TGVのホームに改札機
2016年 01月 14日
こんにちは、Kaoluluです。
今日も予約投稿で失礼します。(って読む側は関係ないかな…)
フランス、11日の夜のニュースから、
フランス国鉄 SNCF の話題です。
車を運転しないKaoluluは、自然と鉄道の話題を
取り上げることが多くなっていますね。
→ France3: La SNCF teste des portiques anti-fraude sur les quais TGV
「SNCF、TGVホームで不正乗車防止ゲートをテストする」
France3ニュース動画よりキャプチャー画像
1月11日月曜日、パリ・モンパルナス駅のTGVのホームに改札機が設置されました。
改札機、フランス語で「des portiques anti-fraude」と言っており、
直訳すると「不正防止ゲート」という感じでしょうか。
「portique」は「柱と梁でできたゲート」のイメージで「空港の金属探知機」という意味も。
でも、これはテロ対策の金属探知機ではなく、あくまで不正乗車防止の改札機です。
TGVのホームに入るには、チケットをかざしてこのゲートを通る必要があります。
マルセイユのマルセイユ・サン・シャルル駅にも設置されていて、ここが2つ目となるそう。
テスト設置期間は一応3ヶ月。
今後2年間で、フランス国内の15の大きな駅のTGV乗り場に設置されるらしいです。
パリのメトロには改札機がありますが、フランス国鉄には改札機はありません。
乗車前に、駅のホームやその周辺にある黄色い「コンポスト機」に切符を通して日時を刻印し、
乗車中に巡回してくるコントローラー(検札員)に検印してもらう必要があります。
もし、切符を持っていなかったり、刻印がなかったりすると罰金が課されます。
しかし、SNCF の不正乗車による損失は、年間3億ユーロにもなるそう。
コントローラーたちの目を逃れて乗っている輩がいっぱいいるのです…。
初日の乗客に感想を聞くと、意見は2つに分かれる様子。
「障害だね」と反対する人もいますし、
「要するに、お金を払いたくない人の分を私たちが払っているのよね」と賛成する人もいます。
一方、コントローラーの中には、自分たちの職が改札機に奪われるのではないかと
心配する声も聞かれるようです。
一応、SNCFは人員削減の予告などは一切していないのですが…。
もし乗車時にコントローラーがいなかったら、検札の面倒は減るけど不安でもありますよね。
Voyages SNCF社の説明では、
「コントローラーたちが不正乗車犯を相手にする時間を減らし、
より多くの時間を正規の乗客たちに割けるように」改札機を設置したということです。
不正乗車防止だけでなく、サービス向上も目的だそうです。
改札導入で、安心してTGVに乗れるようになるといいですよね。
今日も予約投稿で失礼します。(って読む側は関係ないかな…)
フランス、11日の夜のニュースから、
フランス国鉄 SNCF の話題です。
車を運転しないKaoluluは、自然と鉄道の話題を
取り上げることが多くなっていますね。
→ France3: La SNCF teste des portiques anti-fraude sur les quais TGV
「SNCF、TGVホームで不正乗車防止ゲートをテストする」
1月11日月曜日、パリ・モンパルナス駅のTGVのホームに改札機が設置されました。
改札機、フランス語で「des portiques anti-fraude」と言っており、
直訳すると「不正防止ゲート」という感じでしょうか。
「portique」は「柱と梁でできたゲート」のイメージで「空港の金属探知機」という意味も。
でも、これはテロ対策の金属探知機ではなく、あくまで不正乗車防止の改札機です。
TGVのホームに入るには、チケットをかざしてこのゲートを通る必要があります。
マルセイユのマルセイユ・サン・シャルル駅にも設置されていて、ここが2つ目となるそう。
テスト設置期間は一応3ヶ月。
今後2年間で、フランス国内の15の大きな駅のTGV乗り場に設置されるらしいです。
パリのメトロには改札機がありますが、フランス国鉄には改札機はありません。
乗車前に、駅のホームやその周辺にある黄色い「コンポスト機」に切符を通して日時を刻印し、
乗車中に巡回してくるコントローラー(検札員)に検印してもらう必要があります。
もし、切符を持っていなかったり、刻印がなかったりすると罰金が課されます。
しかし、SNCF の不正乗車による損失は、年間3億ユーロにもなるそう。
コントローラーたちの目を逃れて乗っている輩がいっぱいいるのです…。
初日の乗客に感想を聞くと、意見は2つに分かれる様子。
「障害だね」と反対する人もいますし、
「要するに、お金を払いたくない人の分を私たちが払っているのよね」と賛成する人もいます。
一方、コントローラーの中には、自分たちの職が改札機に奪われるのではないかと
心配する声も聞かれるようです。
一応、SNCFは人員削減の予告などは一切していないのですが…。
もし乗車時にコントローラーがいなかったら、検札の面倒は減るけど不安でもありますよね。
Voyages SNCF社の説明では、
「コントローラーたちが不正乗車犯を相手にする時間を減らし、
より多くの時間を正規の乗客たちに割けるように」改札機を設置したということです。
不正乗車防止だけでなく、サービス向上も目的だそうです。
改札導入で、安心してTGVに乗れるようになるといいですよね。
by kaolulu-nv
| 2016-01-14 09:00
| 気になるフランス
|
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