サンミシェル岩山の礼拝堂とホタテ貝〈Le Puy-en-Velay〉mar. 11 avril*4日目5

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高さ82mの溶岩の噴出口、Rocher Sant-Michel サンミシェル岩山。
268段の階段を上った先に、10世紀からあるという礼拝堂がたたずむ。





f0176688_84732.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 昨日はFrance2のネット中継でマクロン新大統領の演説をみてました。
 オランド大統領がエリゼ宮を後にする姿が、ちょっと切なかった(笑)
 今夜は、先月末にパリから帰って来た友人がくれた
マリアージュフレールのオレンジペコーをいただきながら、merci !
珍しく平日夜の更新です。…じゃないとこの旅行記終わらなそうで。

> La chapelle et le rocher St-Michel-d'Aiguilhe サンミシェル・デギュイユ岩山と礼拝堂
サンミシェル・デギュイユ、この言いにくい名称は一体なんなのだろう?
aiguilleは「針」とか「先鋒」という意味だけれど、微妙に綴りが違うし、
いちいちそれを名前につけるのは変。しかも大文字で始まるし。

地図を見ていて偶然知ったのだけれど、実は「Aiguilhe」は地名らしい。
Googleマップで「Le Puy-en-Velay」と検索してみてください。
大聖堂やコルネイユ岩山がある場所は「Le Puy-en-Velay市」ですが、
このサンミシェル岩山がある場所は、そこに入り組むように「Aiguilhe市」になっています。
なので、観光するときは「サンミシェル岩山」や「サンミシェル礼拝堂」と言えば十分です。

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自治体が違うせいだからかはわからないけれど、
Aiguilhe市に入ると、歴史地区というより普通の住宅地が広がっています。
どうやって写真を撮ったらいいのだろうと悩んでしまいます。。。

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まあ、民家の屋根越しに撮るしかないんだろうなぁ。
もしくは、時間があったら岩の反対側へ行きたいところです。
ボルヌ川が流れていて、緑のなかの岩山が見られるそう。

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岩山の麓にある、chapelle Saint-Clair サンクレール礼拝堂。
12世紀の礼拝堂なんですが、これまた、どこから写真を撮ったらいいのかわからない…。
八角形のどこが正面なのだろう?(どこから見ても同じ…)
後でガイドブックを見たら、このすぐ手前にある十字架とともに、
サンミシェル岩山を背景にしている写真を見つけ、「こ、この角度だったか〜」と猛省。
写真ってむずかぴー。

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サンクレール礼拝堂の横の小道をまっすぐ行くと、

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岩の足下にある門に行き当たります。ここが岩山への入口。
料金を払って、登り始めます。

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コルネイユ岩山に比べたら、低いし、階段も狭いです。
旅行準備中に見たニュースで、岩壁の補修工事をしているのを見ましたが、
その時は3月末で工事は終わり4月1日に再オープンと報道されていました。
しかし、実際に入場再開をしたのは1週間遅れの4月8日…ちょーギリギリ。
終わっててよかった。。。

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山頂のサンミシェル礼拝堂。こんな危なっかしいところに礼拝堂を建てるなんて!
岩壁修復で危険と判断されたのか、後陣へ回る通路は鎖で閉鎖されていました。残念。

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三葉形の門。唐草模様の装飾、黒、灰、白、赤のモザイクが東洋の影響を感じます。

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狭い場所に、たくさんの柱と複雑にからむ天井のヴォールト。

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床は岩山そのものがそのまま使用されているので、凹凸があります。
礼拝堂自体が、岩山の形に合わせて作られている感じ。

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天井は10世紀当時の壁画で飾られています。

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1100年近く前の人が描いた絵。。。後陣のヴォールトにも。

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もはや抽象絵画のようになっていて、現代の人が描いたと言っても信じてしまいそう。

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ちいさなミカエル像は、ノルマンディーのモンサンミシェルのミカエル像と比べると、
勇ましさよりも愛らしさが勝っている…。

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カラフルな色が今も鮮明に残るのは、これは絵画ではなく石のモザイクだから。
両脇にとびだした牡牛も、中央の人魚も素朴。

このころには、Kaolulu以外の観光客(参拝者)もいて、順番に写真を撮りました。

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東側を見下ろす。小学校かな。。。毎日こんな風景を見ながら生活している人がいる。
古い橋も見えますね。あそこまで行きたかったな。
左手の丘に登る遊歩道を造る計画があるそうです。
完成したら、そこからサンミシェル岩山とコルネイユ岩山の両方を眺めることができますね。

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赤いマリア様は、あちらを向いているけれど、もちろん後ろも祝福してくださいますよね?

無事下山して、小さな歴史展示室を抜けて出口へ出ます。

ですが、出口がわかりづらく、Kaoluluの前にいた親子連れも迷っていました。
「たぶん、ここじゃないですか?」とガラスのドアを押してみたら、外に出られました。
親子連れも「あ〜、ここ!」って(笑)
あの出口は迷う人が多いと思う…。

> le coquille Saint-Jacques sur la rue des Tables ターブル通りのホタテ貝
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一気に大聖堂の前へ。もうだいたい街の形がわかったので迷わないぞ。
(いや、1ヶ月たった今なら、また迷うと思う…)
まったく、石畳工事中で写真も絵にならないですね。

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ルピュイの参道はターブル通りという。屋台(table)がいっぱいあったからだとか。
今もお土産屋さんがあります。
でも、この時この通りを歩いていたのはKaolulu1人…なぜ誰もいないの?

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ルピュイの伝統工芸、ボビン編みのレース屋さん。

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こんなディスプレイを店頭に出しているお店も。

なのに、Kaoluluが気になったのはレースではなくて…

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これ。彫刻。店先で、石を黙々と彫っている職人がいました。

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大きな彫刻もあったのだけど、Kaoluluが惹かれたのは小さめの彫刻。
実物大のホタテ貝の彫刻がとても気に入ったのだけど、
さすがに石。これをパリに持って帰るのは重いかも…。

もっと小さいのはないかな…と探したら、
小さなホタテ貝の彫刻が、板に打ち付けられたピンに、い〜〜っぱい掛けてあるのを発見。
石の自然の色で、赤茶色いのや、グレー、白、黒といろいろありました。
どれがいいかなぁと彫刻家さんと一緒に選んだのは、ちょっと緑っぽい石。
茶色い斑点と、溝の色が違ってて味があるかなと。

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日本に持って帰って来てから、木製ビーズと綿の紐でペンダントにしてみました。

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「あなたは親切ですね」と言って石のホタテ貝を紙袋にいれてくれたmonsieur。
お土産品だってりっぱな芸術品。
旅の思い出とともに、それは手にした人だけの宝物になる。
職人としてものを作ること。それは食べることと芸術追求との狭間で苦しむことでもある。

最後にポートレイトをいいですか?とお願い。Merci beaucoup, monsieur.
世界でたった1つのホタテ貝。
Le Puyのいい思い出になりました。

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美しいターブル広場の噴水はなぜか水が出ていなかったし、
自分以外に全くだ〜れも観光客がいなくて寂しかったし、
空もこんなに雲だらけだったし…でも、石のホタテ貝を手に入れて、気分が温かくなりました。

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う〜ん、何か構図が違うわね。

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あれ〜、やっぱりうまく撮れないなぁ。。。
この広場、撮影するのがとっても難しい。大聖堂を入れようと思うと噴水が目立たなくなり、
噴水を中央に持って来ようとすると、大聖堂は見えない。
何枚も撮影したのに、1枚も納得のいく写真がありませんでした(苦笑)


f0176688_17445952.gif お土産も買いました。下手だけど写真もいっぱい撮りました。
 駅まで少し歩くので、そろそろ引き返しましょうか。。。ね。



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Commented by ヒヤシンス at 2017-05-20 15:10 x
サンジャックのペンダント、最高です~
Commented by kaolulu-nv at 2017-05-20 17:15
> ヒヤシンスさん
私の手芸レベルではこんなありふれたペンダントにしか出来なかったのだけど、大切にしたいです。旅のお守りになるかな。
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by kaolulu-nv | 2017-05-15 23:23 | 2017フランス旅行記 | Comments(2)

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