地中海のナガスクジラ
2014年 11月 10日
こんにちは、Kaoluluです。
週末のお天気と打って変わって今日はいい天気。
ん?予報外れたかな?
先週の予報では火曜までグズグズって言ってたと思う…。
昨日は「La Belle et la Bête」を読み終えました。
TV5Mondeの電子図書館版は、たったの11ページでした。
この「美女と野獣」、今日本で公開されている映画は、長い本当の原作のほうで、
Kaoluluが今回読んだTV5版は、Jeanne-Marie Leprince de Beaumontの短縮編の更に短縮でした。
短縮版は、子供向けになっているらしく、王子がなぜ意地悪な妖精に魔法を掛けられたのかなど、
詳細がすっかり省かれています。でも、フランス語の勉強にはなりました。お薦めします。
さて、突然ですが、今日のニュースは「クジラ」。
実は先週も「バスク沖でマッコウクジラ現れる」というニュースを見たばかりだったのですが、
昨日、それとは別で「カマルグの浜にクジラが打ち上げられる」というニュースも見たのです。
→ BFMTV: Une baleine de quinze tonnes échouée sur une plage camarguaise(11月8日)
「カマルグの浜に打ち上げられた15トンのクジラ」
BFMTVはニュースがYoutubeで見られるのでリンクを貼りましたが、
Kaoluluが実際に読んだのは、France3のこちら。
→ France3: Une baleine échouée sur une plage de Camargue(11月8日)
「カマルグの浜に打ち上げられたクジラ」
BFMTVでは「15トン」とありますが、France3では「十数トン」としています。
クジラが、地中海沿岸のカマルグの浜に打ち上げられたのは7日金曜日のこと。
「échouer」は「失敗する、挫折する」という意味でよく使うと思いますが、
「座礁する」という意味があり、ここでは「打ち上げられた」と訳しました。
野次馬(まさに馬)が見ているクジラは、世界で2番目に大きな哺乳類「ナガスクジラ」。
フランス語では「le rorqual commun」と言うそう。
このクジラは地中海に生息。
こんなに大きなクジラが、外海じゃなくて、地中海にいるんですね。
ちなみに、世界で1番大きな哺乳類は「シロナガスクジラ」。
こちらはフランス語で「la baleine bleue」と言うそうです。青クジラ。
カマルグに打ち上げられたこのクジラはオス。
どうやら、死んで浜に打ち上げられる前に、大型船と衝突したとみられます。
カマルグ自然保護のディレクターは、腐敗が進行中のクジラの撤去の困難について説明。
「問題は、クジラが既に膨らんでいることだ。つまり、肉がばらけやすい。ダイナマイトで粉砕するにせよ、解体できる場所へ運ぶにせよ、海に運び出さねばならない。明日の予報が悪天候なのを考えると、それは不可能と思われる。2つ目の解決法は、地上で行うこと。クレーンを使って、解体し、運び出す」
10数トンの巨体を解体…大変です。もう終わったのかな。。。?
あ、そうだ、もう1つのマッコウクジラのニュースは11月4日のもの。
→ France3: Une baleine à bosse près des côtes basques
「バスク海岸近くのマッコウクジラ」
「à bosse」は「コブのある」ということで、頭の丸い「マッコウクジラ」。
マッコウクジラが海面から飛び上がるのを、約10年船に乗っていて今回初めて見たという漁師。
でも実は、バスク沖はマッコウクジラの回遊ルートなんだって。
こちらは珍しいことではないようです。ただ、普段は姿が見えないだけで。
今日はクジラの話でした。
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週末のお天気と打って変わって今日はいい天気。
ん?予報外れたかな?
先週の予報では火曜までグズグズって言ってたと思う…。
昨日は「La Belle et la Bête」を読み終えました。
TV5Mondeの電子図書館版は、たったの11ページでした。
この「美女と野獣」、今日本で公開されている映画は、長い本当の原作のほうで、
Kaoluluが今回読んだTV5版は、Jeanne-Marie Leprince de Beaumontの短縮編の更に短縮でした。
短縮版は、子供向けになっているらしく、王子がなぜ意地悪な妖精に魔法を掛けられたのかなど、
詳細がすっかり省かれています。でも、フランス語の勉強にはなりました。お薦めします。
さて、突然ですが、今日のニュースは「クジラ」。
実は先週も「バスク沖でマッコウクジラ現れる」というニュースを見たばかりだったのですが、
昨日、それとは別で「カマルグの浜にクジラが打ち上げられる」というニュースも見たのです。
→ BFMTV: Une baleine de quinze tonnes échouée sur une plage camarguaise(11月8日)
「カマルグの浜に打ち上げられた15トンのクジラ」
BFMTVはニュースがYoutubeで見られるのでリンクを貼りましたが、
Kaoluluが実際に読んだのは、France3のこちら。
→ France3: Une baleine échouée sur une plage de Camargue(11月8日)
「カマルグの浜に打ち上げられたクジラ」
BFMTVでは「15トン」とありますが、France3では「十数トン」としています。
クジラが、地中海沿岸のカマルグの浜に打ち上げられたのは7日金曜日のこと。
「échouer」は「失敗する、挫折する」という意味でよく使うと思いますが、
「座礁する」という意味があり、ここでは「打ち上げられた」と訳しました。
野次馬(まさに馬)が見ているクジラは、世界で2番目に大きな哺乳類「ナガスクジラ」。
フランス語では「le rorqual commun」と言うそう。
このクジラは地中海に生息。
こんなに大きなクジラが、外海じゃなくて、地中海にいるんですね。
ちなみに、世界で1番大きな哺乳類は「シロナガスクジラ」。
こちらはフランス語で「la baleine bleue」と言うそうです。青クジラ。
カマルグに打ち上げられたこのクジラはオス。
どうやら、死んで浜に打ち上げられる前に、大型船と衝突したとみられます。
カマルグ自然保護のディレクターは、腐敗が進行中のクジラの撤去の困難について説明。
「問題は、クジラが既に膨らんでいることだ。つまり、肉がばらけやすい。ダイナマイトで粉砕するにせよ、解体できる場所へ運ぶにせよ、海に運び出さねばならない。明日の予報が悪天候なのを考えると、それは不可能と思われる。2つ目の解決法は、地上で行うこと。クレーンを使って、解体し、運び出す」
10数トンの巨体を解体…大変です。もう終わったのかな。。。?
あ、そうだ、もう1つのマッコウクジラのニュースは11月4日のもの。
→ France3: Une baleine à bosse près des côtes basques
「バスク海岸近くのマッコウクジラ」
「à bosse」は「コブのある」ということで、頭の丸い「マッコウクジラ」。
マッコウクジラが海面から飛び上がるのを、約10年船に乗っていて今回初めて見たという漁師。
でも実は、バスク沖はマッコウクジラの回遊ルートなんだって。
こちらは珍しいことではないようです。ただ、普段は姿が見えないだけで。
今日はクジラの話でした。
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by kaolulu-nv
| 2014-11-10 11:06
| 気になるフランス
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