伝説のオルフェヴル河岸36番地から、バスティヨン通り36番地へ
2017年 10月 22日
Kaoluluが好きなシムノンの推理小説、メグレ警視が働いていたフランス司法警察。
パリ1区、シテ島のオルフェヴル河岸36番地にあります。
日本で桜田門といえば警視庁、オルフェヴル36番地といえば司法警察署。
しかし、先週の木曜日、ついに1区シテ島から17区のバティニョール地区へと引っ越しが完了。
オルフェヴル河岸36番地の歴史は幕を閉じました。
「36番地」という伝説の数字にあやかり、引っ越し先も「バスティヨン通り36番地」。
パリ1区、シテ島のオルフェヴル河岸36番地にあります。
日本で桜田門といえば警視庁、オルフェヴル36番地といえば司法警察署。
しかし、先週の木曜日、ついに1区シテ島から17区のバティニョール地区へと引っ越しが完了。
オルフェヴル河岸36番地の歴史は幕を閉じました。
「36番地」という伝説の数字にあやかり、引っ越し先も「バスティヨン通り36番地」。
こんにちは、Kaoluluです。
雨の中、長靴を履いて投票へ行って来ました。
老人だらけの自治体で、みな家に引きこもっているかと思いきや、
雨脚が強くなる前にということでしょうか、
列をなして投票所に来ていました。
今月はスマホをいじっているわりに、全然フランスのニュースが頭に入って来ず、
ようやくパソコンの前に腰を据えた感じ。
気になるニュースを見つけました。というか、完全にチェック漏れ!
→ France3: 36 quai des Orfèvres : un lieu mythique de la police judiciaire
「オルフェヴル河岸36番地、司法警察の伝説の場所」
元鶏肉市場があった場所に建てられた、築100年以上になる建物。
数々の犯罪の歴史を見てきました。
まず今年6月に13区の班が引っ越し、
9月にオルフェヴルの殺人事件捜査班や麻薬捜査班が引っ越し完了。
オルフェヴルに残っているのは調査捜査班だけらしい。
司法警察署だけが17区に引っ越したのでは意味がありません。
もちろん、palais de justice 裁判所もその近くへ引っ越ししました。
新しい司法警察はコンクリートの近代的な建物。
む〜。もうメグレ警視はここでは働けなそう(苦笑)
36 rue du Bastion(バスティヨンというよりバスチョンかな〜)
36という数字は偶然ではなく、わざと付けたらしい。
せめて、この数字だけでも、歴史と伝説への敬意を示したかったのでしょうね。
***昨日の追記***
スマホでフランスの古い文学作品を読むのに良さげなサイトをもう1つ。
児童文学なら読めるかも…。
by kaolulu-nv
| 2017-10-22 13:00
| 気になるフランス
|
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