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Kaoluluの日誌:France/news/旅

『「やめる」健康法』光文社新書

『「やめる」健康法』光文社新書_f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 今日も太陽は顔を出すつもりはないようです。
 8月にこんなに長いこと肌寒い日が続くなんて珍しい。
 既に、ジーンズに靴下、七分袖に長袖のパーカーで、
 じっとしていると「膝掛けも欲しいかも?」と思ってしまう気温。
 猛暑よりはずっとマシだけど、稲は大丈夫かなと心配になります。

今日は、久しぶりの本の紹介です。
『「やめる」健康法』光文社新書_f0176688_1043164.jpg
「薬を使わない薬剤師の『やめる』健康法」宇多川久美子著
光文社新書 800円+税


第1章 薬編
1 カゼ薬をやめる
2 タミフルをやめる
3 抗生物質をやめる
4 解熱鎮痛剤をやめる
5 降圧剤をやめる
6 抗コレステロール剤をやめる
7 インフルエンザワクチンをやめる
8 子宮頸がんワクチンをやめる
9 抗うつ薬をやめる
10 胃腸薬をやめる
11 便秘薬をやめる
12 尿酸値を下げる薬をやめる
13 湿布をやめる
14 消毒薬をやめる、うがい薬をやめる
15 目薬をやめる
16 漢方薬をやめる
17 抗がん剤をやめる
18 新薬をやめる
19 サプリメントをやめる

第2章 健康診断編

第3章 生活習慣編

第4章 身体・運動編

第5章 心編

Kaoluluは第4章の「身体・運動編」で姿勢のイラストを描きました。
『「やめる」健康法』光文社新書_f0176688_10465317.jpg
こんな感じ。いつもの絵です(笑)
8月20日に発売になり、もうすぐ増刷がきまりそうだとのこと。ヨカッタヨカッタ!

タイトルにインパクトのあるこの新書。
「薬を使わない薬剤師」ってのは「医者の不養生」か「紺屋の白袴」かとツッコミたくなるし、
「やめる健康法」は、言いたいことはなんとなくわかるけど、
やめたことで不健康になる健康法だって、全くないわけじゃないだろうとツッコミたくなるし。

実はKaolulu、今回は原稿を読まずに本当に「イラストだけ」描きました。
てっきり運動や姿勢に関する本なのかと思っていたら、ずいぶんと広範囲に渡った内容。
健康についてウンヌンされるのが苦手な不健康なKaoluluは、
「ほんまかいな(ツッコミなので大阪弁)」気分でぱらぱらと見てみました。

51の「やめる」で自然治癒力を高める!
健康のために何かをする、何かを加えることは、必ずしも健康をもたらしてはくれない。よかれと思ってしたことが、よくないこともある。薬をはじめ、健康のためにいいとされていること、何となくいいと思ってやっていることにも、デメリットがある。そんな事実を踏まえて、本書では何かを「やめる」という引き算の発想で、自分自身に本来備わった自然治癒力を高める健康法をお伝えします。
すべてを一斉に辞める必要はありません。たとえ一つでもやめてみると、これまでとは違った感覚が得られると思います。  (「はじめに」より)


薬剤師さんの著者は、「その健康法は健康には関係ないかもしれない」と、
1つ1つ説明してくれています。
全ての健康法がダメってわけではないようです。
例えば、Kaoluluは寝る前にむくみをとるストレッチをしないと、朝、足が吊ります…。
ストレッチという健康法を「やめる」必要はなく、寝る前のストレッチは「良い」とあります。
だよね、これをやめたら、Kaoluluは朝起きることができません。

一方、病気になりそうな遺伝子を探す遺伝子検査、がんの予防になるはずのがん検診も、
かえってストレスなったり、むしろがん発症の可能性が高くなったりすると指摘。
サプリメントも、単に成分名がわかっているだけで、
本物の食品にはまだ自分たちの知らない健康にいい成分が含まれている可能性があり、
サプリメントより本物の食べ物のほうがいい、効き目はほぼ「気分」の問題だと言います。

「病は気から」「自然治癒力」

たぶん、これがこの本のキーワード。
著者は薬剤師だけれど、薬に頼らず、体本来の自然治癒力に頼るべきだと語っています。

これは現代人には結構難しいハードルです。
Kaoluluは、つい最近、ブルーベリーエキスのサプリメントを買ってしまいました。
きっかけは、お中元にもらったブルーベリーのアイスクリーム。
別に目をよくしようなどと意識して食べていたわけでは「全く」ありませんが、
仕事柄「視野」については敏感なので、「今日はPC画面が眩しくない」とすぐに気づきました。
まだ飲み始めたばかりなので「やめる」のは簡単ですけど…ちょっと悩みますよね(苦笑)

Kaoluluが著者に大賛成する項目もあります。
「牛乳をやめる」とか「冷暖房をやめる」とか。もちろん「タバコ」もね。
ヨーグルトやチーズなど乳製品は大好きだけど、素の牛乳は絶対飲まないKaoluluです(笑)
冷暖房も最低限。お金の節約のためだけど、OL時代の妙なだるさが完全になくなりました。

『「やめる」健康法』光文社新書_f0176688_1746594.gif まあ、「やめる健康法」でも「はじめる健康法」でも、
 やめすぎ、はじめすぎはよくないと個人的には思います。
 無理は続きませんしね。
 面倒だなと思わないくらいに「少し昔の生活」がいいのかも。
 健康法って、人に勧めるものじゃなくて、自分で探すものじゃないかな。
 「自分は何をやめられそうか」考えるヒントになる本だと思います。
『「やめる」健康法』光文社新書_f0176688_10193148.jpg

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by kaolulu-nv | 2015-08-30 12:11 | 本のお知らせ | Comments(0)

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