パリからクレルモンフェランへ〈Paris - Clermont-Ferrand〉dim. 9/4/2017*2日目

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Clermont-FerrandのVictoire広場にて。
ローマ時代、カエサルとこの地で戦ったガリアの英雄ヴェルサンジェトリクスの像。



f0176688_84732.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 「フランスに帰りたい病」でホントにダウンしそうです(苦笑)
 失恋した時のような、胸にポッカリ穴が開いた気分。
 こんなに苦しいならフランスに行かなきゃよかった!って思ってしまうけれど、
それじゃまるで「もう恋なんてしない!」と言っているのと同じで滑稽…。
一生両想いにはなれないけれど、一生恋したいって思ってますヨ。

もう3週間も前の話ですね。4月9日は20℃超えの夏日でした。
先週はパリもオーヴェルニュも雨が降ってまるで冬に戻ったようだったそうですが…。

荷物をスーツケースからボストンバッグへ詰め替えて、
いよいよパリからクレルモンフェランへ出発です。

冬物のパーカーは使わなそうだなと、スーツケースとともにPatriceの家へ置いて来たのに、
それでもかなり重いボストンバッグを抱え、RER A線でLyon駅へ。
そこからメトロ14号線に乗り換えるのですが、地下で繋がってるとはいえ結構歩く!
途中何度もカバンをを右肩から左肩にかけ直したりして、やっとこさ乗り換える。

メトロのBercy駅からSNCFのBercy駅へも少し歩かねばなりません。
いい天気でよかったわ〜。
パリの復活祭バカンス中のためか、Kaoluluと同じように大荷物の客が結構います。

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正直、これがKaoluluが今回の旅で見た唯一のParis市内の風景(笑)
あとは帰りの飛行機で、上空から夜のParisに輝くエッフェル塔を見ただけ…。

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昨年から名称が変わったParis Bercy駅。
正式には「Paris Bercy Bourgogne - Pays d'Auvergne 駅」。。。長過ぎ!
パリの国鉄駅は通常行き先が駅名になっていますが、Bercy駅は違っていたので、
ブルゴーニュ地方とオーヴェルニュ地方が変更を要求し、その結果がこの名称。
わかりやすいんだか、わかりにくいんだか。

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パリの他の国鉄駅に比べると小さくて明るく、とてもいい雰囲気。
というか、終点駅で入ってすぐ目の前がホームって珍しいと思う。。。

Kaoluluの乗る列車は13時発。
40分くらい前に到着しました。ちょうどいいくらいです。
売店でサンドイッチ janbon beurre を買い、リュックに詰める。
ついでに新聞Parisienを買って、お天気チェック…クレルモンも天気はよさそう。

30分前に列車のホームが電光掲示板に表示されます。
Vホーム。à l'heure。定刻出発。
エントランスで待っていた客が一斉に列車の方へ移動を開始。

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あれ、意外とクラシックな車両だ…。
駅のホームにいた赤いベストを着たSNCFスタッフのお姉さんに、
日本で予約してプリントアウトして来たA4コピー紙を見せて、
「この車両はどこ?」と聞いてみます。
「一番奥よ」と指差します。プリントアウト切符は乗車前のコンポステが必要ない。

最近はみんなスマホで予約して、スマホ画面で切符を表示させるのだろうと思っていたけど、
意外と従来の細長い厚紙の切符を手にしている人が多い。
Kaoluluと同じように、自宅でプリントアウトして来た紙を持っている人もいる。

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大きく「2」と表示されているのは2等車両
その下に小さく「train à réservation obligatoire / INTERCITÉS」
要予約列車、アンテルシテ

Intercitésは、地方都市間を結ぶ特急列車で、要予約列車と予約不要列車があります。
この区別は時刻表などを見て確認するしかありません。
パリ-オーヴェルニュ地方間には、新幹線TGVが走っていないため、Intercitésが唯一の列車です。
要予約でもたいていのIntercitésは、当日でも切符を買うことができます。
ただし、パリ-オーヴェルニュ間はTGVがないためもあり、
ほぼ満席なので、できるだけ早く予約したほうがいいです。

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Kaoluluが乗ったのは、7号車72番席、通路側。外見は古い車両なのに中はピカピカ。
初めは1本早い列車の窓側を購入したのですが、2日後に時間変更したら既に窓側は完売でした。
(1月の頭、販売が開始されてすぐにネットで買ったんだけど!)
Kaoluluの大きなボストンバッグも、棚の上に簡単に載せることができました。
棚の底はガラスになっているので、自分の荷物の存在を座ったまま確認できます。
棚と窓の間の細長いくぼみに、上着を入れている人が多かったです。

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事前に人に聞いた話では、荷物置場は車両出入口付近にあって、
スーツケースをそこに置き去りにして席に着くのは不安だと聞いていたけれど、
車両のちょうど真ん中あたりに、こんな荷物置場が左右にあるため、全く心配なかった!
5日用程度のスーツケースなら、ここに入ります。さすが観光大国!便利に出来てる!
チェーンなどつけている人は1人もいないし、それどころか、
「この黒いバック誰のですか?動かしていい?」と、みんな他人の荷物を気にしてくれる。

座席の下や通路側にリュックや紙袋を無造作に置いている人もいて、
な〜んだ、心配し過ぎたなとKaoluluちょっぴり反省。
次回列車の旅をするときは、小さめで軽いスーツケースに買い替えよう。

Kaoluluの隣に座った男性は、英語の新聞を読んでいたので外国人かも?
でも、訛りのないフランス語を話していたから、ロンドン帰りとか?
彼は席に着くなり、持っていた紙コップのカフェとヴィエノワズリーで食事を始めました。
お昼だもんね。
Kaoluluは、電車が走り出してからサンドイッチを食べました。

乗車券確認にコントローラーが来たのは、結構走ってからでした。
切符、といってもA4のコピー用紙だけど、を見せると、
QRコードを専用のスキャナーで読み取って終わり。

隣の男性は途中、Neversで降りる準備を始める。
「あなたもここで降りますか?」「いえ、私はClermontまで」とちょっとだけ話す。

隣が空席になったけれど、次の駅でまた別の男性が乗り込んできました。
勝手に座らなくてよかった(苦笑)

列車は飛ぶような速さで走る。
窓の外は、菜の花畑、牛、山桜のようなプラムの白い花がところどころに見える。
広い地平線まで続く畑に、ぽつんと教会が見える村があったりすると、
フランスに来たんだなと思う。

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オーヴェルニュ地方に入り、Moulinsなどの大きめの街に到着すると、
がらりと風景が変わる。
急いでカメラを向けるけど、シャッターを切る頃には絶景が通り過ぎてしまう。
アリエ川に橋のかかった、綺麗で雰囲気のいい街。

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どこまでもどこまでも。青い空と麦畑が広がる。

車内販売がやって来たので、カフェを1杯買う。
「インスタントだけどいいですか?」と販売員はいうけれど、構わない。
喉が渇いちゃったし。インスタントだけど美味しかった。

Vichy、Riomをすぎ、いよいよClermont-Ferrandへ到着。
定刻通り16時57分着。

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駅中のキオスクにふらっと入ると、早速お目当ての雑誌Détours en Franceを発見。
レジに持って行ったら、表紙が傷ついているのを見つけ、
ちょっと傷ついてるから変えていい?と交換したら、それも別のところが傷ついてた(汗)
ま、いまさら仕方ない。

駅舎は待合室を工事中で、現在利用できる場所が狭くなっています。
この写真の一番奥のところにも大きめの売店があり、水や軽食、本や新聞が買えて便利でした。

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駅前の通りはそのままバスターミナルになっています。
もう17時だというのに、なんと日の高いこと!遠くの山がまたいい感じ。

翌日はPuy de Dômeに登るつもりなので、割引できるClermontPassが欲しい。
観光案内所は18時に閉まってしまうから、急がないと!

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って、ホテルは駅から5分もしないところにありました(笑)
「地球の歩き方」にも載っている2つ星の安宿。
Hôtel Albert Elisabeth
37 Avenue albert-Elisabeth
63000 Clermont-Ferrand
tel: 04 73 92 47 41
Kaoluluがホテルのサイトからフランス語で予約したときは、
こんなかっこいいサイトじゃなかったんだけど…!
2016年夏に改装されたばかりで、小さいけれど清潔で、スタッフも朗らかでよかったです。

レセプションでは、名前をいうだけで大丈夫でした。

「5泊ですね、承っております。5階(日本式で6階)のお部屋です。
 朝食はいかがでしょう?」
「朝食は予約してないんだけど、その時々で食べても大丈夫?」
「もちろんですよ!」
「ClermontPassはありますか?」
「ありません。観光案内所で買えますよ。街の地図はお持ちですか?」

と、地図を出して、旧市街の中心への行き方を教えてくれました。

「日曜日に食事できるところは?」
「今、示した旧市街の真ん中あたりしかないんですよ」

「あなたがMarion?メールの返事をくれたんだけど…」
「違うわ。それにここにMarionは2人いるの!複雑ね」

と肩をすくめて笑う。
明るくて、長いストレートのブロンドヘアを束ねた眼鏡の女の子で、
丁寧語に訳すのが不自然なくらい、フレンドリーな子でした。

エレベーターで5階のボタンを押す。それは最上階でした。(部屋の写真はまたあとで)
部屋に荷物を置いて、大急ぎで再び外に出ました。

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教わった通りの道を行く。
あのとんがった屋根は Notre Dame de l'Assomption 大聖堂だね。

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くいっと角を曲がると、今度は Notre Dame du Port 大聖堂の塔が現れる。
この街には2つのノートルダムがある。

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もう一回曲がると、想像していたいかにもクレルモンフェランらしい黒い町並みが。

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Prace du Terrail テライユ広場。1684年製の噴水。

古いよね。。。ホント、17世紀の噴水からまだ水が出ているなんて。
でも、夜になると水は止まるんですよ。
飲めるらしいのですが、滞在中に飲んでいる人を見たのはたったの1回(笑)

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道なりにまっすぐ行くと、大聖堂の脇腹に出てきます。
ここから見る大聖堂の写真を一体何枚とったでしょう!!
でもなぜか、正面や建物全体の入っている写真は1枚しかなかったりして…。
本当に感動してしまうと、カメラのシャッターがなかなか切れない。
モニターを見ても、どうも本物と違う気がしてしまうのです。

このVictoire広場にある観光案内所に、さっそく入ります。
や〜、間に合ってよかった〜。写真を撮りながらでも宿から10分程度ですね。
ClermontPass(18.5ユーロ)と絵はがきを何枚か購入。
パンフレットもいくつかもらい、お土産もどんなものがあるかさっと見る。

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暑い。。。こんなことなら夏服でもよかったのでは?と思うくらい。

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ヴェルサンジェトリクスの像の下の変な顔の噴水。
でも、ボルヴィックの黒い溶岩にはこんな彫刻が似合うかもしれない。

f0176688_1746594.gif まだまだ日が高いので、少し旧市街を散歩してから夕飯にしようと思います。
 つづく… au suivant ...



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# by kaolulu-nv | 2017-04-29 15:38 | 2017フランス旅行記 | Comments(0)

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