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イラスト絵はがき、いっぱいあるよ

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日は突如気温20度超え。暑かったですね。
Kaoluluは、昨日は久々に上京。
いや、上り列車が、途中から下り列車になる旅でした(苦笑)
Kaoluluにとって「パリより遠い」感覚です…。おいおい…。


昨年末に、ドウビレン、日本児童書出版美術家連盟に入会してみたKaolulu。
年に一度という、行事に参加してきました。
Kaoluluにとってはパリより遠い東京ですが、地方から泊まりで出席されている方も多く、
かなり盛大な催し物。…ということで、Kaoluluも気合いを入れます。

新入会員なので、受付を手伝ったり、自己紹介をしなければならなかったりと緊張でくたくた。
でも、いい経験になりました。

今年はドウビレン設立50周年だそう。
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200人近い出版社の人たちが招かれ、半数くらいの会員もいるので、開場は満員です。

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設立50周年の会員作品集の編集が、Kaoluluの入会時には既に終わっていたので、
勝手ながら、イラスト絵はがきを作って、名刺代わりに配ろうと思っていました。
いやはや…。あまりの人の多さに、配るも何もどうしていいやらわかりません。

有名な絵本作家さんはわんさといるし、名作ぞろいの出版社の編集者さんも大勢。圧倒されます。
壇上での自己紹介のあと、あちらから声をかけて下さる方が結構いらっしゃり、
なるほど、絵本だけでなく、挿絵も需要があるのだなとわかりました。
物語向け挿絵で編集していた作品ファイルを、理系挿絵も交えて編集し直さなきゃ…。

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大量に作った絵はがきが、大量に余りました(笑)まだ100枚あります。
じゃんじゃん差し上げますので、欲しい方がいらしたら、どうぞ!

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今日はフランスと関係ない話題でした。

*追記*
ドウビレンは、自己推薦でも入会することができるそうです。
子ども関連の自作出版作品が2点以上必要で、入会審査があります。
興味のある方はぜひぜひ。→ 日本児童出版美術家連盟
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by kaolulu-nv | 2015-03-18 10:26 | ささいなコト | Comments(4)

Salon du livre de Paris 2015 サロン・デュ・リーヴル

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今朝は、急に思いついて20年も昔のカバンを引っ張りだし、
ハンドクリームで磨いていたらちょっと遅くなってしまいました。
いつも使っているA4サイズのビジネスバッグが、
もうそろそろくたびれて来て、持つのも恥ずかしくなって来たけれど、
なかなか気に入るカバンが見つからない上、お金も節約したい…。

…と言うわけで、バブルOLだったころのブランドもんを出して来たわけ。
さすが、ブランドもん、無事再生。20年経っても大丈夫!…ああ、お金持ちになりたい!

そんなこんなで、今日もまた手抜きのブログです。
(面白いニュースを見つけたけど、それはまた今度にします)

今年もサロン・デュ・リーヴル・ドゥ・パリ(パリ・ブックフェア)の季節が来ます。
今年は3月20日から23日の3日間。

今年の招待国などが発表されました。
日本からも漫画家がたくさん招待されている様子。例年になく多い気がします。
でも、今年の招待国は「ブラジル」だそう。

日本の出版界はアベノミクスとは無縁で、ぜーぜー言っているけれど、
フランスの出版社はどうなんだろう?いつか行ってみたいイベントです。
(フランス語の本をスラスラ読めるようにならなくては意味がないけどね)

それから、フランスの絵本の出版社 l'école des loisir が今年で創立50周年を迎えます。
このサロン・デュ・リーヴル(stand N92)で展覧会を開催
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フランス各地だけでなく世界中で展覧会などのイベントが行われるようです。
événements(11ページ目にTokyoあり)
日本でも、5月12日から30日まで、アンスティチュ・フランセ東京メディアテークで
「エコール・デ・ロワジール展」が開催される予定です。
むむっ。
KaoluluはちょうどDELFの試験があるから、もしメディアテークが開いていれば見て来よう。

ついでにもう一つ、絵本関連でこのサロンに参加する変わったサイトを発見しました。
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La souris qui raconte(おはなしネズミ)
ウェブ上で、電子書籍、アプリを販売する出版社。紙の本はないそうです。
作家、イラストレーター、語り手が参加し、音声データやアプリを販売しています。
(音声は購入することでダウンロードできますが、電子書籍はダウンロード不可。オンライン上のユーザーアカウントの「本棚」に格納され、永久的に閲覧できるようになっているそうです)

サイト上に企業の広告を載せないのは、広告が子供に与える影響を配慮しているからで、
作家らに正当な報酬を払うためにも、
ここに掲載された作品は有料になっていることをご理解くださいと、説明しています。

まだ作品数が少ないものの、各物語の最初のエピソードの視聴は無料で、
全て効果音付き朗読付き。もちろんテキストもあるので、仏語の勉強にも使えそうです。

イラストを見ると、一見手描き風のデジタル作品だなぁと、これもまた個人的に勉強になる…。
f0176688_1437812.gif絵本もデジタル時代到来ってことなのね〜〜。
今日は、来週の営業活動に向けて、作品ファイルを整理するつもり。
頑張らねば…。DELFの勉強は保留です。。。。
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by kaolulu-nv | 2015-03-12 10:43 | 気になるフランス | Comments(0)

気になる小鳥絵本とアニメ Eva Lindström

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日は「TAXi ブルックリン」見ちゃいました。
やっぱ、日本語字幕があるってすばらしい!
昨年4月にTF1で見た時は(なぜか日本から再生できた)、
あまりにも多い台詞に、半分寝ながら見たので、
ほどんどストーリーがわかりませんでした(苦笑)

今朝は、記事更新中に、ウィンドウをたくさん開きすぎて勝手にログアウト…たまにやるんです。
あ〜、今日は更新なしだ!と思っていたんだけど。。。少し書きます。
(確定申告の事務に飽きたので)

Kaoluluは、自らを人面鳥にしてしまうように、普段からなんとなく鳥が気になっている人です。
好きとか嫌いとかそういう問題じゃなくて、
たぶん、人間にとって一番身近な野生動物だからだと思います。
彼らの姿や声に季節を感じ、環境の変化も観察できる…。

ぼんやりと、好きな絵本をめくっていて、ふと、作家の名前をネットで検索してみたら、
彼女の作品のアニメが、昨年フランスで上映されたことを知りました。しかも鳥。
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スウェーデンの Eva Lindström「Les amis animaux(ともだち、動物たち)」
公式サイト→ Les films du Préau: Les amis animaux


かわいいでしょ?
「Une journée chez les oiseaux(トリ家の一日)」、
「Je fugue(わたし、家出する)」、
「Mon ami Louis(わたしの友達ルイ)」
の、それぞれ12分ずつの3本だて。

Kaoluluが彼女の作品にはじめて出会ったのは2013年のパリ。
スウェーデン会館での展覧会で見て気に入って、本屋で仏語訳を1冊買って来ました。
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鉛筆と水彩というシンプルな画材と、思いがけないストーリーがいい。
f0176688_1746594.gif…なんて、生意気なことを書いているけれど、Evaさんは
昨年の国際アンデルセン賞にノミネートしたような巨匠です(笑)
そんなことも知らずに買ったKaolulu。

映画になっている「Une journée chez les oiseaux」は仏訳さえまだありません。
鳥好きKaolulu、ぜひこれを読んでみたい!

アニメは、新たに描いたイラストを切り取ってコラージュする形で製作。
絵本版とはちょっと絵の雰囲気が違ってて、かわいくなっている気がします。
公式サイトの子供向けガイド:exposition(PDF)*絵本の方の絵を見ることができます。
かわいい。。。こんな絵が描けるようになりたい!つかKaolulu人面鳥はまさにこんなイメージ。

2羽の小鳥が、虫取り網をもって昆虫採集にでかけ、家から遠い森で迷子になる、
やがて、こわ〜い夜が来て…という話。
昆虫採集というより「食べ物を狩りに行く」のです。
子供向けガイドにある、お母さん鳥が虫を鍋で煮ている絵は、よく見るとコワイかも。

3本だての、2作目はヒツジだけど、3作目はミミズク。もしや彼女も鳥好きかなぁ?

2作目「Je fugue」のヒツジさんの絵本は、パリで見ていました。↓写真一番右の本。
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3作目「Mon ami Louis」のミミズクくんの絵本は、なんと、原画↓を見ていました。
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(スウェーデン会館の了解を得て撮影しました)既に見たことがあったのも忘れてた!

日本で翻訳されていないのが意外な気がします。
スウェーデン語からの翻訳はたいへんなのでしょうか。
仏語訳でもいいので、他の作品も読んでみたいです。


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by kaolulu-nv | 2015-02-09 16:23 | 気になるフランス | Comments(2)

これで問題が終わったわけではない

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今朝は不思議な夢を見ました。

自治会の回覧板で、隣の家のおばあさんの家のFête、
つまり、パーティーを手伝いに行く必要はないと書いてあったのに、
Kaoluluは、隣の家の昼食パーティーの準備を手伝いに行く。
おばあさんは、手伝ってくれて当然という顔をしているが、
ありがとうと言って丁寧に招き入れてくれる。
時間になると、近所の大学の男子大学生たちがわいわいがやがや、食事にやってくる。
おばあさんは冷たそうに見えるけど、本当は親切なんだなと感心する。
と、大きなリビングの窓から、正面のビルの屋上の様子が見えた。
1人のカウボーイと、大きな雄牛がショーの練習をしている(なんて夢だ!!)。
あ、危ない!と思った瞬間、雄牛は屋上から飛び出し転げ落ちる。
カウボーイは、雄牛に繋がれたロープでぶるんと空中に投げ出され、コチラへ飛んで来た。
そして、おばあさんの家の前の電線に、まるで曲芸師のようにつかまった!
牛には、もう1本のロープが屋上から繋げられていて、
もし、カウボーイが持っている方のロープを手離したら、雄牛は地面に激突してしまう。
しかし、ロープを持ったままでは彼は電柱まで行くことはできない。
さあどうする!!


という夢。
目が覚めてすぐ、ガラケーのワンセグ文字放送でパリのニュースをチェックしました。
昨夜のニュースで、人質を取っていた犯人は、3人とも、警察の突入で射殺されたとありました。


これが、Charlie Hebdoを襲撃した2人が立てこもっていた
Dammartin-en-Goële ダマルタン・アン・ゴエルの警察突入映像。
フランス憲兵隊が正式に公表したそうです。

一方、Charlie Hebdo襲撃の翌日にパリ郊外南部で女性警官を殺した犯人は、
パリ12区、Porte-de-Vincennes ポルト・ド・ヴァンセンヌのスーパーで、
10数人の人質を取って立てこもった…。
こちらは、犯人によって人質4名が犠牲になったみたいです。。。
France3: L'assaut final porte de Vincennes
救出劇はたったの3分。短いけれど、パリ市内だったからか、ニュース映像も多い様子です。

フランスに死刑は存在しない。しかし今回は凶悪犯を捕まえる時に決着をつけた…。
犯人らは自爆せず、逃亡した。。。やはり半分フランス人だということなのだろうか。
Kaoluluの素朴な疑問です。日本の警察はここまで出来るかなとか…。

もう、フランスのニュースを見ていても、ずっとこのニュース一色。
日本で見られるものとニュアンスはだいぶ違うだろうと思います。
Francetvinfo: Attaque au siège de Charlie Hebdo(シャルリー・エブド関連記事一覧)

犯人はとりあえず捕まりました。いや、射殺されました。
(まだグループの人たちはいるかもしれないが…)。
でも、きっと問題はこれからでしょう。
フランス人は賢いから、イスラム教徒全員が野蛮だとは思っていないはずですが、
なかには、マリーヌ・ルペンのような、極右な人がいるのも事実。
ジャンヌ・ダルクの武勇伝を武器に、外国人敗訴を正当化しようとする政治家がいることは、
日本人はあまり知らない。
政治家に変に煽られて、人種問題に発展しないことを心から願います。
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「フランス人の不思議な頭の中」山口昌子著 → アマゾンのページ

昨年末に、Kaolulu独断の2014年の心に残った本、第一に揚げたものです。
フランスの政治、教育についてとても詳しく書かれていて、大変勉強になりました。
第7章には「治安悪化と人種問題」が取り上げられています。

今回のテロ(とは呼びたくないけれど…)に関しては、
7章の2項「脱フランスの背後の人種差別」が参考になります。
さらに、そのなかの「増加するイスラム教徒嫌いの人々」という段落では、
2012年にトゥールーズで起きた、スクーター殺人事件を例に取り上げています。
Kaoluluがトゥールーズ旅行を敢行する数ヶ月前の話だったのでよく覚えています。
(この本の中の年代の表記が、数カ所で2010年となっているがたぶん誤植だろう)

続く「テロにおびえる者、加わる者」という段落では、フランスの若者が、
イスラム過激派の思想に洗脳、感化されていく事象も紹介されています。

Kaoluluが一言でまとめるには難しいし、間違えてしまうといけないので、
現代のフランスに興味のある方は、ぜひとも読んで感じて欲しいと思います。。。
日本語で読めるフランス現代事情の本はなかなかないので、買っても損はありません。
今回の人質救出のための警察の突入も、彼らの軍事慣れ、戦地慣れのお陰だったりすることも、
この本を読むとよくわかると思います。
本当の姿を知って、フランス嫌いになってしまう可能性はありますが…。

f0176688_1437184.gif明日は、普通のお話ができるといいですね。。。
さっき散歩から帰って来たばかりなので、もうちょっとニュースチェックしてみます。
…あの夢は、これからまだ問題が続くという意味だったのだろうか??


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by kaolulu-nv | 2015-01-10 14:42 | 気になるフランス | Comments(0)

Hélène Segara «Tout commence aujourd'hui»

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
関東地方はとてもいい天気です。
フランスは大寒波が訪れているとか。風も強そう。
北部、東部は大雪、気温−15度とか目を疑う数字が…。
Francetvinfoの天気ニュース
日本よりも雪対策には慣れていると思われますが、
くれぐれも気をつけて下さいね!!!
関東地方は冬になると晴れの日が多くなるのが長所です。(夏はクソ暑いけど…)

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今日の散歩は児童図書館まで。先週は選挙で入れなかったので…。
自主「絵本100冊ミッション」は、目当ての絵本を探すのが結構時間がかかって大変です。
それと、偶然見つけた気になる本も一緒に読んでますんで(苦笑)
やっと40冊強。古いものから順番に読んでいるので、残すは1970年代以降です。

数を読むにつれ、一口に絵本と言えど玉石混淆だな、と痛感。
やはり、絵が美しすぎるものよりも、肩肘張らないユルいものが心地よくなってきます。
なんというか、ユルさは、時代を経ても古くならないと感じるのです。
ストーリーは、最後が予想できるものや、道徳的教えの含みが強すぎるものよりも、
結末が予想外で、えっ?と思わせる面白いオチのあるものが記憶に残りやすいと思いました。
「あ!」じゃなくて「えっ?」です(笑)

まだまだ修行が足りないKaoluluです。

さて、今日は手抜きで、久々のフランスの音楽紹介。
Hélène Segara「Tout commence aujourd'hui」
「全て、今日始まる」という、とても素敵なタイトル。
実は彼女のことは2011年に一度紹介しています。→ 2011年8月4日の記事
当時の記事では、日本のFMラジオを久々につけたら彼女の曲が流れていて驚いたというもの。
Kaolulu本人もそんなことすっかり忘れていました。
2011年は震災のあった年。
災害後、流行りのオサレ音楽が流れてくるFMを聞く気分になれず、
意味が聞き取れないフランス語のラジオをネットで聞くようになったのもこの頃で、
以来、ずっとネットのラジオを聞いています。聞き取り能力はあまり変わらないけど…。

今回の「Tout commence aujourd'hui」の方が、Kaoluluは好きだなぁ。
毎日「今日が始まり」と思って暮らせたら素敵ですね。



〈今日の散歩〉
歩数:7288歩
うち10分以上継続歩数:5558歩(49分間)
消費カロリー:173kcal
歩いた距離:5.17km

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by kaolulu-nv | 2014-12-27 14:41 | 気になるフランス | Comments(2)

モントルイユの児童書出版サロン、30周年

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
え〜、週末は曇りなのぉ?(午後は雨です)…とガッカリ。
今日は散歩をしないで家でのんびりします。

明日は今のところ晴れの予報なので、
散歩をしながら児童図書館へ寄って来ようかなと思っています。
独断「絵本100冊ミッション」は持続中です(笑)
結構、一冊一冊じっくり読んでしまっていて、なかなか進みません。
その上、探している本以外の本にも目が止り、寄り道もいっぱいしています…。

今日の話題は絵本。
今週26日から来月1日まで、パリ郊外モントルイユで児童書出版サロンが開催されています。
Salon du livre et de la presse jeunesse
今年で30回目の開催となるそう。
絵本「バムとケロ」の島田ゆかさん(カナダ在住)も講演をされるそうです。

絵本作家志望の方が日本からも売り込みに行かれていると、たまに小耳に挟みますが、
作家が直接作品を売り込めるイタリア・ボローニャの国際絵本フェアに比べると、
こちらはかなり趣向が違うようです。
基本、制作者のためのイベントではなく、
あくまでも「読者(児童)に良質の本を提案・提供する」のがモントルイユのサロンの目的。


むむっ。France3の公式動画なのですが、音声の調子がおかしいです。
ま、モントルイユの会場の雰囲気をご覧下さい。。。

今日は、昨日の予告通り、昨日の朝に読んだニュースを紹介しようと思っていました。
Culturebox: Eric Puybaret, un illustrateur à l'ancienne de livres pour enfants
 「Eric Puybaret、古い技法で描く絵本のイラストレーター」

古い技法というのは、単にデジタルじゃなくて「手描き」だっていう話なんですけどね。
les bonnes lectures du salonにリストアップされているヴィシー出身Puybaretさんのお話も
面白かったんだけど、実は昨日、Kittyさんの「みまわりこびと」について調べていて、
もっと面白いものを見つけてしまいました!

SLPJ: Exposition 28ºW Kitty Crowther(PDFファイル)

これは2012年のモントルイユの児童書出版サロンで、
Kittyさんの「みまわりこびと」の原画展が開催された時の参考資料です。
わーい!と、今朝、早速読みまして、古いけれど一応モントルイユ繋がりだし、
と、急遽こちらを紹介することに致しました!!
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昨日に続き、再び「みまわりこびと」の写真。これはフランス版で表紙に使われている絵。

(Kittyさんの経歴部分は日本でも紹介されているので省略致します)
2012年、モントルイユの28番ブースに展示された「Le Lutin Veille みまわりこびと」の原画。
原画と合わせて、アストリッド・リンドバーグの詩も掲げられたのは当然ですが、
こちらの展覧会の紹介文↓がすっごく気になります。

De nombreux croquis sont également exposés afin d'apprécier le trait unique de l'artiste et son long cheminement créatif.
「同時に、このアーティストならではの線描と、彼女の長い制作過程の真価を認めるために、多くのクロッキーも展示された」


おお。。。それは見たかった〜〜〜〜。(ため息)

PDF2ページ目には、
3 axes forts pour entrer dans l'univers de Kitty Crowther とあります。
「キティ・クローザーの世界に入るための3つの軸」

1つ目は、
Le lutin veille une plongée dans le folklore Suédois
「みまわりこびとはスウェーデン民話へのダイビング」

Kittyさんはブリュッセル生まれですが、お父さんはイギリス人、お母さんはスウェーデン人。
スウェーデンの詩人、Viktor Rydberg の詩(このPDFに引用されている)を元に、
スウェーデンの児童文学者アストリッド・リンドグレーンが「みまわりこびと」を書きました。
リンドグレーンのご子孫が、Kittyさんに直接、この話にイラストを描いてくれないかと
提案されたのが、この本の始まりなのだそうです。。。

2つ目は、Balade Nocturne「夜の散策」
この小見出しはずいぶんと抽象的ですが、内容は「彼女の画風について」です。
普段は「色鉛筆」を使っているKittyさんが、この本では「インク」を使って描きました。
Kaoluluは、昨日の記事で「水彩とペン」と書いたのだけど、間違っていました!(訂正済み)
Kittyさんは「カラーインク」で描いたのだそうです。

「この技法のお陰で、魔法のように、北の国の夜空を写実風に表現することができた。空にのぼった輝く月、瞬く星、寒くて深い夜。寒色の青と緑のインクの混ぜたことは、北極のオーロラのような驚くべき明るさの効果を生み出している。全てが考えられている。雪の上に映った影の色による雪の質感も」

カラーインクという画材は、とても鮮やかで、繊細です。決して印刷物で色を再現できません。
これはぜひとも原画を見てみたいです。それは驚くほど鮮やかでしょう!
どんなに暗い色でも、鮮やかさを感じられるのがカラーインクの良さです。
ただ、退色しやすいので保管が難しい画材でもあります。

« J'ai beaucoup regardé comment la neige se posait sur les arbres. »
『私は雪が木の上にどうやって載っているか、じっくり見たわ』


とKittyさんの説明。
外の氷の世界から暖かい室内まで、様々な雰囲気を繊細に描き分けられるのが彼女の魅力。

3つ目は、Des personnages et des rencontres「登場人物たちと数々の出会い」
ここでは、彼女が大切にしている作品のテーマについて語られています。
« - Quel est le thème que vous aimez davantage traiter ? La relation. »
『あなたが描く上で一番大切にしていることはなんですか? 関係、交流です』

ああ、これは彼女のワークショップに参加した人なら、何度も聞いた話。
Kittyさんはこの絵本を作る時も、動物たちのポーズや、動物とこびとの出会わせる手法など、
本当にたくさんたくさん、考え、探したそうです。
その時のクロッキーも一緒に展示されたというこの展覧会、ほんと、見てみたかったな。

また長くなってしまいました。
モントルイユの児童書出版サロンは、基本、子どもと本の出会いの場として提供されていますが、
こういう展覧会もされていて、大人がファンタジーと出会う場にもなってるんじゃないかな。
f0176688_1746594.gif売り込みはまあ、日本での出版が実現できたその後の話ですが、
いつか、楽しい絵本との出会いを求めて、一度くらい行ってみたいですね。。。
その時のためにも、仏語の勉強も、続けないと(笑)

ちなみに、フランスでは売れている本のうち、4冊に1冊が児童書なんだそうですよ。
さすがは出生率ヨーロッパ1の国!


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「和食はなぜ美味しい 日本列島の贈りもの」11月21日刊
 巽好幸著 岩波書店(Kaolulu挿絵・装画)
 どうぞよろしくお願い致します。
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by kaolulu-nv | 2014-11-29 12:27 | 気になるフランス | Comments(0)

赤ペンと「みまわりこびと」を買いました

f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 今日は雲の流れが速くて、曇ったり晴れたりしています。
 Kaoluluは、毎朝毎朝なにかしらフランスのニュースを
 プリントアウトして読んでいます。
 もちろん、辞書なしだと結構チンプンカンプン。。。
Kaoluluが選ぶ「今年の本グランプリ」は「ロワイヤル・ポッシュ」で決まりってくらい大活躍。

プリントアウトしたニュースに、赤ペンでぎっちり、単語の意味と訳文を書き込みます。
以前は捨てていたプリントアウトを、今年からファイリングし始めたのですが、
消費するコピー紙の量もすごいけれど、赤ペンのインク消費もすごいと気づきました。

フランスの学生たちが、ボールペンでノートを付けているというのを聞いて、
以前は「間違えたら消せないのに!?」とびっくりしたものですが、
今では「インクカートリッジ、1年で何本使うんだろ??」とびっくりしています。
しかも、漢字の多い日本では、太さ0.4〜0.7ミリ程度が一般的ですが、
アルファベットだけのフランスでは、0.7〜1.0ミリ程度が一般的で、インクの減りも早そう。

それでも最近、日記さえも黒ボールペンでつけるようになったKaolulu。
理由は、「濃くて見やすい」から。←単なる老眼??

いや、フランスの家は薄暗いのに、あの中で本を読んだり勉強したりしています。
確かに、瞳の色が明るい人種は、アジア人よりも暗い場所で物が見えるらしいのですが、
ボールペンで文字を書いているからじゃないかと、最近思い始めたのです。
鉛筆で描いた線は、暗い部屋では淡くてみづらく、電灯の下へ持って行くとてらてら反射する…。

本の場合は、紙の色が日本とフランスでは違うように感じます。
日本はクリーム色系の紙が多く、蛍光灯の下では文字が見やすいけれど、
オレンジ色の電灯の下では、なんとなく見づらい。
フランスは青っぽい白色の紙が多く、オレンジ色の電灯の下でも文字がくっきり見える。

f0176688_17465224.gif…え、うそだろって??(汗)
これはKaoluluの感覚なので人によって違うのかもしれません。
ぜひ試してみて下さい。

前置きが長くなりすぎました。昨日、赤ペンのインクが切れたので、本屋へ買いに行きました。
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赤ペンを買いに行ったはずなのに、絵本を1冊買っちゃいましたー。節約中なのにー。
「みまわりこびと」アストリッド・リンドグレーン作/キティ・クローザー絵
ふしみみさを訳 講談社 1400円+税

実はこの本、昨年のグループ展の際、メンバーに原書を見せてもらっていました。
Kittyさんを講師に迎えた時の、絵本ワークショップに参加した人たちのグループ展だったので。
ワークショップの時に通訳をしてくださったのが、訳者ふしみみさをさん。

クリスマスシーズンに合わせた絵本特集の棚に並んでいて、つい買ってしまいました…。

ワークショップのメンバーの集まりは、去年のグループ展を最後に一時休止。
その後みなさんが何をされているのか、Kaoluluには情報は入ってきません。。。
たぶん、他の方達はFacebook等で連絡をし合っているのかもしれないのですが、
Kaoluluはこのブログで手一杯、Facebookはあまり興味がないのです。
この「みまわりこびと」についても、10月末の刊行だからメンバーは知っているんだろうな。
寂しいけど、仕方ないね。Facebookは嫌なんだから。

「みまわりこびと」の仏語題は「Lutin veille」
Kittyさんの絵は、色鉛筆で描いた物が多いけれど、これは水彩とペンカラーインク。
Kaoluluはこちらの方が好きです。深みがあって。(フランス原書の方は、表紙の絵が違います)

f0176688_1746594.gifフランス在住の方たちも買えると思います(l'Ecole des loisirs社から2012年刊行)。
クリスマスプレゼントにぴったりかもね。
これからゆっくり読ませてもらいます。

今日は今朝読んだニュースを紹介するつもりだったけれど、長くなったので明日に回しますね。


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f0176688_9554832.jpg
「和食はなぜ美味しい 日本列島の贈りもの」11月21日刊
 巽好幸著 岩波書店(Kaolulu挿絵・装画)
 どうぞよろしくお願い致します。


*紹介されました* 関西地方のABCラジオ「おはようパーソナリティ」にて、この本が紹介されました。 →今日の本紹介
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by kaolulu-nv | 2014-11-28 10:56 | 読書 | Comments(2)

児童図書館で見た光景〜絵本100冊ミッション

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨夜の、このブログのアクセス数が急増していたので、
なんだろなと思ったら、
どうやらMyLittleParisの九重加奈子さんの記事
アクセスが集中している様子。

はて?なにかあったのかしらん。。。いつものように逆検索。
どうやら、彼女が朝日新聞で紹介されたのが原因のよう。
そうそう、ちょうど先日彼女がパリで活躍することとなった経緯を紹介した動画が、
MyLittleParisに掲載されたんですよね。ホワイトボードにキュキュッとライブペイント。

Adorable !!(ライブペイントだと普段よりラフになるのが、少しホッとさせるわ…)
Kaoluluは、どう頑張っても彼女のようにオシャレでキュートなイラストは描けません。
…そう、自分自身がオシャレでもなんでもないからです(苦笑)
それに彼女はもともと海外での生活に慣れていて、たまたまパリに行き着いたという感じ。
ワーホリビザでパリへ行った時は、フランス語はできなくとも、英語はできたはずでして…。
生まれ持った才能も、肩の力の抜け方も、全く違うねん。(←急にエセ大阪弁)


…おっと、脱線。今日は昨日行った児童図書館の様子を書くつもりだったんだっけ。

ドービレン会議に出席して、皆さんに話を合わせるためにも、
古い絵本の勉強をせねばと思いまして。。。何事も勉強、勉強。

以前は児童図書館へ行くと「自分が好きな画風」を基準に絵本を探していました。
でも、今度のミッションの目的は「ストーリー」
よくある子どもに読ませたい絵本紹介本などを参照して、
古いものから順に100冊読んでみようというミッションなのだ。って自分で勝手に立ち上げたのだ!

しかし、昨日は1950年代から60年代初頭の本を探しましたが、図書館にあったのは数冊だけ。
やはり古い絵本を探すのは難しく、いい絵本は貸し出し中の場合も多い。。。
このミッションは長期戦となりそう。

感想としては、「4歳以上向けにしては、ストーリーが予想外に長くて複雑」
昔の本は、絵が単純で、色も多くて3色だったりする。そのかわりなのか、話が異様に長い。
文字も多い。。。こんなに長い話を書いてもいいんだなぁ〜とちょっと驚きました。
だって、前に絵本作家さんが「もっと単純で幼児向けのものを作ってみたら」と
Kaoluluの渋いストーリーにご意見をくださったことがありましたし。。。

と、児童文学かと思うほど長い絵本読書に疲れ、ふと目を上げると、
子どもが本を選んでいました。色を塗るのが面倒になったので線画で失礼↓。
f0176688_1165122.jpg
どうやら、彼らは本のサイズで選んでいるようです。
Il me semble qu'ils choisissent des livres en fonction de la taille.
(あってる?)

まあ、そもそも、絵本は子どもが選ぶのではなくて、大人が選んで与えるものなのでしょう。
f0176688_1746594.gif自分で選ぶときは絵もストーリーも見てないみたい?
そういや、Kaoluluも子どもの頃は、文字の量とかを見てたかもな。絵も見てたけど。
絵本100冊ミッションは続きます。1つのことを気長に続けるのは得意だから…。



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by kaolulu-nv | 2014-11-17 11:22 | ささいなコト | Comments(2)

埋没図書館へ行って、髪を切って

f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 週末は行楽日和、という素敵な天気予報が当たり、本当にいい秋晴れ。
 散歩にもぴったりなのですが、今日は美容院を予約していました。

 昨日の夜は、大事な書類をなくしてしまい、夜中に家捜ししました。
9月に市役所から届いた40代の乳がん定期検診(マンモグラフィー)の書類

届いて1週間くらいは仕事机の書類の一番上に載っていました。
8月から立て込んでいた仕事のせいで、パソコン周りは崩れ落ちそうな書類の山がいくつもあり、
「こんなところに置いておいたら絶対危険!」と、しばらくして別のところに置きました。

が、しかし…。

仕事で発生した書類は、本の刊行後、少なくとも1年は保管しているKaolulu。
たとえ乱雑に床に散らばっていても、仕事関係の書類をなくしたことは一度もありません。

逆を言えば、仕事関係じゃない場所に置いた書類は、よく見ないで捨ててしまう可能性大…。
そう、どう考えてもアレも捨てたとしか思えない…でもその記憶は全くない…。

ただでさえモノが捨てられない性格のKaolulu、
こんなことがあると余計に捨てられなくなります。(いや、その前に机を綺麗にしろって)

「探せるところは全部探した。仕方ない」そんな気分で一夜が明けました。
部屋の中が書類だらけ、本棚からは本が入りきれずに溢れている
そんな状態を改めて見て、
「図書館で借りられる本は、当分買わずに借りに行こう」と決意。。。(単に節約である)

1年半ぶりかな。近所の「埋没図書館」へ行ってきました。
今日、ひさびさに行って、5年前から無料になっていたのを思い出しました。忘れてた。
f0176688_14311950.jpg
埋没図書館のある大学は、映画やドラマのロケ地としてよく利用されています。
今日もなにやらロケ車らしいものが…。

埋没図書館って何?という、このブログの新しい読者にご説明しておくと、
「利用者が少なく、ン十年前の本がほぼ新品状態で保管されている図書館」のこと。
Kaoluluが勝手に命名。→過去の記事その1その2その3

久しぶりなので、まずは新聞雑誌コーナーへ。
Le Mondeが今年3月で購読中止、Paris Matchも今年6月で購読中止!?が〜ん。。。
残っていたのはL'express のみ。
Kaoluluが以前「仏検準1級の問題集はないの?」と聞いたためか、新たに入っていた。
(その時は学生の需要がないと断られたので、それ以降行かなくなっていました。すみません)

仏文学書コーナーは、驚きの充実ぶりで、仏文科はないくせに、大型上製本から
フランス装(ハードカバーをつける前のペーパーバック)、文庫まで仏文の本がたんまりある。
日本語訳の本も多い。メグレ警視とバルザックの人間喜劇が読み途中だった!
歴史書コーナーも国別に分類されており、読みたい本がいっぱいあって困ります。
たくさん借りても遅読なKaoluluは絶対読み切れないので、とりあえず目的の本を借りました。
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ブログ「歩くあるくアルク」のbouonavitaさんがブログで触れていた
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」と、
個人的に気になっていた「長くつ下のピッピ」生誕100年記念版。
どちらも文庫で買うことも可能だけど、どうせ家で読むのだから大きくてもいいのです。

さすが埋没図書館、前者は2001年刊、後者は2007年刊だけど、誰も触った気配がない…。
しおりの花ぎれだってまだグルグルっと折られて、
先っぽが見えないようにページの中に入っている。

f0176688_1746594.gif図書館で、誰もまだ読んでいない新品の本を読む喜び。
そんな密かな喜びを与える本がたくさん埋蔵されている、埋蔵図書館。
しばらく図書館通いが続きそう。

誰も読まない本があるなんて、もったいない。
全部は無理だけど、Kaoluluが読んでやるっ。



(このあと、4ヶ月ぶりに髪を切りました。長年お世話になっていた美容師さんが今日で退職するということで、近所で地元名物和菓子を買って行きました。新しいお店に移っても頑張って下さい!)

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by kaolulu-nv | 2014-10-25 14:54 | 読書 | Comments(0)

Kitty Crowther "Mère Méduse" キティ・クローザー「メドゥーサ母さん」

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日は更新をサボりました。
でも、サボるとかえって気になる…ってことが判明。

さて、更新はサボっていたが、
仕事をしながらちょくちょくネットを見ていたKaolulu。
(え、仕事サボってる?…何も言えない

たまたま、ほんとにたまたま、他のことを調べていて、
絵本作家の Kitty Crowther さんが l'école des loisirs 社から新刊を出すことを知りました。
"Mère Méduse" Kitty Crowther: 2014年11月19日発売予定

Kittyさんは、Kaoluluが2011年の板橋区立美術館の絵本のワークショップに参加した際、
ベルギーからわざわざ来日してくださった講師です。
FacebookをやってないKaoluluは交流はないのですが、
当時のメンバーの中にはやりとりをしてる方もいらっしゃるでしょう。
もしかしたら、すでにこの新刊の情報もご存知かも…。

f0176688_17445952.gifちょうど2週間ほど前に、このインタビュー動画もアップされたようす。
お元気そうで。

ワークショップに参加した際「彼女のフランス語が半分も聞き取れない!」とショックで、
その後、仏検準2、2級と連続して取得した今ですが、
やっぱり自然なスピードのmurmurerしてる(ささやいてる)感じは…う〜、ダメです(涙)

まあ、元気そうなお姿と、彼女のエスキースが見られるのでヨシとしましょう。

新刊のタイトルは「Mère Méduse」。訳すと「メドゥーサ母さん」という感じ。
ギリシャ神話に出てくる、髪の毛が蛇で、目が合うと石にされてしまうあのメドゥーサと
同じ名前だけど、メドゥーサではないみたい。(仏語ではメデューズです)

Kittyさんの話が聞き取れないので(スミマセン)、出版社のサイトの紹介文を訳してみます。
(何度も聞いてると、なんとなくわかるのですが…やはり分からない部分もアリマス)

「イリゼの生活は、彼女の母の長い髪の中で始まる。イリゼはまるで貝のなかを覆い尽くして守っている真珠層のように虹色に輝いている。「おまえは私の真珠だよ」メドゥーサが言う。「彼女はとってもかわいいね」と村でみんなが言うと、「そうよ、彼女は私のものよ!」とメドゥーサは答える。けれど外に出ると、イリゼは他の子どもたちに心を引きつけられる。彼女は学校に行きたかったのだ…」

イリゼ Irisée という名前がなんともおしゃれです。
Iris(イリス、アイリス)は「花の名前」で、人の名前になることもありますよね。
辞書を引くと、実は「iriser 虹色に輝かせる」という動詞があり、
「irisé(e)」はその過去分詞の形をした形容詞なのです。

だから、
"Irisée, comme la nacre qui tapisse et protège l’intérieur de certains coquillages."
の部分は、
「イリゼは、まるで貝のなかを覆い尽くして守っている真珠層のようだ」
とも訳せるし、
「虹色に輝いている、まるで貝のなかを覆い尽くして守っている真珠層のようだ」
とも訳せます。なんて素敵な名前!

上の訳では両方合体させましたが…。

補足:ギリシャ神話のイリスは何の神だったっけ?と調べたら「虹の女神」でした。
   なるほどね!メドゥーサとイリス。

フランスでの販売は2ヶ月先。
「女性の自立」をにおわせる題材は、とてもKittyさんらしいと思います。
でも今回は「子どもの自立」だけでなく「親の自立=子離れ」のニュアンスを感じますね。
きっと、メドゥーサ母さんはKitty自身なのかも。

是非日本でも翻訳出版してほしいです!

f0176688_1746594.gifこのイリゼちゃん、どことなく東洋人の顔。
メドゥーサ母さんの後ろ姿も「ちょっと日本ぽい」とビデオで話しています。
エスキースは長い髪が黒で書かれているからですね。

これはやっぱり、日本語翻訳出版されるだろうな〜と、
勝手な希望的推測で書いているKaoluluです。
(日本語翻訳されなくても、今度フランスへ行ったら買うよ〜♪)


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→ 9月21日はパリ6区の絵本専門店40周年イベント
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by kaolulu-nv | 2014-09-20 08:00 | 気になるフランス | Comments(4)

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