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Un chanson engagé 社会派ソング

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写真がないと寂しいので、近所のパン屋さんのトラディショナル。
焼きたてを何も付けないでつまみ食いするのが美味しい。


f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。

台風が直撃する。
そう予告されてから何時間経ったでしょうか。

昨日、帰宅したら長老が家の雨戸を全て閉めていました。
思わず、台風が来るのは11日夜だっけ??とネットで検索してしまいました。
一晩ズレてる!(苦笑)

おそらく、今日の夕方に暴風域に入りそうです。

月1ペース更新になってしまったこのブログ。
なのに手抜きで、フランスの音楽紹介です。
Kaoluluが注目していた Lllian Reneaud が今年の5月に久々に活動を再開。



デビュー時の力強さが好きだったKaoluluには悲しくて寂しい曲なんだけど…。
彼がこういう路線に行きそうな気配は2枚目のアルバムからも既に感じられていました。

3枚目のアルバムからの2番目のシングルとなるこの「Quoi de plus beau」。
昨日Youtubeでクリップが公開されてからengagéだという感想が寄せられています。

engagé。日本語にとても訳しにくい。
社会的・政治的問題に訴えかける、と訳したらいいのでしょうか。

クリップの最後に出て来るメッセージ。

Deux agriculteurs se suicident chaque jour à force de pressions, à en perdre les valeurs même de leur métier, jusqu'à en être insultés, montrés du doigt.

一日に2人の農業従事者がプレシャーによって自殺する。彼らの職業の価値は失われ、侮辱され、指差されるものさえいる。

私たちにはなかなか知る機会のない現実を歌で伝えようとしている。
社会批判を歌うのは勇気がいることだと思う。

彼の吠えるような低音が好きなので、もっと力強い歌も聴きたいです。
それにはまず、Monsieur Présidentが彼と農業従事者の訴えに応えなければならないのかも。
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# by kaolulu-nv | 2019-10-12 15:25 | 気になるフランス | Comments(0)

「侍女の物語」マーガレット・アトウッド

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趣味は読書。と言ってもいいくらい、週末は本を読んでいる。
先週末の3連休に読んだのは「侍女の物語」。
1985年の作品で、当時からベストセラーだったが、
まだ子供だったKaoluluは全く知らなかった。
Huluで米ドラマが放映されているお陰で
海外ドラマ好きには知れている作品らしい。

f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 2週連続の三連休。
 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものですね。
 先々週、夏風邪&熱中症でダウンしてしまい、先週の3連休は本を読みながら休息をとりました。
今週末はもうすっかり秋。。。夏風邪?熱中症?ウソみたいに涼しいですね。

前回の三連休は、マーガレット・アトウッドの「侍女の物語」を読みました。


カナダの女流作家マーガレット・アトウッド。
ディストピア文学、フェミニズム文学などと言われているそう。
一見近未来SFのようだけど、サイエンスの要素は一切ないからSFとは呼べません。

30年以上前にこのような未来を想像していたなんてと驚く。
少子化問題と宗教の台頭。
保護か規制緩和か。
女性蔑視なのか女性保護なのか…立場によってどちらともとれる恐ろしい体制。

独身・子ナシで、そろそろ50の扉が近づきつつあるKaoluluは、
この物語の中の世界では生存意義のない生物に分類されてしまう。
だから語り手の気持ちはあくまで想像でしか接することができない。
20・30代の女性が読んだら、優越感を感じるだろうか?
いや、40代以上の女性よりも恐怖を感じるだろうか?

文庫本よりも若干天地の大きいハヤカワepi文庫で560ページ。
この量にもかかわらず、一気に読めてしまう求心力がある。

原書タイトルは「The handmaid's tale」。
Huluでシーズン3配信中ですが、実は原書に沿った内容はシーズン1のみで、
それ以降はドラマのオリジナルだそうです。

Kaoluluはテレビも映画もほとんど見ません。
「ハンドメイズ・テイルが面白い」と教えてくれたのは映画好きなフランス語の先生でした。
「でもKaoluluはテレビは見ないんだよね、なら本を読んでみなよ」と。

原作者マーガレット・アトウッドは今年80歳。
ご高齢ですが、この9月に「侍女の物語」の続編を刊行すると
ツイッターでつぶやいていました。
もちろん、ドラマとは別のストーリー。
そして、予告通り9月10日に「The Testaments」というタイトルで発売されました。

f0176688_17445952.gif続編の邦訳が待ち遠しいです。

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# by kaolulu-nv | 2019-09-21 17:24 | 読書 | Comments(0)

「ブルックリンの少女」ギヨーム・ミュッソ

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お墓参り以外特別なことはせず、お盆休みを過ごしている。
掃除をしようと、元アトリエの床を磨いてみたりしたけれど、
この暑さに、積み上がった本の山を整理するところまで至らず…。
結局、汗をかきながら、じっとして本を読んでいる。


f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 先月買った眼鏡、レンズの度が合わなかったらお盆休みに調整に行こう、
 なんて考えていたけれど、
 問題なさそうなので、外出する用事が1つなくなりました。

もともと左右の視力の差がありすぎるKaolulu。
比較的よく見える(と言っても0.2程度)右目で遠くを見ます。
しかし、眼鏡をしていると、老眼で近くがよく見えません。
一方、近くも遠くもほとんど見えない左目は、眼鏡をしてやっと近くが見えます。
右目で遠く、左目で近くを見ていてちょうどいい感じです。

さて、そうやって、近くも遠くも見えるようになりまして、本を読んでます。
(あと、先日届いたCornouailleのパンフレットも読んでます)
連休中は上記の本を読了。

昨年刊行されたもので、フランスの翻訳本としては異例なくらい書店に平積みにされていました。
そのくらいよく売れているということ。
しかし、「よく売れる」=「みんなが読んでる」と思うだけで、
なかなか触手が動かないのがあまのじゃくなKaoluluでして…(汗)

しかも、タイトルが「ブルックリンの少女」ときてる。
へっ、ニューヨークかよ、アメリカかぶれかよ!
…とフランスかぶれなKaoluluは、手にとるのも拒んでいました。

が、そんなに売れてるなら、逆に読まねばならないなと断念したのが今月頭で、
手にとった版は既に第6刷となっていました。

Kaoluluは常に本を数冊同時進行で読んでいます。
当然、面白くない本は次第にペースが遅くなり、最終的に放り出される場合もあります。
逆に面白い本は同時進行していた本を追い抜き、ついには他を振り切って一気に読み終えてしまうことになります。
「ブルックリンの少女」は後者でした。
お盆休みの前半で読破。読み始めたら止まらない。470ページ一気読み。

舞台はフランスとアメリカ。
アメリカは苦手なKaoluluですが、主人公がフランス人のため、
フランス的思考、フランス的感覚があって、意外と平気でした。
アメリカでの出来事を推理をする主人公が
「土曜日の午後だから店が閉まってたんじゃないか?」という問いに
「ここはアメリカだぞ、フランスじゃない」と答えたり(笑)

それと、フランスの警察小説は、気分が悪くなるほど残酷なシーンが出て来たりするのですが、
ギヨーム・ミュッソ氏の小説はそういうシーンの描写は比較的ソフトだと思います。
心理描写も違和感なく読める。
翻訳も自然でとても読みやすいと感じました。

f0176688_1746594.gif眠れない蒸し暑い夜にお薦めの1冊です。

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# by kaolulu-nv | 2019-08-14 16:21 | 読書 | Comments(0)

Kaoluluの日誌:France/news/旅


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