2017年 08月 05日 ( 1 )

8月のパリのパン屋事情

f0176688_10582868.jpg
France3ニュースより
8月のパリは人々がヴァカンスに出かけてしまって閑散とする…と聞くけれど、
Kaoluluは8月には地方にしか行ったことがないので、本当のところは知りません。
パリジャンのいなくなった静かな夏のパリが好きだという人も多いです。
でも、ここ数年、8月のパリは意外なことで苦労するらしい…。



f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
梅雨明け以来、ほとんど太陽を見ていない関東地方。
気温30℃で涼しいと感じ、25℃で寒!と感じる今日この頃です。

月末月初と職場ではばたばたし、今週末はgrasse matinéeで至福。
明日は1ヶ月ぶりのフランス語レッスンなので、
少し耳を慣らしておかねばと、ネットサーフィンしています(苦笑)

今日紹介するニュースは、8月のパリのパン屋事情。


France3 Ile-de-France「パリのバゲット、今月さらに希少」


Kaoluluは、パリに興味がなかったため(この3、4年オーヴェルニュに焦点を定めていた)、
すっかり見落としていたニュースです(苦笑)

主食であるパンが食べられなくなるのは、フランスでは飢えに繋がる一大事。
特にパリ市と郊外は、フランス革命以来、
1年間の稼動表を元に「7月休暇組」と「8月休暇組」に分けて、
交互に夏のヴァカンスをとるよう、市内のパン屋に強制することができました。
違反すると、開店1日あたり11〜13ユーロの罰金が課されていました。
(閉店1日あたりじゃないところがフランス!)

その休暇表はパリ市のサイトでも見ることができ、
自分の住んでいる、または滞在する区でオープンしているパン屋を
チェックすることができたのですが、2014年からそれがなくなりました。

パン屋も自由に夏のヴァカンスがとれるようになったからです。

企業生活簡略法(loi de simplification de la vie des entreprises)施行から3年。
今年、ちょっとした問題が起きている様子です。
開いているパン屋まで行くのに苦労しそう。

15区のパン屋は、
「8月は4分の3のパン屋が休みです。
 実際、7月には全てのパン屋が開店していると気づいていました」

と話します。

パリジャンたちは、ヴァカンスといえば7月ではなく8月らしい。
7月に休んだパン屋がなかったのなら、彼らはみんな8月に休む予定だったのでしょう。

本来、パン屋の休暇の強制法がなくなっても、
同業者同士で調整すれば問題はないはずでした。
ところが、自主調整に失敗。

パリ・ブーランジェ組合の責任者は、
互いに連絡を取り合うように呼びかける手紙を送ったけれどうまくいかず、
この失敗は、罰金がなくなったことがせいだろうとため息を漏らす…。

一方、7月に休みを取る人がいなかったのに、8月には75%が休みを取った…。
ということは、残りの25%のパン屋は7月も8月も休みを取っていないということに?

パリにも、この夏中休まないことを決めたパン屋があります。

シュペレット、パン委託販売、大手スーパーなどのライバルらが猛威を振るうパン業界。
特に、パン屋は法律で週1日休まねばならないけれど、
シュペレットや大手スーパーは週7日オープンすることができます(たいてい週末は半日営業)。
パン屋は、8月にその分の営業活動を取り戻すことができるかもしれません。

現在、パリのパン屋は1060軒。
シュペレットの増加で、パリのパン屋は10年で8%数を減らしているそうです。

シュペレットって?



フランスの都市部に見られるFranprixやCarrefour City、Monop' など、
小さいスーパーのことです。10年で40%増。
日本のコンビニのほどではありませんが、シュペレットの登場で旅行も便利になりました。

f0176688_17452370.gif だけど、このせいで消えていくお店も多いのですね。。。
 日本のコンビニもどんどん増え、小売店はどんどん減っているもんなぁ。
複雑な心境です。


f0176688_10193148.jpg


[PR]
by kaolulu-nv | 2017-08-05 12:07 | 気になるフランス | Comments(0)

人面鳥Kaoluluの日誌 *フランス×ニュース×旅


by kaolulu-nv
プロフィールを見る