Meaux遠足 その3 Meauxの歴史〈Meaux〉10月16日(水)11日目
2013年 12月 03日
こんにちは、Kaoluluです。
昨日はテレビでフランスの原発廃棄物処理場の建設の中継を見ました。
Kaoluluはフランスが好きですが、原発推進国であるところは大嫌いです。
「あばたもえくぼ」なんてことは絶対ありません。「あばたはあばた」。
日本とフランスでは、歴史的意識、国政体制、地理的条件も全く違うけれど、
地球上にあることは同じ。。。
とにかく原発使用を止めて、これ以上廃棄物を作らないようにしてほしいです。
そんなほぼ100%原発に頼っているフランス旅行記です。
今日はMeauxの歴史を見てみます。って、帰国後パンフを読んでるだけです。
チーズ屋さんからまっすぐ西へ行くと街の中心。
見えて来るのは Cathédrale Saint Etienne サンテティエンヌ大聖堂の後方。
古そうですね。
正面広場は少し階段がついていて、すぐ隣に(写真中央)司教館への入口があります。
たいていの街は教会の前に観光案内所があるものなんですが…。
通りかかりのおじさんに、観光案内所の場所を聞いたら、途中まで連れて行ってくれました。
「パリからちょっと散歩に来たんです」「それはいいねえ」
写真左側の小道を北にまっすぐ行くとあるそうです。Merci beaucoup !
ありました。中に入って地図とマルシェの案内などをもらいました。
「Meaux Quartier du Marché : mercredi matin et samedi」(モー 市場地区:水曜朝と土曜日)
と確かに書いてあり、受付のお姉さんに市場がやっていない理由を聞いてみました。
「あの、先ほど行ったんですが市場はやってなかったんです。今日は水曜ですよね」
「ええ、水曜朝市はありますよ。きっとキャンセルになったのね。なぜだかはわからないけど」
「そうですかぁ。。。 残念ですね」
でも、12月になって改めてMeaux市のサイトを見たら、水曜日の朝市はなくなってました!
観光案内所のお姉さんさえ知らなかったのだから、諦めはつきました。
観光案内所の正面が、3世紀の終わり、ガロ・ロマン時代の城壁です。Senlisの城壁と同時代。
マグレブのベルベル人が侵攻してきたときに城塞を作ったそう。
Meauxの北東にはLa Bauveというガロ・ロマン時代の寺院の遺跡が1980年代に出てきました。
このあたりもローマ帝国の円形劇場や浴場があったのでしょうね。
関係ないけど、3世紀の城壁の前に犬のフンの処理袋。イラストがかわいいのでパシャ。
よく読んでみると「我らの歴史を誇りに思い…」とあり、
わざとこの場所に設置したことがわかりますね。犬が城壁の方を向いているのもわざとかも。
さて、サンテティエンヌ大聖堂へ行ってみましょう。
元々Meauxは司教がいるような宗教地区だそうで、
7世紀には既にMeau出身の人が創設した修道院があったとか。
9世紀に、サンテティエンヌ大聖堂の前身となる教会が建立されたそうです。
でもそれはノルマン人の侵攻で破壊され、今あるのは1180年から1540年に建立されたもの。
初めは11世紀のロマネスク様式でしたが、時とともに徐々にゴシック様式に姿を変えました。
なるほど、Laonの大聖堂より柱がコテコテになっています。
外は真っ黒だったけれど、中は真っ白。天井がとても高く華麗。
側廊と祭壇の後ろに小さな礼拝堂が並んでいます。
聖母マリアの礼拝堂。
大聖堂の名前サンテテティエンヌろうそくがともっています。
エティエンヌって女?男?(男名です)
ちょっと変わった色にしてみた。
サンテティエンヌ大聖堂の外観と内部の360度写真がありましたよ。
→ Cathedrale Meaux
ハイ、内部を見終えたので、次は司教館へ行ってみましょうか。
つづく
(だんだん1話が短くなって来た…)
_________________________________________
2013年秋「Les 3 illustratrices 展」パリにてグループ展 →会場の様子
展示作品 : その1/その2
大き目の画像:NetVillageフランス語版のGALERIE
En savoir plus : NetvVillage en VF (mon site des illustrations)
昨日はテレビでフランスの原発廃棄物処理場の建設の中継を見ました。
Kaoluluはフランスが好きですが、原発推進国であるところは大嫌いです。
「あばたもえくぼ」なんてことは絶対ありません。「あばたはあばた」。
日本とフランスでは、歴史的意識、国政体制、地理的条件も全く違うけれど、
地球上にあることは同じ。。。
とにかく原発使用を止めて、これ以上廃棄物を作らないようにしてほしいです。
そんなほぼ100%原発に頼っているフランス旅行記です。
今日はMeauxの歴史を見てみます。って、帰国後パンフを読んでるだけです。
見えて来るのは Cathédrale Saint Etienne サンテティエンヌ大聖堂の後方。
古そうですね。
たいていの街は教会の前に観光案内所があるものなんですが…。
通りかかりのおじさんに、観光案内所の場所を聞いたら、途中まで連れて行ってくれました。
「パリからちょっと散歩に来たんです」「それはいいねえ」
写真左側の小道を北にまっすぐ行くとあるそうです。Merci beaucoup !
「Meaux Quartier du Marché : mercredi matin et samedi」(モー 市場地区:水曜朝と土曜日)
と確かに書いてあり、受付のお姉さんに市場がやっていない理由を聞いてみました。
「あの、先ほど行ったんですが市場はやってなかったんです。今日は水曜ですよね」
「ええ、水曜朝市はありますよ。きっとキャンセルになったのね。なぜだかはわからないけど」
「そうですかぁ。。。 残念ですね」
でも、12月になって改めてMeaux市のサイトを見たら、水曜日の朝市はなくなってました!
観光案内所のお姉さんさえ知らなかったのだから、諦めはつきました。
マグレブのベルベル人が侵攻してきたときに城塞を作ったそう。
Meauxの北東にはLa Bauveというガロ・ロマン時代の寺院の遺跡が1980年代に出てきました。
このあたりもローマ帝国の円形劇場や浴場があったのでしょうね。
よく読んでみると「我らの歴史を誇りに思い…」とあり、
わざとこの場所に設置したことがわかりますね。犬が城壁の方を向いているのもわざとかも。
元々Meauxは司教がいるような宗教地区だそうで、
7世紀には既にMeau出身の人が創設した修道院があったとか。
9世紀に、サンテティエンヌ大聖堂の前身となる教会が建立されたそうです。
でもそれはノルマン人の侵攻で破壊され、今あるのは1180年から1540年に建立されたもの。
初めは11世紀のロマネスク様式でしたが、時とともに徐々にゴシック様式に姿を変えました。
エティエンヌって女?男?(男名です)
サンテティエンヌ大聖堂の外観と内部の360度写真がありましたよ。
→ Cathedrale Meaux
つづく
(だんだん1話が短くなって来た…)
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2013年秋「Les 3 illustratrices 展」パリにてグループ展 →会場の様子
展示作品 : その1/その2
大き目の画像:NetVillageフランス語版のGALERIE
En savoir plus : NetvVillage en VF (mon site des illustrations)
by kaolulu-nv
| 2013-12-03 12:20
| 2013フランス旅行+展覧会
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