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Laon のケーブルカー POMA の未来

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
3日も更新をサボりました。
というのは、冷房の効き始めたオフィスでの体力的疲れもあるけれど、
一番の原因は、Kaoluluの仏語聞き取り能力低下によるものです。

せっかく「面白そうだ」と思えるニュースをみつけても、
レジュメを読んだだけでは不十分で、動画ニュースを見聞きするのですが、
1回ではどうしても聞き取れない…。2回目…もう一度、3回目…。
それでもダメだとタイムアウト。断念して就寝。

昨年の夏から生のフランス語に全く触れていない状態というのは、こういうことなのだ!

明日、フランス語のプライベートレッスンの無料体験を申し込んであるのですが、
この調子で聞き取れるのだろうかと不安です(苦笑)
「ホントに DELF B1?」と疑われそう。いや、ホントにA2やA1レベルに戻ってますから…(汗)

結果古くなってしまいましたが、読解を試みたニュースを、せっかくなので紹介します。

まず、みつけて気になったのはこのニュース。
France3: Les employés des transports en commun de Laon (02) pour sauver le POMA
 「POMAを救おうとするラン市の交通機関従業員」


Laon ランというのは、Kaoluluが2013年に訪れたピカルディー地方の町です。
POMA ポマというのは、Laonの国鉄駅のある「下の町」と、旧市街のある「上の町」を結ぶ
1899年創業の世界1つのケーブルカー。
その時の旅行記

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France3動画よりキャプチャー画像

ニュースは、6月21日の夏至の日にフランス全土で開催された
Fête de la musique 音楽祭当日の夜にPOMAを運営する団体従業員が、
バスとPOMAを運休するストを実施するというもの。
それは、POMAを助けるためだという。

え、POMAってなくなっちゃうの??

と思ったのがKaoluluの疑問。
過去のニュースを調べてみると、今年の初め頃、今年がメンテナンスの年にあたるPOMAは、
リニューアルするか、メンテナンスをするか、廃止するかを検討するため、
費用の試算が算出され、大きな議論となったそう。

France3: Les Rendez-vous de l'info « Le Poma de Laon »
 5月に放送されたPoma特集。
 7分の動画がPOMAの仕組みや歴史、現在のユニークな姿が見られて楽しい。


市役所の試算と市街地団体(communauté d'agglomération)の試算が食い違い、
POMA利用者や従業員に混乱をもたらしているみたい。
工事には、1,800万ユーロかかる、いや、400万ユーロだ、800万ユーロだと、
いろいろな説が流れる。。。

最終的に、3月に400万ユーロでメンテナンス工事をするということで落ち着いたようで、
とりあえずはPOMAは首が繋がった状態。
ただし、市長や議員が変わる度に検討される事案ですし、
リニューアルは見送られたようなので、
廃止される可能性は完全になくなった訳ではなさそうです。

現在、POMAの運営には年間70万ユーロかかっているそう。
生徒や学生の通学に使われているけれど、年々利用者が減少していること、
騒音問題、システムの古さなどが、POMA廃止案の理由で、ごもっともな意見です。

ただ、全てをシャトルバスや、路線バスに振替えるのにもいろいろ問題があります。
今でも渋滞している道がさらに渋滞を起こす。
自家用車も増え、交通事故も増える。
大気汚染の問題も。

POMAをリニューアルし、本数を減らすために現在定員34名のところをもっと増やす、
騒音問題を減らす、自転車を載せるスペースを作る、
ケーブルメンテナンスをしやすい構造にする…など、対策はありそうです。

f0176688_17445952.gif Laonのノートルダム大聖堂は、
 ロマネスクからゴシックへと遷る課程を見られる貴重な様式。
 上の町と下の町のコントラストもまた面白く、
 浅草花やしきのジェットコースターみたいに、
レトロだけど猛スピードで走る POMA も旅の思い出を語る重要な要素です(笑)
あれがなければ Laon の魅力が半減しちゃう。
ぜひ、かっこよく近代的にリニューアルさせてもいいので、存続してもらいたいものです。
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by kaolulu-nv | 2016-06-25 12:21 | 気になるフランス | Comments(0)

レピュブリック広場のカフェ「たゆたえども沈まず」

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は天気予報はハズレ?
時々雨なんて言ってたけど、時々晴れの間違いね(笑)
でも寒いです。

さて、今日はパリの「レピュブリック広場」の話題です。
昨年のパリ同時テロ事件で、団結の象徴となったレピュブリック広場。

2013年夏オープンした Monde et Média という地産地消にこだわったパリ市公認カフェは、
昨年2月火災で全焼し、1年間閉まったままでした。

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Kaoluluが2013年10月に行ったときの写真。
今時珍しくなった、カウンター席カフェ1杯1ユーロというお店で、
Kaoluluもランチを食べに行きました。→ その時の様子

こちらが、先週金曜日、名前を変えて再スタートしたそうです。

France3: "Fluctuat Nec Mergitur", le café du parvis de la place de la République, a rouvert
 「〈Fluctuat Nec Mergitur〉、レピュブリック広場のカフェ、再オープン」


Café Fluctuat Nec Mergitur 公式サイトより

「Fluctuat Nec Mergitur」とは、ラテン語で「たゆたえども沈まず」

パリ市の船の紋章の下に書いてある16世紀から続くパリ市の標語。
テロ事件直後、工事中だったカフェの囲み縦2.5m×横12mを、
パリ市がグラフィティアーティストに開放しました。
その時に描かれた作品の1つがこの「Fluctuat Nec Mergitur」というスローガンでした。
それがそのままカフェの名前になったというわけ。

以前と同じように、年中無休、営業時間は朝7:30〜深夜2:00で、旅行客にも便利。

カウンター席だと、カフェ:1ユーロビール:3ユーロ
本物のパリ産ハムのジャンボン・ブール(ハムとバターのバゲットサンド):3.9ユーロ!!
モーニング(温かい飲み物+オレンジジュース+クロワッサンorタルティーヌ):6.9ユーロ
ランチ(前菜+メインorメイン+デザート):14.9ユーロ

と、とにかく安い。
そのうえ質や産地にもこだわっているので、量が少ないのかなと心配になるくらい。
ワインはオーガニック、ビールはパリ産というこだわり。
19時〜20時は、ジャンボン・ブール+ビールのセットがあり、5.5ユーロだそう。
サンドイッチが3.9ユーロって、パリじゃあり得ない価格だと思います。

Kaoluluが10区に宿をとったのは2013年。
物価は安いが、移民が多くて治安がイマイチと言われてきた10区ですが、
最近は質にこだわるお店がオープンしているらしく、だいぶ変わって来ている様子です。

2013年はこんな風に↓廃墟のような、工事中で中ががらんどうだったビル(写真右)も、

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2015年秋に、クラシックなホテルとして再オープンした模様。
Parisbouge: Restaurant de l'Hôtel Providence à Paris : une âme de Province en plein 10ème
「パリ、ホテル・プロヴィダンスのレストラン:10区のど真ん中に田舎の心」


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Hôtel Providence Parisトップページのキャプチャー画像

レストランとバーが併設された、ちょーオシャレでクラシカルなホテルになっている!

年中無休、ランチタイムは12〜15時、ディナータイムは19〜0時、朝食も可能。
前菜14〜16ユーロ、メイン17〜42ユーロ、デザートは10ユーロ程度。
雰囲気はクラシカルだけど、値段は良心的かもしれません。

デザートは La pâtisserie des Rêves のものだそうです。
Paris Premièreチャンネルの番組「Très Très bon !」に動画があります。
Paris Première: Providence : le bistrot chic de la capitale - Paris 10
ははぁ、採点は結構辛口のようですけど、まだオープンしたてですしね。

f0176688_1746594.gif 早く次のフランス旅行が計画できるように、
 頑張って働いて、節約して、旅費を貯めなくては!!
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by kaolulu-nv | 2016-03-27 12:00 | 気になるフランス | Comments(0)

カルカソンヌ、少しだけお色直し

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今週は晴れが続いたなぁと思ったら、今日は久しぶりに曇り。
最近、週末になると天気が怪しくなっているような?

今日は、世界遺産「カルカソンヌ」のニュースから。

フランスでモンサンミシェルの次に人気の観光地カルカソンヌ。
だけど、意外と日本人観光客はまだそれほど訪れてはいないかも。
というか、日本人のモンサンミシェル好きは異例です(苦笑)

Kaoluluは、2012年に念願叶って行くことができました。その時の写真↓

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モンサンミシェルほど観光地化されていなくて、歩きやすかったです。
19世紀に、建築家のヴィオレ・ル・デュクが50年かけて再建したもの。執念ですね。

もとは12世紀に建造された城塞都市。最近、ボランティアによって修復されたそうです。

France2: La cité de Carcassonne s'offre un petit coup de peinture
 「カルカソンヌの都、ささやかな一筆塗り直し」
(意訳)

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France2ニュース動画よりキャプチャー画像

およそ100人のボランティアたちが、カルカソンヌの城と城壁にある木製部分、
扉と鎧戸の塗り替えに協力しました。
1日かかって、300の扉と鎧戸が、本来の色に塗り直されたそうです。

観光客が見守る中、別に通行止めにもしないで、ペンキを塗り始めているようです。
映像で見ると、こんな風にペンキを塗って大丈夫なの?と思ってしまうけれど、
実は、この塗料は100%天然素材。

この地方で当時一般的だったオークル(土が原料の染料)を使用していて、
塗料そのものも、その場で調合して作っています。
小麦粉と水、まるでクレープの生地みたいなベースに、オークルの粉を入れて混ぜるだけ。
残った塗料は、そのまま目の前を流れるAude川に流して捨てることができます。

赤色は、適当に選んだ色ではなく、昔からの色なんだそうです。
オークルって黄土色だと思っていたので、Kaoluluもちょっとびっくりしました。

f0176688_1746594.gif カルカソンヌはラングドック・ルシヨン地方です。
 でも、ミディ・ピレネー地方のトゥールーズから電車で1時間ちょっとで行けます!
 トゥールーズまで行ったら、絶対外せない世界遺産ですよね。
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by kaolulu-nv | 2015-10-23 12:44 | 気になるフランス | Comments(2)

日本人の好きな村・ツーリズムEXPOジャパン

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
肌寒くなってきましたね。
今、とっても小さいイラストをたくさん作っています。
サイト用のアイコンかって突っ込みたくなるほど小さくて、
でも実は「挿絵」で、米粒みたいな人間を描いています…。
目がおかしくなりそう(笑)

そんな近眼なKaoluluの目も癒された、サン・シル・ラポピー。
行ったのは2012年の5月のことなのですが、未だに記憶はあせません。
今日はその Saint-Cirq-Lapopie サン・シル・ラポピーのニュースから。


今月公開されたサン・シル・ラポピーの新しいPV。

今日から東京で「ツーリズムEXPOジャパン」というイベントが開催されます。
「Team EUROPE」という団体のブースで、
「ヨーロッパの美しい村30選」という写真展が開かれているそう。

Team EUROPE というのは、日本旅行業協会(JATA)会員のヨーロッパ旅行関連会社と、
ヨーロッパ諸国の在日観光局や航空会社からなる組織。
300人の旅行関係者にアンケートを行い、30の村が選ばれたのだそう。
フランスからはサン・シル・ラポピーと、リクヴィル(アルザス地方)が選ばれました。

実は、Kaoluluがこのニュースを知ったのは、フランスのニュース(笑)

France3: Les voyagistes japonais ont pour Saint-Cirq-Lapopie (Lot) les yeux de Chimène
 「日本の観光業者、サン・シル・ラポピーに釘付け」
(Kaolulu 意訳)

CRT Midi-Pyrénées: Saint-Criq-Lapopie élu village préféré ... des voyagistes japonais
 「好きな村に選ばれたサン・シル・ラポピー…日本の旅行業者の」

 (ミディ・ピレネー地方観光局の旅行業者向けサイト)

こちらのほうが、日本のツーリズムEXPOサイトより詳しかったりして…(汗)

まず、ヨーロッパの15カ国の観光局が、230近い村を選出。
その後、国ごとに10の村のリストを制作(つまり150村に絞る)。
その中から、日本の旅行業者(旅行代理店・ツアー企画会社のマーケティング部、
営業部、添乗員など400人*日本のサイトでは300人と紹介されている)が各国2村に投票して決定。
フランス以外の国のリストはこちら → JATA:ヨーロッパの美しい村30選

フランスのニュースでは、
日本でのミディ・ピレネー地方の大プロモーションが功を奏したと紹介されています。
3年前から、毎年日本まで実際に行って、営業・売り込みをしてきたと…。
3年前…2012年。
偶然にも、Kaoluluがミディ・ピレネーへ行った年。
サン・シル・ラポピーがFrance2の第1回「フランス人の好きな村」に選ばれた年でもある。
Kaoluluもその大プロモーションの餌食??…いや、むしろ仕掛人側かもしれない…。

Kaoluluが「そうだ、ミディ・ピレネーに行こう」と思ったのは、
2011年、仏検2級の勉強をしていた頃。
「次は自分のフランス語が通じるか確かめるために、ツアーじゃなくて一人旅。
 それも、日本人が少なそうな地方へ行くぞ!」
と思っていたから。
元は、仕事で「フランスの地方料理・地方菓子」という月刊誌コラムの挿絵を描いたことで、
フランスの地方文化に興味を持ったのがきっかけだったと思います。

旅行情報をネットで集めようとしても、当時は日本語のサイトは全くなかったので、
過去に行った人のブログなどを参考にするか、フランス語で調べるしかありませんでした。
古くて写真も文字も小さくて見づらかった!
サン・シル・ラポピーなんて現地にパンフレットもなかったんだから…(モノクロコピーだった)
今では、村の観光局のサイトもちょ〜綺麗な写真を使って、かっこ良くなっています(笑)
Kaoluluが旅行計画を練っているちょうどその頃に、フランス観光開発機構さんから、ブログ見てますよと、
プロモーションのレセプションに呼ばれたんですよねぇ…。確かにミディ・ピレネー大プッシュでした。


ミディ・ピレネーの数ある美しい村のうち、Kaoluluがサン・シル・ラポピーを選んだのは、
トゥールーズから「電車とバスで行ける」という理由から。
当然、小さな村は、車がないと行けない場所が多いです。

ミディ・ピレネー地方の日本人観光客は、今のところ団体ツアーが多いようすです。
(車がないと厳しいし、パリから遠いので高齢者が個人で行くのは結構大変かもしれない‥)
特にオフシーズンに多く、年26,000人以上も訪れるそうです。
オフシーズンのミディ・ピレネーは日本人だらけ??

サン・シル・ラポピーの場合、
オフシーズンは600人、バカンスシーズンは80万人の観光客が訪れるそうです。
ずいぶん幅があるなと思うけれど、それは、村人の数にもよるものなのかも。
バカンスシーズンの村人は200人、冬場はなんとたったの35人(苦笑)
7月8月は混み過ぎ、冬は寂し過ぎ。。。春秋を狙った方がいいですね。

f0176688_1746594.gif 人気が出て来たのはとても嬉しいのだけど、
 人が混みだしてしまったのはなんだか複雑〜。
 でも、ミディ・ピレネーには絶対また行きたいです。
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by kaolulu-nv | 2015-09-26 10:35 | 気になるフランス | Comments(4)

Café sweets 171号「カフェをはじめよう!」/Du pain et des idées 日本上陸

f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 連日猛暑記録更新中。。。
 35℃を超える日6日目。いや、体感的にはもっと長い。
 強いミントのタブレット、冷感目薬、水滴がつかない耐熱コップ、
 ロクシタンのヴァーベナのクールジェル、アイスノン…。
 あらゆる「涼しくなりそうなモノ」を駆使して仕事中です。

昼間が異様に暑いせいか、夜が涼しく感じて、温度計を見ると「32℃」だったりします。
脳が勘違いして「涼しい」と思ってしまっているけど、頭痛がするのは誤摩化せません。
みなさんも、熱中症にご注意ください。。。寝不足Kaolulu、そろそろ限界。

今日は、2ヶ月ぶりの「本のお知らせ」。
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Café Sweets 171号「カフェをはじめよう!」柴田書店

世の中にカフェ好きの人は多いと思うけれど、
実際に自分のカフェをオープンする人もこれだけいるんだなと感じさせる記事です。

どんなに小さなカフェでも、オーナーの強い思いと、結構な額の資金と、知識と、
当然のことながら、家族や業者、周りの人たちの協力が必要だったはず。

苦労話をするのはお店のイメージにあわないからでしょうか、
オーナーたちは主に「お店のこだわり」について語っています。
インテリアや、料理、立地条件など。

カフェをオープンする人って、独特な雰囲気があります。
見た目はいわゆる「自然派」な感じで、中身はかなり「頑固」そう。きっと怒ったら怖い。
カフェはままごとじゃない。「経営者」でなければならない。
そんなことはどこにも書かれていないけれど、ページ見ていると、そんな風に感じます。

f0176688_1746594.gif Kaoluluは、紹介されているお店19店舗の見取り図を制作しています。
 トレース作業なので、イラストとは呼べませんけどね。制作は楽しかったです。
 東京だけでなく、地方のカフェもたくさん掲載されているので、ぜひ見てみて下さい。


お店オープンといえば、
パリ10区の Du pain et des idées がいよいよ日本に上陸するそうです。

Fashion Press: パリ随一の職人が手掛けるヴィエノワズリー専門店「リチュエル」東京・自由が丘にオープン

8月21日、自由が丘オープン。
パン・デ・ザミやバゲットなどのお食事パンはなく、ヴィエノワズリーのみということで、
店名は Du pain et des idées は使わず(仏語で pain は、お食事パンを指す)、
パン職人のクリストフ・ヴァスールさんの名が入るそう。

「RITUEL par Christophe Vasseur リチュエル・パー・クリストフ・ヴァスール」

RITUEL par Christophe Vasseur リテュエル・パー・クリストフ・ヴァサー
 (Du pain et des idées の日本語サイト)HPはなぜか、読み方が英語風になっています。

rituel は habitude と同じ。「習慣」「まるで儀式みたいにいつもやってること」って感じ。

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こちら、2013年の店内の写真。(→ その時のブログ記事)早朝なので真っ暗でした。

パリの店も、普通のパン屋さんよりも若干値段が高めだと感じました。
日本のリテュエルも高めの設定になる様子ですね。
f0176688_1437812.gif んにしても、クロワッサン450円、エスカルゴ690円~790円って…(汗)
 近所のパン屋なら450円で4コ買えますヨ。
 小麦粉や牛乳などは日本産、バターのみフランス産を使用するそう。
 味を比較してみたいけれど、庶民Kaoluluには手が出せません…。

絶対、日本に来るだろうと思っていたけど、やっぱりキタ!
日本に居ながらにして、パリの味を味わいたい方は、お盆が終わった頃に自由が丘へ!
以後、青山通りにもオープンする予定だそうです。
(東京だけで申し訳ないデス…)
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by kaolulu-nv | 2015-08-06 09:58 | 本のお知らせ | Comments(2)

ミディ・ピレネー:トゥールーズ、ユネスコ世界遺産登録を目指す

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は最高気温19度という予想が出ている関東地方。
Kaoluluは午後はドウビレンの総会とやらに出てきます(笑)
夜には「懇親会」というものがあるそうで、
フランス風に言えば「la soirée」か「la réception」?
大勢の人に会うのは緊張するけど、頑張って行って来ます。

実は、来週もフランス観光開発機構さんの春のレセプションに出席する予定…。
来週お届けすればいい情報だけど、一足早く、紹介しましょう。
今年のテーマは「春夏秋冬、色めくフランス」だそう。

そうそう、例のフランス旅行が当たる懸賞もあります。
フランス観光開発機構:春夏秋冬、色めくフランス
アンスティチュ・フランセの俳句コンクールと違って、誰でも応募できます(笑)
ペアで、パリとノルマンディー豪華旅行…応募は7月15日まで。
…春夏の見どころ、とあるから、もしや秋冬も募集があるの??
(同時にフォトキャンペーンもやってるんですね)

さて、昨日はこのキャンペーンの春夏お薦めの一つ「アルザス」地方を取り上げましたが、
今日は「ミディ・ピレネー」地方のニュースです。

France3: Toulouse se rêve au patrimoine mondial de l'Unesco
 「トゥールーズはユネスコの世界遺産を夢見る」

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2012年トゥールーズ&パリ旅行記より、サン・セルナン大聖堂。

昨年9月にもトゥールーズ市長が「トゥールーズを世界遺産に登録したい」と発表し、
話題になりました。
そして、先月、いよいよ登録に向けて活動を開始したとのこと。

Kaoluluも、1週間の滞在ですっかり気に入ったトゥールーズ。
トゥールーズの街の中には、実は既に世界遺産に登録されているものもあります。
↑写真のサン・セルナン大聖堂は、サンチャゴデコンポステーラの巡礼路の一つとして登録。
ミディ運河も登録。
Kaoluluもちょっと脚を伸ばした、アルビ司教区カオールのサンテティエンヌ大聖堂
隣のラングドック・ルシヨン地方のカルカソンヌなども世界遺産に登録されています。
ミディ・ピレネー地方は「フランスで最も美しい村」も最多、世界遺産もいっぱいで、
とても1週間では見切れませんでした。(また行きたい!)

f0176688_1746594.gif確かにトゥールーズの街そのものが世界遺産に登録されていてもおかしくありません。
登録に向け、市は建物の検査・修復を始めています。
さて、どうなるでしょう??結果が楽しみです。

そういや、Kaoluluの好きなFrance3の番組 Midi en France は、今週は Figeac です。
France3: Midi en France

(番組からの1コーナー抜粋。Youtube公式サイトより)
カオールから、サン・シル・ラポピーに行くバスの終点がこのフィジャックです。
Kaoluluが行った2012年は、トゥールーズ発アルビ経由フィジャック行きのSNCF路線が工事中で、
ちょっと行くのが億劫だったため、行けなかった場所です。
ロゼッタストーンを解読したシャンポリオンの出身地として有名。
確か、フランソワーズ・サガンもこのバスの路線にあるカジャックの出身だったと思います。

う〜む。やっぱり、ミディ・ピレネー地方は、もう一回行かなくちゃ!
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by kaolulu-nv | 2015-03-17 09:59 | 気になるフランス | Comments(2)

元フランス大統領ジャック・シラク似の能面

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日は、ケーブルテレビの機器点検がありました。
実は最近、Kaoluluの住む地域のケーブルテレビ会社が変わりました。
訪問して来たスタッフに、料金について相談したら、
新しいケーブルテレビのプランに変えた方が安いことがわかり、
その場で変更を依頼。

そうそう、Kaoluluの使っている光回線もどこかに乗り換えようかと考え中。
スマホを使っていないので、プロバイダの光コラボプランでいいような気がする…。
光コラボプランはまだ導入されたばかりで、ちょっとまだ躊躇しています。

さて、今日は、先週のフランスのニュースから。ネットでは日本でもニュースになっていました。
France3: Ce drôle de sosie de Jacques Chirac
 「ジャック・シラクに瓜二つの変な人物」
(2014年3月12日のニュース)
先週のニュースはこちら↓
Francetvinfo: Mais quel est ce démon japonais qui ressemble tant à Jacques Chirac ?
 「で、ジャック・シラクにそっくりのこの日本の悪魔は何?」
(2015年3月5日のニュース)
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(France3ニュースよりキャプチャー画像)

先週木曜日、ツイッターに、日本の能面の写真がアップされ、瞬く間に話題になりました。
日本贔屓で相撲好きで知られる、ジャック・シラク元大統領のギニョルの操り人形に似てる!
「ギニョルの操り人形」とは、フランスの有料チャンネル Canal+
ニュースパロディ人形劇番組「Les Guignols de l'info」の人形のこと。
極端にデフォルメされた政治家や有名人の凝った人形がニュース解説するフランスらしい番組。
日本でも↑上記リンク先で視聴できます。

一番始めにこの能面の写真を投稿したのは、トゥールーズにある Georges-Labit 美術館の学芸員。
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Musée Georges-Labit ジョルジュ・ラビ美術館2012年のトゥールーズ旅行の記事より↑
(Kaoluluが行った時はお腹が空き、食事のできるところを探していて寄りませんでした)

ジョルジュ・ラビ美術館は、もともと個人の収集品だった東洋美術やエジプト美術の美術館です。
1ヶ月前に就職したばかりの新人職員が、
美術館の倉庫に収蔵されていた能面コレクションを見て、
「これはすばらしい」とツイッターにつぶやいたのが始まり。
この能面は、「大癋見(おおべしみ)」。天狗や鬼畜などを演じる時に使われます。
フランス語では「démon 悪魔」と書かれていますが、
どちらかというと「ogre 鬼」かもしれません。

学芸員の間では、すでに「シラク元大統領の操り人形にそっくりだ」と言われていたんだそう。

先週木曜日にネット上で話題になり、同日夕方には学芸員が展示を指示、
翌朝には、展示室のガラスケースの中に鎮座…。
その週末には、美術館来場者が前年に比べて2倍になったそうです(笑)

f0176688_1746594.gif18世紀の日本の能面ですから、
もちろんシラク大統領に似せて作ったわけではありません。
他人のそら似とは不思議だね…とフランスのネットユーザーを引きつけています。
また、似ているのが、偶然にも日本贔屓のシラク元大統領というのが笑えますね。

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by kaolulu-nv | 2015-03-13 10:18 | 気になるフランス | Comments(0)

パリ・モノプリの地下で墓地発見

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日、去年のDELF A2の試験勉強はいつ始めたんだろうと、
自分のブログを検索してみたら、1月22日でした…(汗)
今年は、3月1日より問題集で勉強開始、つまり1ヶ月以上遅い!
ヤバイ!!…というか、問題集を開いてまだ2日なのに、
既に「B1はやっぱりムリかも…」って思えてきています。

まあ、もともと1回で受かるとは思ってないので、今回は練習ということにしようかな(苦笑)

勉強もそこそこに、また面白いフランスのニュースを見つけたので紹介致します。
France2: Un cimetière découvert en plein Paris
 「パリの真ん中で発見された墓地」


動画は France3 の2月27日のニュースより。

パリ2区、なんと、スーパー Monoprix(Réaumur-Sébastopol 店)の地下で、
中世の墓地が発見されました。


この店の外観、3区の辺りで見た覚えがあるな…と思って、2013年の旅行写真を探したら、
そこは2区と3区の間の道で、ゲテ・リリック(マルチメディア系美術館)の近くでした。
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2013年の旅行記:アール・ゼメチエやゲテ・リリック界隈
Kaoluluは、このモノプリで、「エッフェル塔模様」のエコバックを探してたっけね。

2006年、もともとこの場所にあった19世紀の建物の中にモノプリが入りました。
12世紀から18世紀に取り壊されるまでは、
ここには Trinité 病院の墓地があったことが古地図からわかります。

今回、モノプリが倉庫を増築しようと工事を始めたところ、
12世紀の病院の墓地が出土してしまったのです。
出てきた骨は200体近くあり、大変状態がよく、綺麗に並んでいます。
墓穴は8つあり、そのうち7つは5〜25体ずつ収容されていて、
残る1つはなんと150体も収められていたそうです。
同じところに綺麗に並んで重なっていることから、
その150人は同じ日に亡くなったと考えられています。

現在、考古学者たちが、これらの人々がどんな理由でなくなったのか調査中。
ペストなどの疫病でなくなったのか、それとも飢餓か…。
分析のために、歯を採集しているそうです。

けれど、モノプリの工事は3週間後に再開されるとか。それまでに200体も調査するのか〜。
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次のモノプリのエコバックは「スカル模様」がいいかもしれないね…(笑)

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by kaolulu-nv | 2015-03-03 10:07 | 気になるフランス | Comments(4)

サン・マルタン通りのメグレ警視と「昭和訳」の謎

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
関東地方は今日も快晴。でも冷えてます。
Kaoluluのアトリエはこの時期は朝10時から2時間しか日が射しません。
とっても寒いけれど、厚着をして未だ暖房知らず。
電気代、高いですからね…。
風邪をひかないように気をつけます。

さて、年賀状の準備をしながら、先日図書館で借りた本を読んでいます。
矢野浩三郎氏翻訳の「メグレとベンチの男」と、原作「Maigret et l'homme du banc」
たまたま、図書館にあったプレイヤード版に載っていた原作がこれだったため、
日本語版も、同じものを借りました。昭和57年、1982年のもの。
シムノンの原作は1953年発表。

たまたまな理由で読み始めたのですが、舞台が去年10月の旅行で滞在した10区の宿周辺で、
こないだ読んだ「メグレと首無し死体」の舞台サンマルタン運河よりも近くて驚いています。
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ある男の殺人死体が発見されるのは、Boulevard St-Martin サンマルタン通りに面する袋小路。

矢野氏の翻訳では「サンマルタン街」となっているけれど、今風なら「通り」ですね。
写真の「サンマルタン門」から左手、東へレピュブリック広場までの500m程度の短い通り。
ちなみに、門の西側はBoulevard Bonne Nouvelleなど、名前が変わってオペラ座まで続きます。

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サンマルタン通りは、なんだかごちゃごちゃしていて、一部、車道より歩道が高くなっています。
メグレが馴染みの通りだそうだから、まあ、影で何かがうごめく雑然とした通りの象徴です。

ここにあるのが、この小説にも出てくる、ルネサンス劇場。
ルネサンス劇場はこの写真の奥にある工事中のカバーのあるところ。
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この裏にももう一本、サンマルタン門からレピュブリック広場へ続く道があり、
現在は「Rue René Boulanger」と呼ばれているけれど、
シムノンの時代は「Rue de Bondy ボンディ通り(街)」という名前でした。↓
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まさにKaoluluが2週間の間レピュブリック広場から宿まで歩いた道。
ちょうどルネサンス劇場の裏辺りに、殺されたある男が勤めていた会社があった…という設定。
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f0176688_1746594.gifこんな感じだろうか…。(T字路右の方がルネサンス劇場の裏にあたる)
ちょっとだけど、知っている場所が出てくるというのは面白いです。

がしかし、例のごとく、昭和の翻訳は不思議な日本語がたくさん出て来て悩みます。
今回はフランス語の原作と同時進行で読み進んでいるので「今ならこう訳す」とわかります。

たとえば、
*「ベージュの間(あい)もののコート」→「Pardessus de demi-saison beige」
「間もの」なんて言葉、初めて聞いたよ。要するに「春秋もの」のことかしらね。

*「髪をチックでぺったり撫でつけて」→「Ses cheveux étaient gominés
チックってなんだよ?昭和の名称なのでしょうか。
仏語辞書を引くと、戦前に「Gomina ゴミナ」という商品名の整髪料があったそうで、
髪にゴミナをつけることを「gominer」と言うのだそうです。チック??
チック(ウィキペディア)
チックとは戦後初めて国産されたポマード「丹頂チック」という商品のことみたい。
しかも、今でも生産されているというから驚き!コスメチックの「チック」だそうだ…くすっ。
ポマードは戦前にフランスからやってきたものだそう。pommadeって「軟膏」ですけどね(笑)
思いがけず、日本の歴史の勉強になったわぃ…。

*「店子」→「locataire」
店子って、ミセコと読むのか、テンコって読むのか、テンシって読むのか…。
まあ、文脈からわかるのだけど、フランス語を見ればなんの疑問も持たずに理解できます。
今で言うところの「テナント」です。賃借している人。
…と後から調べてみたら、店子は「タナコ」と読むと知りました。
今度は国語の勉強になりました!

よくわからないのは、
*「油布」→「une toile cirée」
被害者は、毎日油布で包まれたお弁当を食べていたそうです。。。
フランス語は「ろう引きした布」、つまり「防水布」のことです。
お弁当という訳もひっかかり、フランスの場合はバゲットのサンドイッチの可能性大。
フランス語では「son manger 彼の食べ物」としかなく、弁当としか訳せないのもわかるけど。
どんな包みだったのかは、よくわかりません。

それと、もう一つ面白い表現。
*「黄色い/カカドワ色の靴」→「Les souliers jaunes/ de caca d'oie」
靴は普通「des chaussures」だけど、この本では「souliers」と言うらしい。
おまけに、メグレ警視が「俺の時代にはこの色は『カカドワ色』と言っていたが」と言います。
日本語訳にはきちんと註がついていて、「ガチョウの糞」とあります。その通り。

え〜、それどんな黄色〜〜?
と思って、画像がないかと探してみたら、INAが公開している1973年のドラマがありました!
INA: Maigret et l'homme du banc
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(INA画面よりキャプチャー画像)
購読しないと初めの10分程度しか見られないのですが、なるほど、カカドワ色、わかりました。
緑がかった黄色。
男は殺されたとき、黄色い靴と赤いネクタイをしていて、遺体を確認にきた夫人が
「これは夫のものではない」と否定するのですが、ドラマでは赤いネクタイじゃなくて、
セーターになっていました(笑)
こまごまとした描写もドラマではかなり省略されているんですね。
「靴」も「souliers」ではなくて、「chaussures」と言っています。

初めの10分しか見られないなんて…続きが見たいです。
メグレ警視のドラマ、日本でも再放送してくれないかなぁ。。。


おっと。謎解きの時間は終わり。そろそろ年賀状の作業に入らねば!


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by kaolulu-nv | 2014-12-09 11:14 | 気になるフランス | Comments(2)

SIMENON / MAIGRET / LOUSTAL

f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 昨日はぼ〜んやり読書をして1日過ごしました。
 先々週の土曜日に再度「チェーザレ・ボルジア」を借りるため、
 埋没図書館へ行った際、「チェーザレ〜」は後1週間で読み終えるからと、
 もう一冊借りてきました。
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大好きなフランス推理小説、ジョルジュ・シムノン「メグレと首無し死体」
メグレ警視シリーズ、やっと8冊目。。。って年に1、2冊しか読んでないんでね(汗)
原題「Maigret et le corps sans tête」の舞台はパリ10区、サンマルタン運河沿いのValmy河岸。
去年のパリ旅行の宿あたり、なおかつ、サンマルタン運河クルーズにも乗船したので、
読んでいて、場所が気になり、地図を一緒に見ながらの読書。

この本は、昭和57年刊行だとか。1982年?Kaolulu、まだ小学生の時の本です!しかし、
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この通り、だ〜れも読んだ形跡がない、本棚で新品のまま眠っていた状態。
故に、Kaoluluは、この図書館を「埋没図書館 La bibliothèque ensevelie」と呼んでいるのです。

昨年亡くなった翻訳者の長島良三氏の翻訳。メグレ警視シリーズをかなりの数訳しています。
が、30年も昔の翻訳なので、読んでいて「それって、あれのこと?」と思う訳も多いです。
例えば、
訳:「健康を祝して!」→きっと「À votre santé !」=「乾杯!」のこと
訳:「紙入れ」→きっと「un portefeuille」=「財布」のこと
訳:「ぶどう酒」→間違いなく「le vin」=もちろん「ワイン」のこと

ぶどう酒は誰でもわかるけど、紙入れは、なんだかよくわからないですよね…。

中には「黒いフェルトと革のスリッパ」と書いて、「シャランテーズ」とルビを振ったものも。
なんじゃそりゃ?と思い、「charentaise」と検索してみました。
(ポワティエが話に出て来ていたので、綴りはCharenteのことだと推測できます)

すると、いっぺんでかわいい室内履きの写真が出てきました。ネットって便利!
日本でもよく見る形の室内履きなのですが、もともとCharente県の特産品なんだそう。ほお!

Kaoluluお気に入りのFrance3の番組「Midi en France」で今年の1月に紹介されていました。
へ〜!知らなかった。この形の室内履きはシャランテーズって言うんだ〜。今の季節、欲しいな。
分厚いフェルト底が特徴。

う〜ん、残念ながら「黒いフェルトと革のスリッパ」からこの形は想像できませんね。
昔の海外翻訳小説や児童文学を読んでいると、結構「なにそれ?」と思うものがありました。
「スグリ」とか「ハシバミ」とか「イラクサ」とか…。
海外が身近になった現代ならば、
「カラント」とか「ヘーゼルナッツ」とか、わかるけどね。(イラクサは今でもわからん!)

そうそう、実は今年は作者のジョルジュ・シムノン没後25周年です。
それを記念して、現在、2015年2月28日まで、
パリのBILIPO(推理小説図書館)で展覧会「Loutal / Simenon」が開催中なんだそうです。

BILIPO: Loustal / Simenon
画面に映っている男性は、シムノンの息子さんのジョンさん。

自身がシムノンの大ファンである、イラストレーターの Loustal 氏による、
シムノンの小説の挿絵とカバーイラスト、70点以上を展示した展覧会。
Loustalと聞いてピンきた方は、Kaoluluのブログを読んでますね。
そう、今年のParis plagesのポスターを書いた方です。

文庫本の大きさのモノクロの挿絵、カラーの挿絵、装画。そしてデッサン帳の下絵。
メグレ警視の挿絵を中心に、シムノンの肖像画など、本当に様々な作品が一堂に会するそう!
おお、見てみたい。。。。!!!かっこいいよね、Loustalさんの絵!

フランス語で書かれた小説で世界で最も読まれているのが、シムノンの作品。
シムノン自身はフランス人ではなく、ベルギー出身。
10代でフランスへ移住し、その後アメリカ、カナダ、スイスなど活動の場所を移していましたが、
ずっとフランス語で書き続け、メグレ警視はパリ警視庁勤務。

「メグレ警視」シリーズはなんと103編もあるそう(汗)
多産で知られる作家で、400冊以上の小説を書いているというから、本当にすごい。
今回没後25年を記念して、
Loustal の挿絵の入った「Six enquêtes de Maigret」も新たに刊行されるそうです。

1989年に亡くなったということは、今Kaoluluが読んでる「首無し死体」は82年だから、
まだ存命だったころに翻訳されたものなのね。
というか、たぶん、亡くなった後に翻訳されたものはむしろ少ないよね。

f0176688_17445952.gif日本では、メグレ警視シリーズは2000年に文庫が再版されて以来、
市場に出ていません。古本か図書館でしか読めません。
ぜひとも、新訳で出して欲しいシリーズだと思います。観光案内としても面白いです。
*電子書籍としてなら、現在も販売されています。

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by kaolulu-nv | 2014-11-18 10:23 | 読書 | Comments(2)

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