手作りカマンベール工場、最後の1軒 (才能応援プロジェクト 漫画家部門)
2015年 01月 18日
こんにちは、Kaoluluです。
今日の午後は1ヶ月と10日ぶりのフランス語教室。
先生の帰省と年末年始のせいで、間が開いてしまいました。
さすがに、1ヶ月分の話題を話すわけにもいかず、
今日は何について話そうかと、とりあえず作文してました。
最近ブログ更新時間が遅めでスミマセン!
さて、今日はフランスのチーズと言えば、のカマンベールの話題です。
→ Europe 1: Le Camembert de Camembert fait saliver les repreneurs
「買収者ら垂涎のカマンベール村のカマンベール」
→ France3: La dernière fabrique artisanale de camembert sur le point de fermer
「まさに今閉じようとしている最後の手作りカマンベール工場」
前者、ラジオEurope1の記事がわかりやすいので参考にしました。
ニュース動画は、後者France3をご覧下さい。
昨年、カマンベール村最後のカマンベール職人 Durand 家の工場が、
工場を売りに出すとニュースになっていました。
今や、世界中に知られているカマンベールチーズですが、
本当の「カマンベール村」のカマンベール工場は年々減少しています。
本場カマンベール村最後の職人Durandさんのカマンベール工場は、1791年創業。
現在は70頭の牛を飼い、カマンベールチーズの伝統製法を今日まで引き継いでいます。
1日の生産数は600個。
カイエ caillé(半分固まった乳)をお玉で掬っては、容器に流し込む作業を、1日3,000回!
作業場の気温は30度以上。
この過酷な労働を、1人黙々と33年続けて来た、52歳のFrançoisさんは、
職人としての誇りはあるけれど、もうそろそろ辞めたいと思っているそう。
半年間の募集で、300の買収候補者が応募してきたとか。
特に多かったのは中国とUAEからの申し込みだったそうです。
これには、Françoisさんもとても驚いたと言っています。
しかし、300候補者のうち、本当に真剣だったのは、たったの30数候補だけ。
たいていは、工場を見学して、その過酷な労働と経済の真実を知ると、あっさり諦めたそう。
単に、牧歌的な気ままな職人人生に憧れているだけだったり、
パンダの国の牛乳に「カマンベール」というラベルを貼りたいだけだったり…。
結局、現在残っている4候補は、全てフランス出身の投資者だそうです。
ほっ!!
カマンベールはカマンベールとして、残って欲しいですものね。
伝統製法を守ってくれる、良心的で、意欲的な人に引き継がれるといいですね。
日本産カマンベールもKaoluluは好きなんだけど、
最近かなり値上げされて、とうとう手が届かなくなりました…。
フランス輸入品が増えるといいな。
【才能応援プロジェクト】ブログを書いてプロをめざそう!
今日の午後は1ヶ月と10日ぶりのフランス語教室。
先生の帰省と年末年始のせいで、間が開いてしまいました。
さすがに、1ヶ月分の話題を話すわけにもいかず、
今日は何について話そうかと、とりあえず作文してました。
最近ブログ更新時間が遅めでスミマセン!
さて、今日はフランスのチーズと言えば、のカマンベールの話題です。
→ Europe 1: Le Camembert de Camembert fait saliver les repreneurs
「買収者ら垂涎のカマンベール村のカマンベール」
→ France3: La dernière fabrique artisanale de camembert sur le point de fermer
「まさに今閉じようとしている最後の手作りカマンベール工場」
ニュース動画は、後者France3をご覧下さい。
昨年、カマンベール村最後のカマンベール職人 Durand 家の工場が、
工場を売りに出すとニュースになっていました。
今や、世界中に知られているカマンベールチーズですが、
本当の「カマンベール村」のカマンベール工場は年々減少しています。
本場カマンベール村最後の職人Durandさんのカマンベール工場は、1791年創業。
現在は70頭の牛を飼い、カマンベールチーズの伝統製法を今日まで引き継いでいます。
1日の生産数は600個。
カイエ caillé(半分固まった乳)をお玉で掬っては、容器に流し込む作業を、1日3,000回!
作業場の気温は30度以上。
この過酷な労働を、1人黙々と33年続けて来た、52歳のFrançoisさんは、
職人としての誇りはあるけれど、もうそろそろ辞めたいと思っているそう。
半年間の募集で、300の買収候補者が応募してきたとか。
特に多かったのは中国とUAEからの申し込みだったそうです。
これには、Françoisさんもとても驚いたと言っています。
しかし、300候補者のうち、本当に真剣だったのは、たったの30数候補だけ。
たいていは、工場を見学して、その過酷な労働と経済の真実を知ると、あっさり諦めたそう。
単に、牧歌的な気ままな職人人生に憧れているだけだったり、
パンダの国の牛乳に「カマンベール」というラベルを貼りたいだけだったり…。
結局、現在残っている4候補は、全てフランス出身の投資者だそうです。
ほっ!!
カマンベールはカマンベールとして、残って欲しいですものね。
伝統製法を守ってくれる、良心的で、意欲的な人に引き継がれるといいですね。
日本産カマンベールもKaoluluは好きなんだけど、
最近かなり値上げされて、とうとう手が届かなくなりました…。
フランス輸入品が増えるといいな。
by kaolulu-nv
| 2015-01-18 12:17
| 気になるフランス
|
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