フランス、サツマイモ人気
2015年 05月 04日
こんにちは、Kaoluluです。
今日は昨日より湿度が高いという予報でしたが、
そうですか?
少し雲がでているけれど、
風があって気持ちがいいです。
今日は、ちょっと季節外れな「サツマイモ」のニュースを紹介。
日本でサツマイモの季節と言えば、晩夏から秋。
フランスでは国産はほとんどなく、輸入品に頼っているからこんな時期のニュースみたい。
→ France2: La patate douce revient en force
「サツマイモ、大量に帰着する」(revenir をどう訳すべきか悩む…)
(France2 動画ニュースよりキャプチャー画像)
フランスの市場に並んでいるサツマイモ。日本のような赤紫色ではないから認識しづらいかな?
フランスでは数年前まで、誰もサツマイモを知らなかったそう。
それが最近になって徐々に知られるようになり、
1キロ7ユーロという高価にも関わらず、家庭にもプロにも受け入れられてきています。
スペイン、アメリカ、イスラエル、エジプト、南アフリカから輸入していて、
1999年には5,000トンだったものが、昨年には3倍以上の17,000トンも消費されているとか。
ニュースでは、「サツマイモは熱帯地方で発芽する」と言っているけれど、
はてはて…そうかい?と日本人は思ってしまいます(笑)
日本人からすると、「サツマイモは水はけのよい、温暖な土地で栽培する」イメージ。
Kaoluluの住んでいる Millefeuilles 県も、関東ローム層の土と温暖な気候のお陰で、
全国的なサツマイモの産地でした。(今はどうかなぁ…)
熱帯性植物だとしても、スペインで育つのですから、
フランスでも、メロン農家が、サツマイモの収益性に目を付けて栽培を始めています。
彼らにとっては「サツマイモ」は「宝」だと言ってます。
日本人からすると、「メロン」の方が断然「宝」だと思うけれど…(苦笑)
ニュース最後には、フランスのハンバーガーレストランで、フライド・ポテトの代わりに、
サツマイモのフライが出されています。
…これは結構おいしいんじゃない? 芋けんぴか、芋てんぷらみたいで!
サツマイモは健康にもよく、一日分のエネルギーを摂取できると店主は説明。
ちょっと気になって調べてみたのですが、
サツマイモのルーツは、「南米」と言われているそうです。
ヨーロッパの方が近いのに、なぜ、日本の方が食べられているのかな…。
南米 → スペイン・ポルトガル → 東南アジア → フィリピン → 中国 → 日本 1597年
南米 → ポリネシア
というルートで伝播しているみたい。
ヨーロッパ経由で太平洋に来るまでに、既にポリネシアにもサツマイモが存在したことから、
南米から直接ポリネシアへ海を越えて渡ったルートもありそうと、考えられているそうです。
日本へ入ってきたのは、江戸時代になった頃とほぼ同時。
日本では、甘くてほくほくした野菜は、もともとお菓子に使うことが多い。
小豆、カボチャ、サツマイモ。
どれもヨーロッパで甘くして食べているのは見たことがない食材です。
そもそも、フランスの食事は「甘い」という味覚があまり存在しませんよね…。
照り焼きソースみたいな甘辛い味もありません。
代わりにデザートがドカーンと甘い。でもデザートに上の3つの野菜は使いません。
「甘さ」という味覚の感じ方が、西洋と東洋とでは違うんだろうなぁと考えさせられます。
フランス人がサツマイモを食べるようになったなら、
「あんこ」だって流行る余地があるかもね。
「焼き芋+高級バター」っていうのもいいな。
今日は昨日より湿度が高いという予報でしたが、
そうですか?
少し雲がでているけれど、
風があって気持ちがいいです。
今日は、ちょっと季節外れな「サツマイモ」のニュースを紹介。
日本でサツマイモの季節と言えば、晩夏から秋。
フランスでは国産はほとんどなく、輸入品に頼っているからこんな時期のニュースみたい。
→ France2: La patate douce revient en force
「サツマイモ、大量に帰着する」(revenir をどう訳すべきか悩む…)
フランスの市場に並んでいるサツマイモ。日本のような赤紫色ではないから認識しづらいかな?
フランスでは数年前まで、誰もサツマイモを知らなかったそう。
それが最近になって徐々に知られるようになり、
1キロ7ユーロという高価にも関わらず、家庭にもプロにも受け入れられてきています。
スペイン、アメリカ、イスラエル、エジプト、南アフリカから輸入していて、
1999年には5,000トンだったものが、昨年には3倍以上の17,000トンも消費されているとか。
ニュースでは、「サツマイモは熱帯地方で発芽する」と言っているけれど、
はてはて…そうかい?と日本人は思ってしまいます(笑)
日本人からすると、「サツマイモは水はけのよい、温暖な土地で栽培する」イメージ。
Kaoluluの住んでいる Millefeuilles 県も、関東ローム層の土と温暖な気候のお陰で、
全国的なサツマイモの産地でした。(今はどうかなぁ…)
熱帯性植物だとしても、スペインで育つのですから、
フランスでも、メロン農家が、サツマイモの収益性に目を付けて栽培を始めています。
彼らにとっては「サツマイモ」は「宝」だと言ってます。
日本人からすると、「メロン」の方が断然「宝」だと思うけれど…(苦笑)
ニュース最後には、フランスのハンバーガーレストランで、フライド・ポテトの代わりに、
サツマイモのフライが出されています。
…これは結構おいしいんじゃない? 芋けんぴか、芋てんぷらみたいで!
サツマイモは健康にもよく、一日分のエネルギーを摂取できると店主は説明。
ちょっと気になって調べてみたのですが、
サツマイモのルーツは、「南米」と言われているそうです。
ヨーロッパの方が近いのに、なぜ、日本の方が食べられているのかな…。
南米 → スペイン・ポルトガル → 東南アジア → フィリピン → 中国 → 日本 1597年
南米 → ポリネシア
というルートで伝播しているみたい。
ヨーロッパ経由で太平洋に来るまでに、既にポリネシアにもサツマイモが存在したことから、
南米から直接ポリネシアへ海を越えて渡ったルートもありそうと、考えられているそうです。
日本へ入ってきたのは、江戸時代になった頃とほぼ同時。
日本では、甘くてほくほくした野菜は、もともとお菓子に使うことが多い。
小豆、カボチャ、サツマイモ。
どれもヨーロッパで甘くして食べているのは見たことがない食材です。
そもそも、フランスの食事は「甘い」という味覚があまり存在しませんよね…。
照り焼きソースみたいな甘辛い味もありません。
代わりにデザートがドカーンと甘い。でもデザートに上の3つの野菜は使いません。
「甘さ」という味覚の感じ方が、西洋と東洋とでは違うんだろうなぁと考えさせられます。
フランス人がサツマイモを食べるようになったなら、
「あんこ」だって流行る余地があるかもね。
「焼き芋+高級バター」っていうのもいいな。
by kaolulu-nv
| 2015-05-04 10:04
| 気になるフランス
|
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