庭料理は、フランスも日本もどこか似ていて、ホッとします。
クリスマスの後はオニオンスープ_f0176688_13504818.jpg

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by kaolulu-nv | 2015-12-26 17:53 | 気になるフランス | Comments(0)

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