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そろそろ旅行1ヶ月前なのである…汗

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
3月に入りました!
日本は暖かくなってきましたが、フランスは…
オーヴェルニュ地方は大荒れの天気のようですね。

旅行まで1ヶ月!
年末年始に飛行機、宿、電車と悪戦苦闘しながら自力でなんとか予約。
今は留守中の職場のために、マニュアル作成などしています。

家での具体的な旅行準備は保留中。
というか、衣装持ちではないKaoluluは直前まで荷造りができません。
でもそろそろ、必要書類、下調べ資料、変換プラグや洗面道具は用意できそうね…。

って、土日しか準備をできないのに、もう土曜日も正午を過ぎてしまいました(苦笑)
明日は仏語教室なので、宿題もしなくちゃ!

というわけで、1週間ぶりの更新なのに、他人の作ったYoutube動画紹介で失礼します。
しかも、何度もこのブログに登場している話題…。



Puy de Dômeの頂上にある、2000年も前の遺跡メルキュール神殿
今から天気がいいことを祈るばかり。

クレルモンフェラン到着の翌日の午前に行こうと目論んでいるのですが、
山の天気は午前と午後、どちらが晴れている確率が高いのだろう?

なんとなくだけど、午後になると雲が発生するイメージ。
でも午前中は霧が発生しそうなイメージ…(苦笑)

パノラミック・デ・ドームで登って、頂上の散策コースや博物館をゆっくり見て、
カフェテラスでランチして、またパノラミック・デ・ドームで降り、
午後は、クレルモンフェランでノートルダム・ド・ラソンプション大聖堂に登る…という計画。

天気で旅のイメージは変わる。でも天気は人の手ではどうにも出来ない!
今回のように、滞在期間の短い旅では、予定を変更することも難しい。

f0176688_1437184.gif 晴れますように!と神頼み。
 ちなみに、メルキュールは旅人の守護神でもある。。。

Temple de Mercure
Puy-de-Dôme県の考古学紹介ページ。音声ガイドがダウンロードできます。
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by kaolulu-nv | 2017-03-04 12:56 | 気になるフランス | Comments(4)

ようやく、Tronc

f0176688_84732.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 確定申告もあと一息!という感じです。
 昨日の曇り空から一転、快晴の関東地方!
 もったいないので久しぶりに散歩をしてきました。

家を出たのは10時半ごろ。

空は晴れているけれど、北風が強くて結構寒かった!

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川の土手で風が遮られる場所では、ピンクのカワヅザクラが一輪開いていました。

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なぜかこのあたり、モズが2羽いました。縄張り争いにならないのかな。
どこかにモズのはやにえがないかと探してみたけど、見つけることはできず…。

途中、高台から富士山を眺めたり、貯水池でバンやヒドリガモを眺めたり、
大手スーパーで春物のセーターを物色したりしながら、市立図書館へ行きました。
近所の大学図書館は日曜日は閉館しているもので…。

図書館から出て来ると、ちょうど13時。午後になってしまった!
散歩帰り道に寄れるカフェは5つ(超田舎のくせに結構ある…)。
出発時、帰りにどのカフェに寄ろうかと迷っていたのですが、この時間ならあそこだ!!

と目指したのは、13時オープンの古民家カフェ Tronc

Tronc

昨年春にオープンして以来話題になっていたけれど、スタッフの体調不良で
営業時間が安定せず、2月になってようやくメインのアセット・デセールが再登場。
Kaoluluはいつ行こう?と週末になるとお店のTwitterをチェックしていました。
せっかく行くのに焼き菓子だけの日ではもったいない!
世田谷のニコラのパティシエさんが、わざわざこんな田舎に店をオープンしたのだから…。

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古民家っていうか、納屋ですよ、納屋!いつも行く蔵カフェよりオンボロ…渋いです。

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Kaoluluは13時05分頃到着したので、誰も並んでいなかったけれど、
店内既にあと3席というところでした。うわっこんな田舎なのに人気なのね!!!

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1人なのでカウンター席へ。コーヒーはその都度豆を挽いてドリップしてくれる。
あまりに客が多いので、店内の全容は撮影できませんでしたよ。オヨヨ。

メインのアセット・デセール(仏語でデザート皿盛り)はオムレット。
季節に寄って添えられるコンフィチュール、ソルベや果物が変わる様子。
今は生食でもおいしい金柑「たまたま」を使ったオムレットでした。

ところが、「40〜50分待ちです」と言われ、思わずびっくりしたKaolulu。
注文順に1つずつ作っているので、そのくらいかかるということなのだけど、
いやはや、帰ってしたいこともあるし…と和栗とカシスのモンブランに変更。

平日夜の方が空いてる?と聞いてみたところ、その方が落ち着いているとのこと。
ただし、アセット・デセールは注文を受けてから作るので
通常でも20〜30分待ちなんだとか。。。
会社帰りにも行ける距離だし、皿盛りはまたその時にしよう…。

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モンブランを待つ間、図書館で借りて来た本を読む。
「カエサルを撃て」佐藤賢一
彼の「オクシタニア」を読んで2012年はトゥールーズに行ったわけですが、
今回のオーヴェルニュ旅行ではこの「カエサルを撃て」をもっと早く読むべきだったと、
いまさら気づいたのです。。。Kaoluluの読書スピードでは旅行前には読み終えん。

そもそも「ガリア戦記」も読んでいないKaolulu。
カエサルがガリア、現在のフランスに攻め入る史実だけど、
この佐藤賢一氏の「カエサルを撃て」は、ガリア側の英雄ヴェルチンゲトリクスが主人公。
ローマではウェルキンゲトリクスと読むのでしょう。

舞台はアルヴェルニア、今のオーヴェルニュ地方。
現在、クレルモンフェランのJaude広場に立つ騎馬像が、そのヴェルチンゲトリクス。
ニューヨークの自由の女神を作ったオーギュスト・バルトルディ作。
ローマ時代のゴロワの英雄がオーヴェルニュ出身ならば、「ガリア戦記」読まねばね…。

さて、モンブラン。

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コーヒーもとても美味しかった!
モンブランはかなり複雑な味です!な、なんだ?
マロンクリームはほどよい甘さ。クルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、ピスタチオ…
中にはカシス、ときどきカカオの香りもし、皿のアプリコットソースも楽しい。
とにかく、甘くて酸っぱくて苦くて、いろんな味がするモンブランでした!

のんびり1時間過ごし、外に出るとお客さんが2人待っていました。
のんびりしたくなるような場所だよね、待たせちゃってごめんなさい。

帰りはちょうどローカル電車が出るところだったので、10ン年ぶりに乗ってみました。

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昔はこれで通学・通勤してたんだけど(苦笑)ちょーローカル線。

f0176688_1746594.gif 今日の散歩は3時間半で9,738歩。
 こんな田舎でこれだけ3時間も4時間も過ごせるんだから、
ル・ピュイ・アン・ヴレーはやっぱり8時間滞在でいい気がします。
だって、これじゃ絵を描く時間はなかったもん。
って、地元とサンチャゴデコンポステーラの巡礼路を一緒にすなっ(苦笑)
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by kaolulu-nv | 2017-02-19 16:13 | 散歩 et カフェ | Comments(0)

バルゴワン博物館@CF et 久々のアテネフランセ

f0176688_84732.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 今日は御茶ノ水・神保町へ出かけてきました。
 目的は画材。
 最寄りの画材店が閉店して以来、ネット通販を利用するか、
 実際にものを見て買いたい場合は都内まで出なければならなくなりました。

御茶ノ水・神保町には、建築関係に強いレモン画翠
漫画に強いトゥールズ、洋画・版画に強い文房堂があります。

学生時代は駅から近いレモン画翠を利用していたのですが、
出版社に出向くことが多くなってからは、三省堂本店裏の文房堂に行くようになりました。
今回は、水彩紙のスケッチブックが欲しかったので、文房堂へ。

久々に歩いた神保町界隈は、土曜日だというのに人が多くて驚きました!
新刊を扱う大手書店はカフェを併設したオシャレな店に変身し、
古書店は掘り出し物を探す人で、結構な人だかりが出来ていました。
昔からスキー用品店、楽器店が多く集まるところだし、
サクラホテルなどのゲストハウスがあるせいか、外国人観光客も多い。

文房堂でも、英語表示や日本土産になりそうなものが置いてありました。
去年の夏から、ギャラリーがカフェギャラリーになったそう。
気になったけど、週末は目玉メニューのタルトがなかったのでパス。

目当てのF0サイズのワトソン紙のスケッチブックは廃版になっていて、
仕方がないのでSMサイズと、F0サイズのモンバル・キャンソン、
見開きのスケッチブック、
練習用にファブリアーノの安価なデッサン帳も2冊まとめ買い。
結構重い…どれを旅行に持って行くか考えねば。

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せっかく御茶ノ水まで来たのだからと、久々にアテネフランセへも行ってみました。
欧明社で本を買いそうになり、
「いや、フランスで買った方が安い!」と手を止める(苦笑)
代わりに、校内のサンドイッチカフェ・LienでOVNIを読みながらしばし休憩。

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カフェオレと、ハニー・パヴェ。パヴェ(敷石)というパンのハニートースト。
見た目はウォッシュ系チーズみたいだけど(笑)
しっかりしたパンで食べ応えがありましたよ。結構満腹。

帰宅途中に途中下車して、旅行バッグを探すも見つからず、
結局、戦利品はスケッチブック数冊だけでした。でも久々の神保町、楽しかった!
東京には年に10回も行かなくなりました。長くて4〜6時間で帰って来てしまう…。
東京滞在が年60時間だとしたら、4年置きのフランス滞在1〜2週間というのは、
Kaoluluにとって、東京とフランス年平均ほぼ同じ滞在時間かもしれない。。。
(24時間×10日)÷4年=年60時間だよね。
いや、もしかしたらフランスの方が長いかな…。



さて、今日はクレルモンフェランの博物館の紹介です。

クレルモンフェランには1つの美術館と2つの博物館があります。
ロジェ・キリオ美術館はモンフェランにある芸術作品を展示する美術館。
ルコック博物館は、クレルモンのルコック公園前にある自然史博物館。
バルゴワン博物館は、同じくルコック公園前の考古学と織物コレクションの博物館。

絵を描くくせに、美術館より博物館に惹かれるKaolulu。
全部行きたいけど、時間の都合どれか1つしか見られないとなれば、
選ぶのはバルゴワン博物館です。



なぜか?地元の出土物はやっぱり地元で見たいから。
バルゴワン博物館には、ピュイ・ド・ドームの頂上にある
Temple de Mercure(マーキュリー神殿)の出土物が展示されています。
動画の2分50秒ごろにマーキュリー像が出てきますね!
ピュイ・ド・ドームに登るなら、この博物館はセットで行かねばと思います。

f0176688_17465224.gif さて、明日は確定申告の準備を進めねば…。
 週末にやらねばならないこととやりたいことを両方やるのは大変ですね。
スケッチブックを買って来たから、スケッチもしたいけど、
仏語の勉強もしたいし、Michelin vertも読みたいし!
ブログの更新もしたいなぁ。
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by kaolulu-nv | 2017-02-11 23:17 | 気になるフランス | Comments(2)

「ラスコー展」@国立科学博物館へ行って来ました

f0176688_84732.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 昨日は午前はカフェで仏語レッスンを受けました。
 レッスンというかほぼ雑談(苦笑)話がとぶとぶ!
 本当は先週末がレッスンだったのですが、先生の用事で延期になり、
その理由が「友達とラクレットパーティー」だというからフランス人らしい。
昨日は、パーティーや料理の写真まで撮って来てくれて様子を説明。
こちらも負けじと「ラスコー展」の話をしようと、
別の場所で開催中の「マリーアントワネット展」の方が人気だけどと切り出ししてみたら、
今度は、漫画の話、アニメの話、宝塚の話、歌舞伎の話、戦隊モノの話…と話題飛びまくり。

聞き取るのが大変で頭が疲れたけれど、大笑いのレッスン(?)でした。

さて、「ラスコー展」
この展覧会が世界的巡回展であることは以前紹介しました。
もう↑の記事で紹介したことで、全てわかりそうなくらいです(苦笑)

改めて説明しますと、現在ラスコーの洞窟壁画は「1」から「4」まであります。
「ラスコー1」は1940年に発見されたオリジナル。
研究調査もままならぬまま一般公開されたため、破損が激しく23年後閉鎖。
「ラスコー2」は80年代に製作されたコピー。本物の40%を復元したもの。
「ラスコー3」が現在来日しているコピー。2012年からボルドー、ブリュッセル、
パリ、ジュネーブ、シカゴ、ヒューストン、モントリオール、ソウル、東京と巡回中。
「地球上で最初の芸術家」の遺産を、世界中の人に伝えるのがこの巡回展の目的。
「ラスコー4」は、現在モンティニャックで準備中の巨大施設。
来月15日にいよいよオープンする。

フランスでのニュースをまとめてくれたフランス国営放送のサイト↓が詳しくて便利です。
さて、Kaoluluが見て来た東京展。(そののち、東北歴史博物館、九州国立博物館を巡回予定)

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晴天の国立科学博物館。何年ぶりだろう…。

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チケット売場は少し奥まったところにありますが、Kaoluluは前売り券をもっていたのでスルー。

フランスによるこの展覧会のポイントは、
*人類学、民俗学、美学をトータルにまとめた学際的展示であること。
*5つの実物大レプリカによるモニュメンタルな展示であること。
*タッチスクリーンや3Dハイビジョン映像によるインタラクティヴな展示であること。

展示は、ラスコー場所の説明との洞窟へ気が発見のストーリーから始まります。

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いきなり、スーパーリアリズムのアーティスト Elisabeth Daynèsさんの模型が
リアル過ぎて恐いくらい。
(この展覧会は、模型やレプリカはフラッシュなしならば撮影OKです。本物はNG)
洞窟の形や壁画を描く際に使われた道具の展示室へ続きます。

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洞窟の地図なのだけど、実際には上下にも幅があり、それも忠実に再現した
10分の1立体模型が展示されています。
人が多くて模型全体を撮影することはできなかったけれど、その中をのぞくと、

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こんな感じ。これは洞窟の入口付近「牡牛の広間」。
そういや、今日は牡牛座でスーパームーンだ…雨で見えなくて残念。

洞窟内部は、フランス教育省が作ったバーチャルサイトで体験できます。

Lascaux.culture.fr(洞窟内バーチャルツアー)

次の部屋はいよいよメインの5つのレプリカの部屋。

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「褐色のバイソン、ヤギの列、ウマの列」という壁画なのだけど、大変わかりにくい…。
これは模写をした技術者たちも大変だったと思います。
ちなみに、レプリカ制作時に使った技術は「voile de pierre 石のヴェール」といい、特許技術だそう。

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やはりこの「黒い雌牛 La vache noire」が一番印象に残りました。

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展示室の明りが消えると、線描が青い光で浮かび上がります。

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「背中合わせのバイソン Les bisons adossés」は色がついています。
全て鉱物系の顔料をつかっていて、黒い部分も炭ではないのだそう。。。
炭ならば炭素測定で年代がわかるのですが、ラスコー洞窟の壁画には使われていないため、
洞窟内に残されていた道具などに含まれる炭素で測定がされたそう。

2万年から1万7000年前の絵。

人類はアフリカ大陸に生まれ、この壁画を描いたクロマニョン人Cro-Magnonも例にもれない。
人類はいつからこんなに上手い絵を描いたのだろう。
展示は最後に、そんな人間の中の芸術性の誕生にも疑問を投げかけます。

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クロマニョン人の遺跡からは、狩猟のための石器や、骨で作った縫い針、
貝殻を使ったアクセサリー、砂岩で作ったランプなどが出土しています。
こんな風に、トナカイの毛皮を縫って、服も作っていたらしい…。
顔かたち、背格好も現代の人間とほぼ変わらないとか。
体毛のない人間が、氷河期を生き延びることができたなんて、不思議です。
これが知恵というものか。。。

f0176688_1746594.gif インタラクティブなゲームなどは子どもたちが楽しんでいたので、
 それを除いてぐるっと1周して1時間半くらいでしょうか。
パネルの文字が、美術館などと違ってものすごく大きく、とても見やすかった!
来場者も、家族連れ、カップル、お年寄りまでかなり幅が広いです。

最後に、お土産にチケットホルダーや絵はがき、ノートも買いました。

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ラスコー展特製Rhodiaのノート(笑)来年のフランス語日記帳にでもしよう。
ラスコーを発見した犬Robot(ロボ)のエコバッグも気になったんだけど。

今回、図録は買いませんでした。
図録を買えばもう展覧会に行かなくてもいいくらい充実の内容でした。
でも、いつか、モンティニャックのラスコー4に行きたい!って今回の展覧会で思ったから…。

Lascaux(2016年12月15日オープン)

ボルドーかトゥールーズへ行く時に、足を延ばせるといいな。
ペリゴールもまだ行ってないし!

ラスコー展、紹介しきれないのでぜひ自分の目で確かめに行ってみて下さい。


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by kaolulu-nv | 2016-11-14 23:37 | 散歩 et カフェ | Comments(0)

パリ・カルナヴァレ博物館、10月3日から3年間の休館

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
KaoluluのiMacのOSがいよいよ「古い」部類に分類されるように(汗)
具体的には、Flash Playerの最新バージョンが適応しなくなるということ。
とりあえず、いつも見ているサイトは、
ブラウザによるブロックを解除して表示許可をしたけれど…。

このスマホ時代、Flash Playerの利用者は減少しているはずで、
実際、Flashに頼らないオシャレなサイトも増えている‥。
パソコンがこれだけ進化しても、新旧更新という商業的な言い訳に、
今後も踊らされ続けねばならないのでしょうか。便利と経済は表裏一体。

さて、久しぶりに雨が降らなかった今日、久しぶりにイケアへ行って来ました。
職場のノートPCの画面の位置が低過ぎて、先月から頸椎ヘルニアが再発。
イケアに599円のノートPC用台があるのを見つけ、それだけ買って帰る!
と決めたのだけど、案の定、ベッドカバーのセットとか、いろいろ買っちゃって(笑)
今月は電子辞書を買ったから節約せねばならぬのに〜。

***

で、フランスのニュースの方は、美術・歴史の話題。

France2: Le musée Carnavalet à l’heure du déménagement
「カルナヴァレ博物館、引っ越しの時間」


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France2ニュース動画よりキャプチャー画像

le musée Carnavalet を美術館と訳すべきか、博物館と訳すべきか、
悩むところではあるけれど、テーマは歴史なので博物館の方がいいですよね。
マレ地区の古い二つのお屋敷に入っている、パリの歴史的資料を保管展示する博物館です。

来月10月3日に、3年間の改修のために閉館する予定のカルナヴァレ博物館。
全面改修されるそうです。
1年かかる予定の収蔵作品の引っ越しが既に始まっています。

開館135年以来初めて、博物館の中が空っぽにされるそう。
引っ越し自体が歴史的イベントかもしれませんね。

2600点の絵画、トータル61万2000点の収蔵作品を、工事期間中別の場所に移します。
その数はルーヴル美術館よりも多い。

この並外れた規模の引っ越しをコーディネイトするKnidlerさんは、
ちょうど作家のマルセル・プルーストの貴重な所有物が梱包されるのを監督しているところ。
ブラシ、象牙の靴べら、鏡など、壊れないようにポリウレタンをその形に合わせてくりぬいて、
1つの容器の中にまとめて収めています。
改修工事の間は、この容器に収めたままにしておくそうです。

引っ越しは、収蔵物の掃除や修復の機会でもあります。
60万点以上もあったら、チェックするだけでも大変そうですね…。
プルーストの机を掃除していたら、予想外の発見も…引出しからペンが出てきました。
絵画なども、輸送中の振動で、古くなった絵具がはがれ落ちないように処理を施します。
収蔵作品は厳重に梱包されて、トラックでパリのあちこちに運ばれていきます。

f0176688_1746594.gif カルナヴァレ博物館の再開予定は2019年。
 フランスのことだから、延期する可能性もあるけれど(苦笑)
 無料で入館できると軽い気持ちで行ったら、ものすごい作品数に、
 歩き疲れて出て来たという経験のある人はKaoluluだけではないでしょうね。
3年後、近代化されたカルナヴァレはどんな感じになるのかな。
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by kaolulu-nv | 2016-09-25 17:56 | 気になるフランス | Comments(2)

フランス国立図書館、進むデジタル化

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
日本は三連休となる週末。
昨日はのんびりやすみまして(雨降ってたし…)、
今日は都内までお出かけして来たKaoluluです。

さて、今日はKaoluluにとってとってもタイムリーなニュースを紹介。
「フランス国立図書館(BnF)のデジタル化」についてです。

France3: Quand la BNF se met à l'heure du numérique
 「BNFがデジタル時間に取りかかる時」
2016年3月18日

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France3 ニュース動画よりキャプチャー画像

文学的至宝の大部分が保管されているのは、
パリ南東部、セーヌ川沿いにあるフランス国立図書館。
経年劣化を避けるために、大切に、甘やかしすぎなほど丁寧に扱うべき宝です。

ナポレオン自身が所有していた「ナポレオン法典」の初版本や、
作家自身の注釈が直筆で書き込まれたボードレールの「悪の華」もあります。

オリジナルの劣化を防ぐために、デジタル化の作業が決定されたのですが、
働きアリのようなコツコツとした作業は、1つの仕事に1週間かかることもあるそうです。

「デジタル化の重要性は、画像をズームできることです。
 肉眼では見えないような詳細さえも浮き出させます」


と責任者。
これらの画像は全て、BnFのデジタル図書館 Gallica で無料公開されています。
このことは、以前もこのブログで紹介しましたよね。

本のデジタル化は平面ですが、BnF には立体のものも所蔵されています。
たとえば、地球儀や天球儀。
タイムリーなことに、今日、
「フランス国立図書館 体感する天球儀・地球儀展」に行って来ました。

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(リップクリームは曲がったチラシをのばすために置いただけです…)
DNP 五反田ビルで、前期は5月22日まで、展示替え後、後期は6月3日から9月4日まで

ネットで事前予約が必要ですが、観覧無料です。
DNP(大日本印刷)は、ルーヴルの展示でも協力していることで有名ですが、
今度は、BnFの所蔵作品の3Dデジタル化に協力しているんですね。

BnFの地図部門には、世界中の地図帳、地図、市街地図、地球儀など、
中世から現代までのものが100万点所蔵されているそうで、
200点以上ある地球儀と天球儀のうち、11世紀から19世紀作の貴重な55点
DNPと協力して3Dデジタル化をしたそうです。

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晴れてヨカッタ。Kaoluluは空いていそうな日曜12時の観覧を、16日の夜に予約しました。

初めに「地球儀に見る日本」という12分の映像をシアターで見ました。
黄金の国ジパングと呼ばれた日本は、かつては地球のどこにあるのか知られていなくて、
だんだん、位置が定まり、形も定まっていく課程がよくわかりました。
英語やフランス語上映もあるので、外国人もOK。

撮影禁止の部分もありますが、デジタル体験装置のあるホワイエは撮影可だそう。

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こちらは、台の上にパンフレットをかざすと、
そのページの解説を動画とともにナレーションしてくれるシステム!
左の丸い部分は、半球になって出っぱっていて、プロジェクターで画像が映されるとリアルです。
パンフレットをめくると、内容も進みます。

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これが、かざすパンフレット。
フランス語版もあったので、ちらっとかざしてみたら、フランス語でしゃべりだしました(笑)
内容は、17〜18世紀ヨーロッパの天球儀・地球儀の制作方法。
手描きなのかなと思っていたら、銅版印刷なのね。
それと、巨大なものなのかと思っていたら、普通の地球儀サイズだったのも意外でした。

今回DNPが協力した55点のコレクションを全て見られるタッチパネルなども見ました。
さすがに、一度に55点全部見ようとは思えないけど!(苦笑)写真はありません。

その後は、7分間のバーチャル体験↓

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写真に写っている人はKaoluluじゃないですヨ。
眼鏡(?)とヘッドフォンを付けて、なんと、「天球儀の中」へ入ります。
体や首を向けると天地左右、360度全部見渡せます。
まるで、天球儀の中心に浮いているような感じ。
ヘッドセットが結構重いのが難点ですが、楽しいです!

あと、待っている人が多くてKaoluluは断念したのですが、
モーションキャプチャーで大画面の中の3D地球儀を動かすシステムも体験できます。

そのあとは、フランスから来日している地球儀・天球儀の実物と
3D作品鑑賞システムを同時に鑑賞。こちらは写真撮影不可。
確かに、ショーケースに入っていると近くで見ることができないし、
上からや下からは見えないですから、3D画像と一緒に見るといいですね。
どの部分を見るべきか、解説もついていてわかりやすい。

つい、3D画像ばかり見てしまいますが、実物もじっくり鑑賞してきました。

f0176688_1746594.gif 日本人観光客がフランス国立図書館に行くことはまずないので、
 この機会に五反田まで見に行く価値はあると思います。
 展示内容も濃くて、覚えきれませんでした。

Gallica BnF デジタル図書館
Gallica: Les globes en 3D Gallica 内3D地球儀・天球儀
 画面左から「テーマ別」「時代別」「制作国別」に分類されています。
 例えば「テーマ別」に入ると、左から「地球儀」「天球儀」「金属製」に分類されています。
 例えば「地球儀」の左上「M.Behaim」をクリックすると、地球儀の写真が3つ出てきます。
 この画面で、左の縦に長いバーの「3D」をクリック。マウスで動かせる画像が表示されます。


DNP五反田での展示で、大画面体験されているのは、Martin Behaim の地球儀
バーチャル体験で中に入れるのは、Jaques Bradelle の天球儀

いやぁ。。。無料でネット公開しているフランス国立図書館もスゴいけど、DNPも侮れません。
もはや、印刷屋さんじゃないですね。
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by kaolulu-nv | 2016-03-20 17:52 | 気になるフランス | Comments(0)

モン・サン・ミシェルの大天使ミカエル像、2ヶ月の修復に

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は、ハッキリしない天気で、寒いんだか暖かいんだか…でした。
週末は連休。晴れるといいけれど、いくつか雨マークがあるみたい?


さて、今日は「モン・サン・ミシェル」のニュースを紹介します。

France3: L'archange du Mont-Saint-Michel hélitreuillé avant d'être redoré
 「モン・サン・ミシェルの大天使、金箔の張り替え前にヘリでつり上げられる」


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France3ニュース動画よりキャプチャー画像

l'archange というのが「大天使(ミカエル)」のこと。
発音は、「ラルカンジュ」となるので注意。「ラルシャンジュ」ではありません。

3月15日、昨日、モン・サン・ミシェル修道院のてっぺんについた、
大天使ミカエル像が、修復のため取り外されました。

貴重で、世界的に有名なものなので、海や風の状態を見計らい細心の注意を払って、
作業は慎重に行われました。

実は、このミカエル像の修復は、歴史上これで2回目なんだそうです。
前回は1987年で、NYの自由の女神と同じ鋳造所で作られたそう。
当時は、57万9300ユーロもかかったそうですが、これには、
修道院の尖塔部分の修復も含まれていました。

ミカエル像は、金箔を施した銅製で520kgあります。
今回は、ドルドーニュのペリグーにあるSocra社で修復されます。

全く輝きがなくなり、くすんだ黄色に見えますが、
これは、砂を含んだ風と、雷、悪天候が、表面の金を削り取り、中の銅が見えてきたせい。
保存のためには修復が必要で、
最終行程は、フランス最高の金箔師 Fabrice Gohard 氏が行う予定だそうです。

1987年の修復から短期間で金箔が剥離してしまった原因を究明している、
国立歴史建造物センター(CMN)は、像に避雷針を標準装備させるとも言っています。
避雷針を取り付けるために、ミカエルの持つ剣と、背中の翼を少し小さくするらしいです。

f0176688_1746594.gif 修復期間は2ヶ月
 ピカピカの大天使ミカエルが、修道院のてっぺんに戻って来る5月には、
 日本人観光客も、フランスに戻って来るでしょう。
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by kaolulu-nv | 2016-03-16 22:58 | 気になるフランス | Comments(0)

今年はイングランド征服950周年

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日も寒いですね。
近所にできた美味しいパン屋さん、平日に通勤し始めたせいで、
土曜日にしか行けなくなってしまいました。
なので、土曜日のランチはパンで決まりです(笑)

もう10年以上お世話になっている美容師さんも、
日曜日がお休みなので、土曜日にしか行けなくなりました。
先週の土曜日に「次の土曜日に予約したいのだけど」と電話をしたら、案の定、いっぱい。
小さな地元の美容院だけど、2週間待ちです。(その分腕は確か)
通勤している人たちって大変だなと、つくづく感じました…。

さて、今日の話題は久しぶりに「歴史」
今年は、
ノルマンディー公ギヨーム2世(ウィリアム1世)がイングランドを征服してから950周年
なのだそう。

って何の話?という方も多いと思いますが、
きっと「バイユーのタピスリー」ならば、教科書で見たことがあるのではないでしょうか。
英語だと「バイユーのタペストリー」ですね。

Cultrebox: Tapisserie de Bayeux : un joyau sous l'oeil des experts
 「バイユーのタピスリー:専門家らの観察眼のもとの至宝」
2015年1月28日

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Culturebox動画よりキャプチャー画像

バイユー美術館では、4年に渡って、毎年1月、このタピスリーを調査するため
一般公開を中断し、刺繍の縫い目などの保存状態を観察しています。

バイユー市と文化省によるこの研究プログラムは、
2007年にユネスコの世界記憶遺産に登録されたタピスリーを調査し、
今後の保存状態を改善していくために行われているそうです。
今年の調査は昨日で終わり、公開開始は今日、1月30日土曜日からです。

さて、気になるのはこのタピスリーについてですよね。。。

幅50センチ、長さ70メートルもあり、1983年からバイユーの旧神学校に保管されています。
厚さ3センチの強化ガラスのついた、鉄筋コンクリート製の箱に収められ、
温度は18度から20度、湿度は50%前後、照明も褪色しないよう暗めに設定されています。
麻の繊維に、天然染料8色で染められた羊毛の糸で刺繍。

刺繍はノルマンディー公ギヨーム2世、のちのイングランド王ウィリアム1世
イングランド征服の様子。
歴史の教科書では「イングランドのノルマン人の征服」とか「ヘイスティングスの戦い」と
書いてあったかもしれません。
彼は別名、Guillaume le Conquérant ウィリアム征服王と呼ばれています。

フランス・ノルマンディー公ギヨーム2世が、
1046年にイングランド王によって王位後継者に使命されるも裏切られ、
1066年、現在のイギリスのヘイスティングスで戦い、10月14日に勝利、
12月25日、イングランド王(ノルマン朝)に即位する…。


…という伝説を58場面構成し、刺繍で表現されています。
これを作らせたのは、ギヨーム2世の異母兄弟 Conteville の Odon 司教だそう。

このタピスリーが貴重なのは、11世紀のタピスリーという古さだけでなく、
この時代の市民と軍の構造や、武装、航海、日常生活の詳細などが表現されており、
それらを知ることができる資料は他に存在しないところです。
毎年40万人の人が美術館に鑑賞しに来るそうです。

でもって、今年はイングランド征服950周年ということで、
ノルマンディー地方の観光局は、更なる観光客の「征服」も図ろうとしています(笑)
France3: Après "Normandie impressionisme", un label "Normandie Guillaume" ?
 「『印象派のノルマンディー』の後は『ギヨームのノルマンディー』表示?」
2016年1月23日

去年は、日本のフランス観光開発機構も「印象派ゆかりの地」キャンペーンを開催してました。

今年は、ギヨーム2世が、イングランド王に即位した1066年から950年、
それを活用して、観光コースもちょっぴり方向転換。
「印象派コース」とは別に、新たに「ウィリアム征服王コース」を作って、
ギヨーム2世ゆかりの地・ファレーズ、バイユー、カンを後押し。

でも、日本人にアピールしているわけではなく、
英仏海峡の向こう、イギリス人観光客がターゲットみたいです(笑)

また、既に、今年年末のバイユー大聖堂のイルミネーションのテーマも「ウィリアム征服王」
に決定しているとか…。
Ouest France: Guillaume le Conquérant s'invite à la cathédrale de Bayeux fin 2016
 「ウィリアム征服王、2016年年末、バイユー大聖堂に招待される」

大聖堂の外壁をプロジェクションマッピング。
イングランド征服や、ウィリアム1世の生涯、バイユーのタピスリーなどから
インスパイアされた映像を映し出す予定だそう。
2016年10月14日〜12月25日に実施予定(毎日実施するかや延長するかは未定)。
これって、ヘイスティングスの戦いから戴冠式までと同じ日付ですね。

f0176688_1746594.gif 今年の1月からバス・ノルマンディー地方とオート・ノルマンディー地方が合併し、
 大きな1つのノルマンディー地方(正式名称は7月決定)になりました。
 ノルマンディー地方では、観光業に携わっている労働者は27%もいるそうです。
 新たな観光資源「ウィリアム征服王」効果がでるといいですね。
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by kaolulu-nv | 2016-01-30 15:56 | 気になるフランス | Comments(0)

消えた所蔵品のナゾ

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日の分は予約投稿です(前日に投稿しました)。

今日紹介するのは、
「博物館の所蔵品が消えた…」というニュース。
タイトルだけ見ると、盗難事件か?と思うのですが、
よくよく聞いて(読んで)みるとそうではないらしい。
(学芸員の話は相当な早口で、全然聞き取れません!)

Culturebox: Mystérieuse disparition de 563 objets du musée d'archéologie de Roanne
 「ロアンヌの考古学博物館の所蔵品563点が消えたミステリー」
2016年1月22日

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Culturebox 動画よりキャプチャー画像

フランス文化庁は、国内の博物館に全所蔵品リストを作成・提出することを義務づけています。
倉庫にある所蔵作品が、これまでの目録に載っているか、載っていないかをチェックし、
全てを網羅したリストを作って文化大臣に申告する…。
いわば、所蔵作品のトレーサビリティを保証するためのリストです。

ところが、このローヌアルプにあるロアンヌ美術館・考古学博物館では、
563点も、現物と目録に相違があることが判明。
目録には確かに掲載されているのに、倉庫には所蔵品がなかったのです!

消えた所蔵品の中には、600個の中世の金貨と、1点のルーブル所蔵絵画が含まれているそう。
総額50,000ユーロ以上に相当するらしい。

どうしてこんなことになったのか?
金貨は第一次世界大戦の際に、兵士たちの給料として溶かされてしまったのか?
別の作品と交換されてしまったのか?

当時の管理手続きは、厳密ではなかったので、
目録にも、その後どう処理されたのか何も記載されていませんでした。
つまり「全ては謎のまま」。。。

f0176688_17465224.gif 今回の照合で、ロアンヌ美術館・考古学博物館は28,075点の目録を作成できました。
 なくなっていたものもあったけれど、今後はきちんと追跡できるようになります。

 ずーっと前からなかったのか、数10年前からなかったのかも不明だなんて、
かなりびっくりです…。戦争直後の混乱ならばわかるけど、それから何年経ってる??(苦笑)
何年前から照合作業をしていたのでしょうね…。
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by kaolulu-nv | 2016-01-25 09:00 | 気になるフランス | Comments(0)

サントン人形はイタリア生まれ

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
結構激しく雨が降っていましたが、晴れてきました。

昨日紹介した「歩きスマホ注意」の動画で、
「おもてをあげよ」をどう訳すかと考えていた時に、
2014年のイギリスの動画「Look up」をみつけました。
Le Monde: « Lève les yeux de ton écran »
スマホやパソコンの画面から目を上げよと呼びかける、全く似たような趣旨の動画です。

「Look up」を仏語で「Lève les yeux」もしくは「Levez les yeux」と訳しています。
「目を上げて」がフランス語の「おもてをあげよ」かもしれませんね。

「Look up」は、かなりまじめな作りの動画だけど、
趣旨が似ていて、面白おかしく表現したフランスの動画がありましたよね。。。
フランス人気ブロガー Cyprien の初短編「Technophobe」(2015年2月1日)
思わずまた2回も見てしまいました(笑)
この動画は、フランスで今年一番再生数が多かったYoutubeなんだって(音楽を除く)。

昨日の補足が長くなりました。今日の本題は「サントン人形」です。

France2: Italie : les santons, une tradition napolitaine
 「イタリア:サントン人形、ナポリの伝統」


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France2ニュース動画よりキャプチャー画像

え、サントン人形って、フランスのプロヴァンス地方の伝統人形じゃないの!?
…と思ったのはKaoluluだけではないといいのですが(汗)
実は、フランスにサントン人形が伝わったのはフランス革命のころなんだそうです。
御本家はイタリア。
*サントン人形は、クリスマスの時期にクレッシュ(キリスト生誕の場面)を飾るための土人形です。

イタリア、ヴェスヴィオ火山の麓ナポリは何世紀も前から、町の様子が全く変わっていません。
ここでは17世紀からサントン人形が作られているそうです。
特に、San Gregorio Armeno 通りはサントン人形で埋め尽くされています。
全て手作りで、聖人たちだけでなく、現代のスター(ニュースではイタリアの歌手)や、
政治家たち(オランド大統領やサルコジ夫妻、ドイツやイタリア首相など)の人形もあります。
ローマ法王の巨大なサントン人形もありますね。

f0176688_1437812.gif サントンといえば、南仏のお土産ってイメージだったのになぁ。
 イタリア人は、クリスマスのためならば、
 数千ユーロもするサントン人形もいとわず買う覚悟があるとか。
 町行く人も、サントン人形はナポリの文化と話し、とても嬉しそうです。


〈今日のフランス語〉
François Hollande, Nicolas Sarkozy, Angela Merkel, Matteo Renzi ou encore le Pape sont mis en avant pour attirer les clients.
(略)…さらには法皇までもが、客寄せに前に置かれている。

attirer les clients、直訳すると「客を引き寄せる、客を魅了する」。

Qu'importe si ces crèches et ces santons valent parfois plusieurs milliers d'euros, pour la fête de Noël, les Italiens sont prêts à tous les sacrifices.
これらのクレッシュとサントン人形が時には数千ユーロすることも構わず、イタリア人はいくらでも支払う覚悟ができている。

qu'importe は「どうでもいい、かまわない」、問題としていないという意味。
être prêt(e) à〜は「〜の心づもりができている、〜できる状態にある」、sacrifice は「犠牲/出費」という意味。直訳すると「全ての犠牲を払う心づもりができている」。
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by kaolulu-nv | 2015-12-11 10:41 | 気になるフランス | Comments(2)

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