SNCFの発着ホームが20分前にならないとわからないワケ

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SNCFパリ・ベルシー駅の出発時刻掲示板。
パリからブルゴーニュ、オーヴェルニュ地方へ行く列車が出ているけれど、
TGVではないため、他の駅に比べてこじんまりとした国鉄駅です。


f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は、もうすぐボジョレ・ヌーボー解禁だな〜と
ニュースを検索してみたのだけれど、
フランスではほとんど全く話題に上っていない様子(苦笑)
なので、検索中に気になった動画を見つけたので、
そちらを紹介しようと思います。

ドイツ・フランス共同制作のチャンネルARTE
2つの文化をお互いの言葉で紹介する番組 Karambolage

ドイツ語やフランス語を勉強している外国人にもわかりやすいです。
(Youtubeの自動仏語字幕も、ほぼ正確ですね)



説明をしてくれているのはドイツ出身の女性。
彼女のお母さんがパリからフランクフルトへ帰るとき、面倒で嫌っているという話です。

それは、フランス国鉄SNCFの発着ホームが、出発の20分前にならないとわからないからです。
これはフランスを旅する我々日本人にとっても、不便で不可解な謎です!

ドイツ出身のお母さんは、30分前にパリ・東駅へ行き、
コーヒーを飲んだりしながら、掲示板に出発ホーム番号が表示されるのを待ちます。
出発20分前にようやく表示され、運悪く先頭の車両だったりすると、
30分も前に駅に着たにも関わらず、出発ぎりぎりに息を切らせて列車に飛び乗ることになる…。

あるある!

ドイツからパリへ行く時は、1年も前から出発ホームがわかっていて、時刻表にも、
駅のホームの黄色いポスターにも、案内板にも行き先とホーム番号が表示されています。
これは、パリの駅のように、1つの駅に複数の行き先の列車が集中しておらず、
専用の線路を専用の列車が走っているのが主な理由。

では、フランスではそれがなぜ出来ないのか?

もし1本の列車の出発や到着が遅れた場合、1つのホームが埋まり、
後続列車が渋滞して、全て遅れてしまう。
駅は、初めに遅れた列車を無視して、次の列車を時間通りに到着させるために
空いているホームにそれを案内し、後続列車の遅延を回避する…。

だから、20分前にならないと、発着ホームがわからないのだそう(苦笑)

ドイツ式の場合は、確かに1本遅れると、後続列車は全て遅延してしまいます。
フランス式だとそうはならないというメリットがある…しかし〜。

ドイツもフランスも、列車の遅延率は10%だそう。
う〜む。
ドイツはKaoluluはわからないけれど、フランスの列車は結構頻繁に止まってる印象が…。

パリの駅の場合は、確かに1つの駅に複数の行き先の列車が停まります。
(その上、パリの国鉄駅は全て「終点駅」…)
だけど、地方の駅、特に終点ではない駅は行き先は限定されるでしょう。
なのに、どうしてホーム番号が20分前にならないとわからないのか?
「上り」と「下り」しかない駅だってあるだろうに。

f0176688_17465224.gif 旅行者には本当に不便なSNCFのナゾのシステムです。
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by kaolulu-nv | 2017-11-11 14:07 | 気になるフランス | Comments(0)

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