人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

今年はヒツジ年なのかヤギ年なのか?(才能応援プロジェクト 漫画家部門)

今年はヒツジ年なのかヤギ年なのか?(才能応援プロジェクト 漫画家部門)_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は雨。なんとなく春の気配を感じます…。
仕事があるくせに、マメにブログを更新してます。
おまけに午後は仏語教室。先週欠席してしまったので、
何としても行かないと月謝がもったいない(苦笑)
頑張りますっ。

さて、今日は旧正月にちなんだ話題。
先週木曜日、中国など陰暦を重んじる国は旧正月を迎えました。
日本でも沖縄などは、1月ではなくて、この旧正月に帰省すると言いますが、
この時期の日本や韓国は、中国からの買い物客で溢れます。

今年は未年…。日本や韓国では「ヒツジ」だけれど、実はフランスでは「ヤギ」です。
今年はヒツジ年なのかヤギ年なのか?(才能応援プロジェクト 漫画家部門)_f0176688_16273461.jpg
BFMTV: L'Asie entre dans l'année de la Chèvre et du Mouton
 「ヤギ年とヒツジ年に入るアジア」


一口に「ヒツジ、ヤギ」と言っても、フランス語にするとオスとメスで言い方が違います。
ヒツジにおいては「去勢したオス」という単語まであります。
一般的に食用となるオスは、おとなしくなるよう去勢されているらしい…。

このBFMTVの記事は、Kaoluluがブログに割くための時間で読むには長過ぎ(汗)
でも冒頭を読むだけで、ほとんどの問題が解決します。

... le mot désigne aussi bien la chèvre que le mouton, d'où une confusion qui se reproduit tous les douze ans à l'étranger.
その単語(註:中国語の「羊 Yang」)は、ヒツジを意味すると同時にヤギも意味し、そのことから、外国では12年毎に混乱が繰り返される。


Une simple recherche sur l'internet montre un large partage -dans toutes les langues- entre les tenants de "l'année du mouton" ("year of the sheep", en anglais) et ceux de "l'année de la chèvre" ("year of the goat").
ネットでさっと検索すると、全ての言語において、ヒツジ年派とヤギ年派に大きく分かれることが示される。


英語は「ヒツジ年派(mouton)」だけど、フランス語は「ヤギ年派(chèvre)」。
それだけでなく、「オスヤギ年(bouc)」や「オスヒツジ年(bélier)」さえあるそうです。

欧米の言語ではあまりにヤギ・ヒツジを示す単語が多いので、イラストで確認すると、
中国郵便局の切手の柄にも、ヤギもいるし、ヒツジもいるのだそうだ(笑)

「『羊』という文字は動物の特定の種を指しているのではなく、
 『良い導き』や『恩恵』など、ポジティブな意味を伝える表意文字」


今年はヒツジ年なのかヤギ年なのか?(才能応援プロジェクト 漫画家部門)_f0176688_1746594.gifとういことなんだとか…なるほどね。
年賀状にヒツジが描いてあっても、ヤギが描いてあっても間違いではない!
あんまり気にしなくていいことみたいです。


*今日のフランス語* KaoluluがBFMTVの記事を途中まで読んだ中で出てきた面白い言葉。
・le calendrier lunaire:m. 陰暦
・les tenants de:〜の支持者たち→〜派
・d'où:以上のことから、そのことから、だから
・se référer à : 〜を参照する
・non pas A mais B:AではなくBである
・le zodiaque:m. 黄道帯→12星座の占星術/le zodiaque chinois:十二支占い、干支占い
・trancher:切断する/解決する→ハッキリさせる/indecis:a. 曖昧な→ハッキリしない

今年はヒツジ年なのかヤギ年なのか?(才能応援プロジェクト 漫画家部門)_f0176688_13504818.jpg
【才能応援プロジェクト】ブログを書いてプロをめざそう!
Commented by Bera at 2015-02-22 18:53 x
えええっ?!フランス人への年賀状に羊の写真載せて、「日本では今年のシンボルは羊なの」って書いちゃってましたよ~、知らなかったー。フランス事情知りませんでした。恥ずかしい…(汗)

昨日の記事についてですが、France 2 20hで農業見本市で子供たちが動物たちと触れ合っている記事があって、いつかこの時期にパリに行けたらなあ、って思っています。

もうひとつ、『和食はなぜ美味しい』ようやく拝見しました(Mont coulantの本屋になくて、神保町まで行ってようやくゲット)。文章にも食欲をそそられちゃいましたが、Kaoluluさんのイラストもユーモアをまじえながら的確な描写で楽しんですぐに読破しちゃいましたよ。魚の描き分けって結構難しくありませんでしたか?桜鯛のぱっちりおめめが印象的でした。文章に図版が付随していてもわからないものはわからない、ってことが巷の本には多いですが、沈み込む海嶺=テーブルクロスの絵はあっ、そうなのねって読む側のイメージを扶けてくれるものでおおっ、と思いましたよ。
Commented by kaolulu-nv at 2015-02-23 10:59
Beraさん、こんにちは!
大丈夫ですよ、ヒツジでもヤギでも間違いではないし、日本は「ヒツジ年派」であることは本当ですから!(笑)きっと、フランスのご友人は「フランスではヤギだけど、日本は違うんだな」と一つ知識を得られてよかったんじゃないかな。

そうそう、今、フランスのニュースは農業見本市の話題ばかりですね。4000頭の動物がパリ近郊に集合するなんて、すごいなと思います。動物はたくさんの人間を見てストレスにならないのかとか、長旅で疲れていないのかとか気になります。…でも、案外動物の方は常連で「あ、またココか」なんて思ってるのかも??ホームに帰ってから「今年はね〜」なんて牛舎の仲間に土産話をしているのかもしれない…

『和食はなぜ美味しい』わざわざ探して下さったそうで、申し訳ございません!岩波の本は、一般的に書店買い取りなので、なかなか普通の書店には並ばないんです。ないときは書店に取り寄せてもらうのが一番早いです。買っただけでなく、全部読んで下さったとは!!感激です!ありがとうございます。
お魚の絵は、自分でも勉強になるので楽しかったですよ。テーブルクロスの図などは、著者のラフがあって、綺麗に具体的に描き直す感じです。今回はパソコンのトレースではなくて、手描きに挑戦したのが一番大変でした(笑)失敗したら、描き直しなので、たくさん紙を無駄にしてしまいましたよ〜。
名前
URL
削除用パスワード
by kaolulu-nv | 2015-02-22 12:27 | 気になるフランス | Comments(2)

by kaolulu-nv
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31