パリ自然史博物館〈Paris〉10月20日(日)*15日目
2013年 12月 18日
こんにちは、Kaoluluです。
昨日はグループ展『Yellow !』のオープニングパーティーでした。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
普段ひとりぼっちで仕事場にこもりっきりのKaoluluは、
自分の世界の狭さを思い知ることができ、大変勉強になりました。
う〜ん、Kaoluluも意地をはらずにFacebookでも始めないといかんのかな…と感じました。
話がわからないので、なんだか仲間はずれ感があるというか、なんというか。
今日は雪が降りそうですが、Kaoluluは在廊当番です。
平日はお勤めしている方が多いので、フリーランスはこういうときお手伝いしないとね。
さて、旅行記はパリ自然史博物館へ入場するところでしたね。
カウンターでチケットを買います。
お兄さんに「Grande galerie だけでいいですか?」と聞かれたので、
植物園内の他のチケットも合わせて買えるのかもしれません。
この Muséum national d'histoire naturelle 自然史博物館は、
Grande galerie de l'évolution 進化の大ギャラリーと呼ばれています。
チケットをかざしてゲートをくぐると、
カメラに納まらないサイズのシロナガスクジラの全身骨格。
1階は「海の種」という展示。
作り物とはいえ、その展示の仕方に感心してしまう。。。
ショーケースの中にただ置いてあるという展示ではありません。
魚に支え棒がくっついていることなんて、全く気にならないし。
北極や南極の動物の展示の中に、なぜかPompon ポンポンの Ours blanc シロクマが!
オルセー美術館にあるレプリカかしらね。
簡略化されていそうで、とても写実的。足の太さ、首の長さ、見ていて心地よいバランス。
2階へ上がるとゾウさんの大きなおしり。
2階の展示は「地上の種」の展示です。
巨大な牙をもつゾウさんは階段の下、海の世界を見つめているよう。
剥製ってなんだかかわいそうに感じるけれど、
生きている動物をこんなに近くで見られることはないから、貴重と言えば貴重です。
動かないから写真も撮りやすい…でも、暗くて絵は描けないかな。
また現代美術見本市fiacの作品が紛れています。
土でできたカバの上に載っている女性もインスタレーションの一部。
自然にひび割れた肌がかえっていい味出てる、かわいいポーズで眠るカバ。
2階のメイン、いえ、この博物館のメイン、「進化の行進」。
動物園でも自然界でも見られないこの光景は、アートの展示と言っていいです。
その横に、また現代美術見本市fiacの作品が…。エルンスト、ムンク…
「ねえ、こっちも見てよ」ひとりだけ振り向いている展示がまたしゃれてます。
先頭はゾウさん。その後をサイやシマウマ、トリなど、動物がぞろぞろと続きます。
アートというか、もうファンタジーの世界かも…
とにかく1つ1つのポーズが凝っていて、写真に撮るとまるで生きているみたいに見えます。
背の高〜いキリンも何種類もいらっしゃいます。
3階から眺めるとこんな感じ。。。(クリックして拡大)
青の照明がいいのかもしれません。この圧巻は写真ではわかりにくいかも…。
3階より上は「進化の行進」の吹き抜けの周りをぐるっと回廊(ギャラリー)が配置してあります。
絶滅したドードーだけの展示スペースがありました。
ドードーの剥製や骨、絶滅してしまった経緯を展示。
ドードーはマダガスカル沖モーリシャスの固有種の絶滅した鳥です。
ポルトガルなどヨーロッパの進出、人間の開拓によってあっという間に絶滅してしまったため、
やはりこの展示は欠かせないのでしょう。18世紀にはフランス領の島もありましたし。
絶滅危惧種・絶滅種の部屋。まるで剥製のノアの方舟…。
そんななかにまた現代美術見本市fiacの展示が混じっています。
きらきらと輝くビーズをまとった鹿の剥製。角に絡まるクモの糸。
綺麗だけど、なんだか悲しげです。タイトルは「鹿の妖精」。
3階から見る「進化の行進」。1階の「海の種」も見えます。
反対側の階段とエレベーターは、Kaoluluの苦手なガラス製。
エレベーターよりは階段の方が怖くないかな…と思ったけれど。
3階は種の絶滅を含め、「人間と動物との関係」の展示です。
狩りがテーマの展示では、キツネやウサギが展示されていました。
みんなこんな風にポーズをとっています。
家畜がテーマの展示。牛や豚、猟犬などもいます。
壁にはいっぱい鳥が展示してあったのだけど…。暗いのでなかなか撮影できません。
展示するのも怖そうな高い場所にもいっぱい剥製がありました。
明るければ、スケッチするのに持ってこいなんだけどな。
4階は「人間の進化や生命の誕生」の展示です。
Kaoluluが普段仕事で描いている科学系の図版の世界でした。割愛。
キリンさん、そんな高いところから首を出しちゃ危ないですよ!
キリンさんが見ているだろう4階からの景色。
上階はあまり人がいないので(だって、なんだか落ちそうで怖いんだもの!)、
博物館の係員まで手持ちぶたさに下を覗いています。
日曜日なので、親子客が多かったかな。
剥製なのに生き生きとした展示を、十分満喫いたしました。
館内のカフェでカフェ・クレームを飲んで、ちょっと一休み。
博物館のお土産売場もおすすめです。オシャレなオリジナルグッズや動物関連の本がいっぱい。
Kaoluluはもう金欠だったのでウィンドーショッピング。
次はどこに行こうかな。
つづく
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2013年秋「Les 3 illustratrices 展」パリにてグループ展 →会場の様子
展示作品 : その1/その2
大き目の画像:NetVillageフランス語版のGALERIE
En savoir plus : NetvVillage en VF (mon site des illustrations)
*お知らせ*
2013年12月17日(火)〜22日(日)開催 詳細は↑クリック!
無事、昨日初日を迎えることができました。
Kaoluluは本日18日の15:30から最後まで在廊しております。
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昨日はグループ展『Yellow !』のオープニングパーティーでした。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
普段ひとりぼっちで仕事場にこもりっきりのKaoluluは、
自分の世界の狭さを思い知ることができ、大変勉強になりました。
う〜ん、Kaoluluも意地をはらずにFacebookでも始めないといかんのかな…と感じました。
話がわからないので、なんだか仲間はずれ感があるというか、なんというか。
今日は雪が降りそうですが、Kaoluluは在廊当番です。
平日はお勤めしている方が多いので、フリーランスはこういうときお手伝いしないとね。
さて、旅行記はパリ自然史博物館へ入場するところでしたね。
カウンターでチケットを買います。
お兄さんに「Grande galerie だけでいいですか?」と聞かれたので、
植物園内の他のチケットも合わせて買えるのかもしれません。
この Muséum national d'histoire naturelle 自然史博物館は、
Grande galerie de l'évolution 進化の大ギャラリーと呼ばれています。
カメラに納まらないサイズのシロナガスクジラの全身骨格。
作り物とはいえ、その展示の仕方に感心してしまう。。。
ショーケースの中にただ置いてあるという展示ではありません。
オルセー美術館にあるレプリカかしらね。
簡略化されていそうで、とても写実的。足の太さ、首の長さ、見ていて心地よいバランス。
2階の展示は「地上の種」の展示です。
剥製ってなんだかかわいそうに感じるけれど、
生きている動物をこんなに近くで見られることはないから、貴重と言えば貴重です。
動かないから写真も撮りやすい…でも、暗くて絵は描けないかな。
土でできたカバの上に載っている女性もインスタレーションの一部。
自然にひび割れた肌がかえっていい味出てる、かわいいポーズで眠るカバ。
動物園でも自然界でも見られないこの光景は、アートの展示と言っていいです。
アートというか、もうファンタジーの世界かも…
とにかく1つ1つのポーズが凝っていて、写真に撮るとまるで生きているみたいに見えます。
青の照明がいいのかもしれません。この圧巻は写真ではわかりにくいかも…。
3階より上は「進化の行進」の吹き抜けの周りをぐるっと回廊(ギャラリー)が配置してあります。
ドードーの剥製や骨、絶滅してしまった経緯を展示。
ドードーはマダガスカル沖モーリシャスの固有種の絶滅した鳥です。
ポルトガルなどヨーロッパの進出、人間の開拓によってあっという間に絶滅してしまったため、
やはりこの展示は欠かせないのでしょう。18世紀にはフランス領の島もありましたし。
きらきらと輝くビーズをまとった鹿の剥製。角に絡まるクモの糸。
綺麗だけど、なんだか悲しげです。タイトルは「鹿の妖精」。
反対側の階段とエレベーターは、Kaoluluの苦手なガラス製。
エレベーターよりは階段の方が怖くないかな…と思ったけれど。
3階は種の絶滅を含め、「人間と動物との関係」の展示です。
みんなこんな風にポーズをとっています。
展示するのも怖そうな高い場所にもいっぱい剥製がありました。
明るければ、スケッチするのに持ってこいなんだけどな。
4階は「人間の進化や生命の誕生」の展示です。
Kaoluluが普段仕事で描いている科学系の図版の世界でした。割愛。
上階はあまり人がいないので(だって、なんだか落ちそうで怖いんだもの!)、
博物館の係員まで手持ちぶたさに下を覗いています。
日曜日なので、親子客が多かったかな。
館内のカフェでカフェ・クレームを飲んで、ちょっと一休み。
博物館のお土産売場もおすすめです。オシャレなオリジナルグッズや動物関連の本がいっぱい。
Kaoluluはもう金欠だったのでウィンドーショッピング。
次はどこに行こうかな。
つづく
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2013年秋「Les 3 illustratrices 展」パリにてグループ展 →会場の様子
展示作品 : その1/その2
大き目の画像:NetVillageフランス語版のGALERIE
En savoir plus : NetvVillage en VF (mon site des illustrations)
*お知らせ*
2013年12月17日(火)〜22日(日)開催 詳細は↑クリック!
無事、昨日初日を迎えることができました。
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by kaolulu-nv
| 2013-12-18 11:17
| 2013フランス旅行+展覧会
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