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Kaoluluの日誌:France/news/旅

お砂糖大国フランス

お砂糖大国フランス_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
雨です。寒いんだか暖かいんだかよくわからないけれど…。
冬の雨はどことなく寂しいですね。

寒いと、つい、温かい飲み物と甘いものに手が伸びます。
フランスでは、10月から12月が甜菜の収穫時期だそうで、
ヨーロッパ一の砂糖生産量を誇るらしい。

スイーツ天国のイメージは強いけれど、砂糖大国でもあったとは。。。

France2: Le sucre, une culture française
 「砂糖、フランス文化」


お砂糖大国フランス_f0176688_10423113.jpg
France2ニュース動画よりキャプチャー画像

これが甜菜。日本では砂糖の原料はサトウキビの方が多いけれど、フランスでは甜菜のみ。
シャンパーニュ・アルデンヌ地方、マルヌ県で生産。
昨年は3700万トン収穫したそうです。

収穫された甜菜は、ランスから20kmにある工場に運ばれます。
この時期はトラックも工場も24時間稼動。1日に2万3000トンの甜菜が運ばれてきます。
カットされ、熱湯で1時間ゆでられ、砂糖液が抽出されます。
その後、精製、濾過、加熱されて、シロップに。
結晶化されて、最後に包装されて出荷されます。
ここでは1年で12万トンが、角砂糖やグラニュー糖として包装されているそうです。

砂糖の市場は、
化学分野:8%、食卓:10%、アルコール:26%、加工食品:56%
となっているそうで、素のままの砂糖ではなく、
加工されたものに入った状態で消費されていると考えた方がいいですね。

ニュースでは、フランス人1人あたり1年で25kgの砂糖を消費している、と言っています。

日本人の消費量は?と調べてみたところ、1人あたり1年で17.5kgだそうです。
農畜産業振興機:構統計資料【海外情報】
こちらを参考にしました。
ただ、この資料だと、フランス人は1人年間47.4kg消費していることになっています。
むむっ、倍近い!25kgはEUの目標値かもなぁ。。。(苦笑)

フランスは、1年で4,125,000トンの砂糖を生産。
日本は、694,000トン。足りないので、この何倍もアジアからの輸入に頼っています。

ニュースの最後で、1日の砂糖摂取の目安について話しています。
フランスでは40gくらい、理想は30gくらいと言われているらしいです。
ジャムやヨーグルト、デザートやジュースなどに大量の糖分が含まれているため、
角砂糖の量では計ることができませんけどね。

お砂糖大国フランス_f0176688_1746594.gif 日本では、砂糖摂取量の目安は決められていないそうです。
 炭水化物の摂取量に含まれてしまうのかも。
 なんでもバランスよく食べようってことなんでしょうね。
 Kaoluluはたぶん、フランス基準で1日40gくらい食べちゃってるかもな…(汗)
お砂糖大国フランス_f0176688_182834100.jpg

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by kaolulu-nv | 2015-12-03 11:07 | 気になるフランス | Comments(0)

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