Le dernier amour d'Arsène Lupin

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
ずっと座っているせいか、腰が痛くて、
体操をしていたら更新が遅くなりました。
(ひえ、もう昼じゃないか!042.gif

Kaoluluは、去年はほとんど本を読みませんでした。
ず〜っと仕事をしたり、水彩画を描いていたせいもありますが、
本を読むなら、フランス語の本を読むべきだ、と思っていたから。
で、読んでいたのは中村江里子さんの「Naaande?」だったりして。。。024.gif
一昨年のフランス旅行で買い、1年以上かけてなんとか読破できました。

それがとても勉強になったと感じたので、去年10月の旅行でも何冊か本を買ってきました。
そのうちの1冊が Maurice Leblanc"Le Dernier Amour d'Arsène Lupin"
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ちょうど、ポッシュ版(文庫)が昨年10月にでたばかりだったので、
CDG空港の売店で平積みされていました。

帰りの飛行機の中で読もうと思っていたのだけど、
なぜかKaoluluたち3人の座席のマルチメディア機だけが故障しており、
CAさんも呼べない、読書灯もつかない(運よくついたら消せない)、映画もみられない、
ひどい状態で、真っ暗な中、コーヒーをこぼして汚してしまいました…。007.gif

モーリス・ルブランの遺族が見つけた未完の原稿が2012年4月にフランスで刊行され、
日本でもその年の9月には平岡敦氏の翻訳で「ルパン、最後の恋」刊行(早川書房)。早い!!
Kaoluluは邦訳を買おうかどうしようかかなり悩んで、先日その文庫版を買いました(写真右)。

平岡氏はフランスミステリーを多く翻訳されているので、安心感があります。
現代の怪奇ミステリーものなどは、さすがのKaoluluも全部は読めていませんけれど…
(あまりに恐すぎる!Kaoluluは警察ものや時代物が好きです)

書店で、もう1冊、「リュパン、最後の恋」(創元推理文庫)という、
高野 優監訳、池畑 奈央子訳の文庫も見つけました。
現在自分が読んでいる箇所を開いてみて、2冊読み比べてどちらを買うか決めました。

後発で訳した「リュパン最後の恋」の方が、解説文の訳や図説などがあって親切。
ですが、ハッキリと平岡氏の文を参考にしたと表記してあり、
文章も、本文にはない意訳が付加されて、親切だけど複雑で読みにくいと感じました。
たしか、高野氏は翻訳学校の先生をされている方だと思います。。。

Kaoluluが原文を読んでいて、「これは辞書にある言葉のままだとよくわからない」
と感じた時に、邦訳を参考にしています。
つい邦訳を全部読んでしまいそうなのを我慢しなくてはなりません!042.gif

平岡氏のミステリー翻訳は好きでよく読んでいるのだけど、
今回、誤訳を見つけてしまいました。。。027.gif
Je suis un soldat, pas un policier.
「私は軍人だ、警察ではない」

「わたしは軍人であり、政治家ではありませんから」
となっていました。それを言うなら、pas un politicien です。
内容的にも「奴らを捕まえて来い」と命令されての返事なので間違いありません。

書くよりは読む方が簡単な語学ですが、
文章として日本語に訳すとなると、本当に難しいなと感じます。
読み比べると、翻訳者の日本語の語彙の多さに改めて感心してしまいますね。


さて、この本を読み終えるのは何年後だろう??024.gif


*追記*
そうそう、平岡先生はキティ・クローザーさん(いつもキティと呼んでいるので「さん」をつけると変な感じ…)の絵本も翻訳されています。

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by kaolulu-nv | 2014-02-13 11:13 | 読書 | Comments(0)

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