フランス語を話す人々
2014年 03月 28日
こんにちは、Kaoluluです。
今日は昨日から一転しての晴れ!
日本列島南から北まで、全部晴れ!
気温は20℃を超えそうです。
明日は、アンスティチュ・フランセで、
「フランコフォニーのお祭り Journées de la francophonie au Japon」が開催されます。
フランスに限らず、世界中のフランス語圏の人のお祭り。
今年はスイス・日本交流150周年ということで、スイス関連のイベントが多数あります。
(昨日紹介したバルテュスも生まれはパリですが、晩年はスイスにいたのでスイス関連でもある)
毎年世界中のアンスティチュ・フランセで開催されているお祭り。
世界的には3月15日〜23日に開催された場所が多いようですが、日本は1週間遅れ。
ま、天気がこの調子なら、Kaoluluはたぶん明日は散歩するでしょうけどね。
さて、このアンスティチュのサイトを見ると、
「フランス語を話す9億人の人々〜」とあるのですが、こんな記事を見つけました。
→ France24: Le français, langue la plus parlée en 2050 ?
「フランス語は、2050年には一番話される言語に?」
Kaolulu愛用のフランスの児童向け地図帳「Atlas Gisserat de France」(↑クリックで拡大)。
濃いオレンジ色の国は、フランス語が母国語もしくは公用語の国。
明るいオレンジ色の国は、フランス語が公用語もしくは教育言語の国。
現在、フランス語を公用語として話す国は32カ国だそう。(77の国と地域で話されている)
アンスティチュ〜は「9億人」と言っているのだけど、France24の記事では、
「2010年の調査では、2億200万人」と書かれています。
この差は大き過ぎでは??
「フランス語を話す人」ではなくKaoluluみたいな「学ぶ人」も含まれているのだろうか?
個人的には、9億人はいささか多すぎると感じるので、France24の記事を読んでみます。
長い見出しに、その内容がほとんど書かれています。
Selon une étude de la banque Natixis, la langue française deviendrait la langue la plus parlée dans le monde devant l'anglais et le mandarin à l'horizon 2050. Des conclusions que "Forbes" souhaite nuancer.
「Natixis銀行調べによると、フランス語は近く2050年には英語や中国語を抜いて、世界で一番話される言語となるらしい。しかし、アメリカの雑誌「フォーブス」は含みを持たせた結論を出した」
Natixis銀行の言い分は、「アフリカの人口増加による、フランス語話者の増加」です。
2010年現在、アフリカの人口は8億人で、2100年には45億人になると予測されているとか。
…45億人!?
その計算で行くと、
2050年には、世界中のフランス語話者の数は7億5千万人になるそうです。
そこに待ったをかけたのがフォーブス。
「Natixis銀行の理論は、
フランス語を公用語とする国の住民全てをフランス語を話す人とみなしている」
と反論しました。つまり、
「彼らは母国語しか話さないかもしれないし、英語だって中国語だって話すかもしれない」
そう、公用語だからと言って、全ての人がフランス語が必要なわけではないだろうし、また、
フランス語を話す人が増えるということは、英語や中国語を話す人も増えるということです。
それを忘れて「一番」と言ってしまったのはちょっと恥ずかしい〜。
英語は全く身に付かなかったKaolulu。
フランス語の勉強はとても楽しいので、
話せるようになるには時間がかかりそうだけど、とりあえず続いています。
フランス語は意外と便利な言語だと思います。
*追記*
やっぱり、世界のフランス語を話す人々は 220 millions ですね…。
→ la francophonie: Données et statistiques sur la langue française
→ アンスティチュ・フランセ関西のフランコフォニーのお祭りのサイト
東京のものは、ホームページ、パンフレットともに誤植でしょう。
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今日は昨日から一転しての晴れ!
日本列島南から北まで、全部晴れ!
気温は20℃を超えそうです。
明日は、アンスティチュ・フランセで、
「フランコフォニーのお祭り Journées de la francophonie au Japon」が開催されます。
フランスに限らず、世界中のフランス語圏の人のお祭り。
今年はスイス・日本交流150周年ということで、スイス関連のイベントが多数あります。
(昨日紹介したバルテュスも生まれはパリですが、晩年はスイスにいたのでスイス関連でもある)
毎年世界中のアンスティチュ・フランセで開催されているお祭り。
世界的には3月15日〜23日に開催された場所が多いようですが、日本は1週間遅れ。
ま、天気がこの調子なら、Kaoluluはたぶん明日は散歩するでしょうけどね。
さて、このアンスティチュのサイトを見ると、
「フランス語を話す9億人の人々〜」とあるのですが、こんな記事を見つけました。
→ France24: Le français, langue la plus parlée en 2050 ?
「フランス語は、2050年には一番話される言語に?」
濃いオレンジ色の国は、フランス語が母国語もしくは公用語の国。
明るいオレンジ色の国は、フランス語が公用語もしくは教育言語の国。
現在、フランス語を公用語として話す国は32カ国だそう。(77の国と地域で話されている)
アンスティチュ〜は「9億人」と言っているのだけど、France24の記事では、
「2010年の調査では、2億200万人」と書かれています。
この差は大き過ぎでは??
「フランス語を話す人」ではなくKaoluluみたいな「学ぶ人」も含まれているのだろうか?
個人的には、9億人はいささか多すぎると感じるので、France24の記事を読んでみます。
長い見出しに、その内容がほとんど書かれています。
Selon une étude de la banque Natixis, la langue française deviendrait la langue la plus parlée dans le monde devant l'anglais et le mandarin à l'horizon 2050. Des conclusions que "Forbes" souhaite nuancer.
「Natixis銀行調べによると、フランス語は近く2050年には英語や中国語を抜いて、世界で一番話される言語となるらしい。しかし、アメリカの雑誌「フォーブス」は含みを持たせた結論を出した」
Natixis銀行の言い分は、「アフリカの人口増加による、フランス語話者の増加」です。
2010年現在、アフリカの人口は8億人で、2100年には45億人になると予測されているとか。
…45億人!?
その計算で行くと、
2050年には、世界中のフランス語話者の数は7億5千万人になるそうです。
そこに待ったをかけたのがフォーブス。
「Natixis銀行の理論は、
フランス語を公用語とする国の住民全てをフランス語を話す人とみなしている」
と反論しました。つまり、
「彼らは母国語しか話さないかもしれないし、英語だって中国語だって話すかもしれない」
そう、公用語だからと言って、全ての人がフランス語が必要なわけではないだろうし、また、
フランス語を話す人が増えるということは、英語や中国語を話す人も増えるということです。
それを忘れて「一番」と言ってしまったのはちょっと恥ずかしい〜。
英語は全く身に付かなかったKaolulu。
フランス語の勉強はとても楽しいので、
話せるようになるには時間がかかりそうだけど、とりあえず続いています。
フランス語は意外と便利な言語だと思います。
*追記*
やっぱり、世界のフランス語を話す人々は 220 millions ですね…。
→ la francophonie: Données et statistiques sur la langue française
→ アンスティチュ・フランセ関西のフランコフォニーのお祭りのサイト
東京のものは、ホームページ、パンフレットともに誤植でしょう。
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by kaolulu-nv
| 2014-03-28 10:58
| 気になるフランス
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