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Kaoluluの日誌:France/news/旅

ロレーヌ地方の贈り物、ベルガモット・ド・ナンシー

ロレーヌ地方の贈り物、ベルガモット・ド・ナンシー_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日は雪+大変寒い日でしたが、
今日は晴れて気温も10度くらいになりそう。
明日には病院に行けるかな?042.gif
まだ、若干腰の痛みが残っています。。。
これからは、毎日ラジオ体操をすることにしました。024.gif

さて、昨日の記事の続きです。昨日の写真にも写っていました、
ロレーヌ地方のお土産、Bergamote de Nancy ベルガモット・ド・ナンシー
ロレーヌ地方の贈り物、ベルガモット・ド・ナンシー_f0176688_1055322.jpg
パッケージの絵は、ナンシーのスタニスラス広場の門ですね?024.gif

ナンシーと言えば、アール・ヌーボー!と、近代美術好きな日本人なら思い浮かぶでしょう。
世界遺産好きなら、スタニスラス広場!って思うでしょうか。(う〜む。ちとマニアックか?)

18世紀、ポーランドからやって来た王・スタニスラスはロレーヌ公として迎えられ、
それを讃えて作られたロココ調の広場。

スタニスラス王がロレーヌに来た経緯はとっても複雑!042.gif簡単にまとめると…、

自分の娘がフランス王ルイ15世に嫁いでいた。
前ポーランド王の死後、義理の息子がスタニスラスのポーランド王位復活を主張して再度王座に。
しかし、ロシアがそれに抵抗。フランスとロシアの戦いになり、フランスが敗れる。
今度はスタニスラス自身がロシアと戦うが敗北。
スタニスラスはポーランド王を退位し、ルイ15世にフランス・ロレーヌ公国を与えられた。
…とかなり大雑把だけれど、こんな感じ。(*読解が間違っていたので訂正しました。040.gif

このスタニスラス公がとってもグルメだったそう。彼のお陰で生まれたお菓子は数多い。011.gif
ベルガモット・ド・ナンシーは19世紀からある飴ですが、
ベルガモットはスタニスラス公の好きだった香りと言われているとか。

ロレーヌ地方の贈り物、ベルガモット・ド・ナンシー_f0176688_11202573.jpg
わーい、初めて食べられる!016.gif
ロレーヌ地方の贈り物、ベルガモット・ド・ナンシー_f0176688_11213149.jpgアールグレーの香り付けに使われるベルガモット。優しい香りです。

昨日のミラベルと同じで、これも昔、「月刊専門料理」でイラストを描いたことがあります。
←これ。
本物は意外と艶が消えていて、オレンジ色というよりもう少し黄色っぽいかしらね。


コンフィズリーで作られている動画がありました。へぇ、こうして作るんだ!005.gif


これ、日本でも絶対売れます!誰か作ってくれないかなぁ。024.gif
ロレーヌ地方へ行けたら、買って来ようっと!いや、スタニスラス広場を見てみたい!
(いつ行けるんだろう?)


*追記*
ちょっとタイムリーなニュースを見つけたので。
TF1: Un lycéen poursuivi pour avoir filmé Nancy avec un drone
droneというのは、最近日本のテレビでも使用されている空中を自由に飛んで撮影できる
小型カメラ。
ネット通販でdroneを購入した地元の18歳の高校生が、ナンシーをネットで紹介しようと、
町を空中撮影してYoutubeにアップしました。
40万回再生されるほどの大好評だったのだけど、
他人を傷つける可能性がある問題許可なしに撮影した、プライバシー侵害の問題で、裁判所に呼び出されてしまったそう。
う〜む。気持ちはわかるけれど、これは難しい問題ですね。
空から撮影されると、誰も「撮らないで」って言えないし…。
↑のニュースでは彼が撮影したスタニスラス広場が断片的に見られます。
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by kaolulu-nv | 2014-02-16 11:33 | 気になるフランス | Comments(0)

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