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ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

来月のバルテュス展

来月のバルテュス展_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
え、みぽりん離婚ですか!?
あ、そういや今年はボローニャに誰か行ってるのかな?
…気になるニュースは多いけれど、
家でじ=っとしているだけのKaoluluです。024.gif

今朝は、最後の一杯分のコーヒー豆をドリップ中にひっくり返してしまい、
朝から気分はどん底です。。。今日は雨だしな〜。
たまには日本の展覧会に行こうかな〜と考えて、少し気分を持ち上げましょうかね…。
来月のバルテュス展_f0176688_9442157.jpg
昨日見つけて、これは面白そうだとチェックした「バルテュス展」
2014年4月19日〜6月22日まで、東京都美術館で開催。

そういや、東京都美術館も改装されてから行ってないじゃん?042.gif
美術界の最下層にいるKaolulu、もっと美術展に行くべきなのはわかっているのですが、
デフレ、デフレと言われて久しいのに、なぜか美術館の入館料は上昇の一途!
「ああ、そんなに出費してまで行く価値はあるのかい?」
自分自身、いつのまにやらフランスオタクになっていたので、
なおのこと「現地で見りゃいいか」と、次第に足が遠のくようになりました。

確かに、日本の展覧会は、点数が少ない分、かなり考えられた展示がされており、
ぎゅっとまとめて鑑賞するには向いています。
ルーヴルなんて、大き過ぎて作品よりも建物のほうにばかり目が行ってしまい、見た気がしない。

そそ、バルテュスに話を戻そう。040.gif
前回のバルテュス展を見に行ったよなと、古いチラシコレクションを引っ張りだしました。
来月のバルテュス展_f0176688_953677.jpg
1991年が圧倒的に多い。ちょうど短大生だったころです。
学生時代は、毎週だか毎月だか、授業で見に行かねばならなかったからですね。
当時は値段も1000円以内。おまけに今より美術館も多かったのだ!034.gif
セゾン美術館とか、東武美術館、三越、大丸、松屋、伊勢丹…デパート系が超充実。

バブルだぜ。004.gif

そんななか、1994年、古いレンガがむき出しになったオシャレな美術館、
東京ステーションギャラリーで開催されたのがKaoluluが初めて見たバルテュスでした。
来月のバルテュス展_f0176688_9562226.jpg
ありました。当時のチケットが。20年前…。そんな前でしたか。042.gif

ポスターを部屋に飾っていた記憶があるのですが、それは見つかりませんでした。
当時は、美術予備校の日曜社会人向け絵画教室にいたため、展覧会の情報をたくさん得てました。
バルテュスを見に行ったのもその情報のおかげだったと思います。

こういう、「少女が横になって足を開いたポーズ」の絵ばかりなのですが(展覧会HP参照)、
年代とともに、少しずつ画風が変わって行きます。
日本人の奥さんと結婚したら、画風も和風に。
Kaoluluは晩年期の和風な絵が好きです。

バルテュスは2001年に亡くなりましたが、37歳も年下の節子夫人はご健在。
バルテュスさん、こう言っては失礼かもしれませんが、ロリータ・コンプレックスですね…026.gif
来月のバルテュス展_f0176688_1051661.jpg
こんなオタク系イラストと、同じ流れを感じます。。。ポーズまで同じじゃん。026.gif
ここに彼の日本での人気の源が!?(Ouais…, たぶんそうだと思います)

ところで、一体これはなんだって? 
こないだ買った、無料グラフィックソフトFireAlpacaの取説本に載ってました。024.gif
まだアルパカさんはダウンロードしてないんだけど、どんな風に描けるのかなと思って…。

東京都美術館、しばらく行かずにいたら、入館料がなんと1600円になっていました!
前売りでも1300円。…前売りを買っておこう。026.gif
彼の作品を100点以上も見られる機会はそうそうないですから。節子さんのおかげです。



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Commented by SHARP at 2014-03-30 09:25 x
僕も94年のバルテュス展に行きました。目玉作品だった「かがみねこ」のポスターを買って、いまでも部屋に飾っています。あれは、娘さんがモデルでしたね。

あの展覧会は篠山紀信の写真集とコラボしていて、バルテュス本人と奥さんと娘さんを撮ったモノクロの写真集が出た記憶があります。買いませんでしたが、完全娘さんをフィーチャーというか、それメインの写真集でしたね。

彼の作品は本当に好きで、パリのポンピドゥーセンターの展示はもうバルテュスだけを見に行くような感じで通ってました。少女の持つ無意識の色気みたいなものが込められているというか、見ることと見られることの意識のギャップが描かれているというか。。。

こんなに熱く語るとKaoruさんの記事の文脈からはロリコン認定されそうですね。日本のアニメ文化も好きなんで、ますます否定できないのが辛いですけど(笑)
Commented by kaolulu-nv at 2014-03-30 10:03
SHARPさん、こんにちは!
ああ、あのポスターを持っているんですね。私は自分の部屋に飾っていた記憶があるのですが、捨ててしまったのでしょうか、見当たりません…残念。

篠山紀信の写真集には全く気づきませんでした。娘さんを撮影した写真、見てみたいです。今回の展示にあるといいな。

私には、彼の作品に登場する少女たちの色気は、無意識だとは思えません。逆に、気づいていてわざとまじめな顔をしているように感じます。だからとてもエロティック。「自分はもう子どもじゃない」という表情に見えます。

アニメとバルテュスは、やっぱり通じるところがありますよ(笑)
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by kaolulu-nv | 2014-03-27 10:22 | 気になるフランス | Comments(2)

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