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ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

「脳と機械をつないでみたら」

「脳と機械をつないでみたら」_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
気がつけば、今月も既に後半。。。
展覧会の準備を中断したまま、せっせと働いております。
なんとしても今月中に終わらせるぞ!

と、今年の春に作っていた本が、昨日刊行になりました。
「脳と機械をつないでみたら」_f0176688_22311766.jpg

「岩波現代全書:脳と機械をつないでみたら BMIから見えてきた」
櫻井芳雄著 岩波書店 1900円+税

今回はちょっと難しい本です。042.gif

BMIとは、「Brain-Machine Interface」のことで、
タイトル通り、「脳と機械を繋ぐ」システム。

Kaoluluは、この10年、こういう脳神経や遺伝子などの本の図版を、たびたび描いています。
毎回同じ内容と思ったら大間違い。
技術の進歩と新しい発見にいつも驚かされます。

脳から体に送られる命令は、その神経細胞ニューロンから発せられる電気信号。

これは高校生の生物で習ったと思うけれど、それを実際に機械に繋いで動かせるなんて、
もうまるでSFの世界です。
機械工学の技術進歩によって、装置もますます軽量化され、現実になってきた世界。

脳の信号が全て解明されれば、本当にロボコップが生まれてしまいそうですね。004.gif

Kaoluluは章扉のイラストや、中の挿絵、グラフなどを担当いたしました。
「脳と機械をつないでみたら」_f0176688_2245317.jpg
こんな感じ。。。よく見ると怖い絵は、ちょっと軽い感じに。
科学の本は、猿、猫、ネズミを描くことが結構多いです。

*岩波書店サイトより
念じるだけで機械を動かす!? 「攻殻機動隊」や「ロボコップ」の世界を現実にするかのようなBMI――脳と機械を直接つないだ究極の身体代替システム――の研究は,どこまで進んでいるのか.脳の特性や構造,機能の実態を,最新の知見から解説.研究の面白さと神経科学における重要性,社会への影響をわかりやすく述べる.

〈もくじ〉
はじめに
第1章 脳で機械を動かす?
第2章 BMIが突きつけた脳の根本問題
第3章 BMIにつながる脳と脳研究の実態
第4章 神経科学とBMIの未来


詳しくは岩波書店サイトで。
↑「はじめに」と「第1章」の一部をPDFで立ち読みすることもできます。

SF映画の世界は現実のものになるのか、最新の研究を知りたい人にお薦めです!



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「脳と機械をつないでみたら」_f0176688_11275646.jpgL'exposition " Les 3 illustratrices" à Paris
会場:Espace Japon/→ NetVillage version français
2013年10月8日〜19日 開催まで、あと82日
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by kaolulu-nv | 2013-07-19 08:00 | 本のお知らせ | Comments(0)

by kaolulu-nv
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