つきのオペラ
2012年 09月 01日
こんにちは、Kaoluluです。
え、もう9月だって??
う〜〜。早い〜〜。
相変わらず、水彩画の迷路をさまよっています。
グループ展のための制作に行き詰まってしまい、
書店に行って、水彩画の絵本を見てみたり。
「水彩でも、アクリルやガッシュならこの手もあるよね」とか、
「この方法ならできるけど、めんどくさいし、飽きもくるし、
そもそもこの作家がやっちゃってるし…」とか、
ケチばっかりつけていて、せっかく見に来たのに参考にする気があるのかと
自分でも呆れてしまう精神状態であります。。。
凝りすぎず、おおらかで、技巧に頼らない感じが理想。
かといって、雑でもない、汚くもない、手抜きでもない、
言うのは簡単だけど、実際に探したり、描くのはちょー難しい。
だけど、子どもがそんな点を見て絵本を選んでいるはずはなく…。
いや、絵本を選んでいるのは親ですね…。
もし自分が親だったら、読むのが楽な文字の少ないものとか、
日本人の作家なら昔話、それ以外はフランスの作品とか、
完全に個人的な趣味で選ぶだろうな、きっと。
なぜか、かわいいキャラクターが出てくるのは選ばない気がする。。。
そんなKaoluluが、昨日、結局衝動買いしたのは「つきのオペラ」。 9月に入るということで、「月」をテーマに絵本が並べられていました。
ジャック・プレベール作ですって!!
(フランスの20世紀を代表する詩人です)
おお、そして翻訳が内藤濯!
で、衝動買いです。
内藤濯は、「Le petit prince(ちいさな王子)」を「星の王子様」と名訳した翻訳者。
数年前に岩波書店の翻訳権が切れ、各社が翻訳を試みたけれど、
やっぱり、内藤さんの翻訳が一番いいと思います。
今となっては古風な日本語が、おとぎ話っぽさを引き立てて、
現代の人には到底書けない世界を作っています。
「つきのオペラ」は内藤さんの遺作となったものだそうです。
亡くなったあとようやく版権がとれ、内藤さんの下訳を元に娘さんが完成させた作品。
話はまるでプレヴェール版「星の王子様」。
星じゃなくて月ですが、星からきた人じゃなくて月を見る人ですが、
言いたいことはとても似ていて、奥が深い。
絵を描いているジャクリーヌ・デュエムさんは、御年85のおばあちゃん。
絵本をたくさん描いています。
気の抜けた、子どもが描いたようなイラストは、自由でとてもおおらか。
こんなにざくざく描いちゃって!気持ちがいいです。
この「つきのオペラ」はオーディオブックも最近出たらしい。
(ウェブでみたところ、イラストがこれとは違う)
せっかく中に、プレヴェールが詩を書いた歌の楽譜が入っているのに、
本だけだと歌が聴けないのが残念ですからね。
ううう。(現実に戻って来た呻き)
今日は幸い曇りみたい。水彩紙、買い足しに行って来よー。
失敗ばかりで紙が何枚合っても足りないよー。
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え、もう9月だって??
う〜〜。早い〜〜。
相変わらず、水彩画の迷路をさまよっています。
グループ展のための制作に行き詰まってしまい、
書店に行って、水彩画の絵本を見てみたり。
「水彩でも、アクリルやガッシュならこの手もあるよね」とか、
「この方法ならできるけど、めんどくさいし、飽きもくるし、
そもそもこの作家がやっちゃってるし…」とか、
ケチばっかりつけていて、せっかく見に来たのに参考にする気があるのかと
自分でも呆れてしまう精神状態であります。。。
凝りすぎず、おおらかで、技巧に頼らない感じが理想。
かといって、雑でもない、汚くもない、手抜きでもない、
言うのは簡単だけど、実際に探したり、描くのはちょー難しい。
だけど、子どもがそんな点を見て絵本を選んでいるはずはなく…。
いや、絵本を選んでいるのは親ですね…。
もし自分が親だったら、読むのが楽な文字の少ないものとか、
日本人の作家なら昔話、それ以外はフランスの作品とか、
完全に個人的な趣味で選ぶだろうな、きっと。
なぜか、かわいいキャラクターが出てくるのは選ばない気がする。。。
そんなKaoluluが、昨日、結局衝動買いしたのは「つきのオペラ」。
ジャック・プレベール作ですって!!
(フランスの20世紀を代表する詩人です)
で、衝動買いです。
内藤濯は、「Le petit prince(ちいさな王子)」を「星の王子様」と名訳した翻訳者。
数年前に岩波書店の翻訳権が切れ、各社が翻訳を試みたけれど、
やっぱり、内藤さんの翻訳が一番いいと思います。
今となっては古風な日本語が、おとぎ話っぽさを引き立てて、
現代の人には到底書けない世界を作っています。
「つきのオペラ」は内藤さんの遺作となったものだそうです。
亡くなったあとようやく版権がとれ、内藤さんの下訳を元に娘さんが完成させた作品。
話はまるでプレヴェール版「星の王子様」。
星じゃなくて月ですが、星からきた人じゃなくて月を見る人ですが、
言いたいことはとても似ていて、奥が深い。
絵を描いているジャクリーヌ・デュエムさんは、御年85のおばあちゃん。
絵本をたくさん描いています。
気の抜けた、子どもが描いたようなイラストは、自由でとてもおおらか。
こんなにざくざく描いちゃって!気持ちがいいです。
この「つきのオペラ」はオーディオブックも最近出たらしい。
(ウェブでみたところ、イラストがこれとは違う)
せっかく中に、プレヴェールが詩を書いた歌の楽譜が入っているのに、
本だけだと歌が聴けないのが残念ですからね。
ううう。(現実に戻って来た呻き)
今日は幸い曇りみたい。水彩紙、買い足しに行って来よー。
失敗ばかりで紙が何枚合っても足りないよー。
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by kaolulu-nv
| 2012-09-01 10:13
| 読書
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