世界遺産カルカッソンヌ〈Toulouse〉5月17日(祝)*3日目その1
2012年 06月 02日
こんにちは、Kaoluluです。
すごいユーロ安。。。
旅行者には嬉しいけれど、
あまりよい状況とはいえませんね。
さて、今日の旅行記は5月17日のカルカッソンヌ。
天気予報を見ると19日ごろからどうも怪しいらしい。 天気が保つといいなと庭から空を見上げ、前日買った切符を持って出発!
朝8:21の電車に乗り、9:33に到着。
駅の目の前がCanal du Midi ミディ運河。
大西洋と地中海を結ぶ世界遺産です。トゥールーズももちろん通っています。
駅から世界遺産のシテ(城塞)までは徒歩20〜30分くらい。
Bastide st-Louisと呼ばれる下町を抜けて行きます。
Carnot広場の噴水。木曜なので朝市があるはずですが、今日は祝日でお休み。
サンチャゴ・デ・コンポステーラの目印。
オード川にかかるPont Vieux 古橋を渡るとシテの麓です。
見えて来たよ〜!でも天気がびみょ〜〜。
Kaoluluは川側のオード門を目指していたはずなのに、
たどり着いてみたら裏側の(ホントは正門だが)ナルボンヌ門にきていました。
ちょっと原始的な彫像は都市名の由来、ダム・カルカス。
城門をくぐります。
まずは、砦内のお城、コンタル城を見ようとまっしぐら。
ちょうどガイドツアーが始まるところだったので切符を買いました。
が、ここでハプニングが。。。
切符切りをしているおじさんがチケットをちぎり、
「あ、ごめん、これガイドツアーだね。中に入ってガイドに渡して」
と、もぎ取った破片とともに返してきました。
「え、中のどこで待つの?」
たどたどしく聞くと、
「え、あんた、フランス語大丈夫?ガイドは専門用語が多くて難しいぞ」
う〜〜む。急に不安になってきました。
でも、ガイドツアーは普通は入れないところも連れて行ってくれるというし…。
城内の広場で待っていても不安になって、
城の係の人にも聞いてみました。
「え、無理だろう、それじゃぁ。信じられないね、へっ」と鼻で笑われました。
(この感じ、毎回フランスへ来ると一度は味わいます。大抵パリだけど)
すごすごとガイドチケットを普通チケットに変えてもらおうと、売り場へ。。。
しかし、切符切りのおじさんが間違ってちぎってしまったため、
「これはキャンセルできません」の一言で却下。。。とほほ。
ガイドツアーは途中で離脱してもいい、と言われたので参加してみました。
こんな壁画があったり、古い彫刻があったり。
ただ、ガイドさんはちょ〜熱心で話が長い!!
他のお客さんたちも徐々に集中力が切れてくるよう。立ちっぱなしは辛いです。
中には巡礼者のような大荷物の人もいて、さすがに座り込んでいました。
いい景色の窓があったり。
ガイドさんの言うことはほとんど聞かずに周りを見回していました。
カルカッソンヌは12世紀にシテが完成。トランカヴェル家の城塞でした。
12世紀末にアルビジョワ十字軍によってフランス王領に。
その後17世紀までは、アラゴンとの国境を警備していたそうです。
要塞としての務めを終えると、そこは廃墟と化しました。
19世紀、建築家ヴィオレ・ル・デュクが立ち上がり、50年以上かけて修復、
史跡調査をして、中世の外観に戻すという壮大なプロジェクトが実行されました。
でも、彼の死後は、中世の様式ではない形に修復された部分もあるようです。
例えば、赤い屋根と灰色の屋根がありますが、赤い屋根が中世風だそうです。
今からでもいいので直して欲しいですね。
現在、カルカッソンヌは、国内でモンサンミシェルに次ぐ大観光地になっています。
シテ内はモンサンミシェルほどではないけれど、
お土産屋さん、コンンフィズリー、飲食店などが並んでいて、
本物の遺跡を使ったテーマパークっぽくもありますね。いい意味でですよ。
観光客はスペイン人が圧倒的多数でした。聞こえるのはスペイン語ばかり。
やっと上部にでてきました!ほら、ピレネー山脈が見えます。(↓クリックして拡大)
外はものすごい強風です!やぐら内に入っても全然ダメ。寒いし目にゴミが入るし〜。
ガイドツアーしか入れないというポイントからの風景。
ふむむ。。。やっぱり参加しなくてもよかったかな。
シテ内の風景が見渡せる感じですね。
その後、なんと予想外なことに、コンタル城の外へ出されてしまいました!!
ここで解散!?
これじゃ、もう一度よく見たかったところとか見れないじゃん??
ガイドツアーなんて参加するんじゃなかった。。。と後悔しきり。
1時間半も時間を使ってしまいましたよ。
コンタル城のお堀。
いい天気になってきました。(↑クリックして拡大)
気を取り直して、散歩を続けよう。
そろそろお昼、レストランを探してぶらぶらします。
つづく
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すごいユーロ安。。。
旅行者には嬉しいけれど、
あまりよい状況とはいえませんね。
さて、今日の旅行記は5月17日のカルカッソンヌ。
天気予報を見ると19日ごろからどうも怪しいらしい。
朝8:21の電車に乗り、9:33に到着。
大西洋と地中海を結ぶ世界遺産です。トゥールーズももちろん通っています。
Bastide st-Louisと呼ばれる下町を抜けて行きます。
Carnot広場の噴水。木曜なので朝市があるはずですが、今日は祝日でお休み。
たどり着いてみたら裏側の(ホントは正門だが)ナルボンヌ門にきていました。
ちょっと原始的な彫像は都市名の由来、ダム・カルカス。
まずは、砦内のお城、コンタル城を見ようとまっしぐら。
ちょうどガイドツアーが始まるところだったので切符を買いました。
が、ここでハプニングが。。。
切符切りをしているおじさんがチケットをちぎり、
「あ、ごめん、これガイドツアーだね。中に入ってガイドに渡して」
と、もぎ取った破片とともに返してきました。
「え、中のどこで待つの?」
たどたどしく聞くと、
「え、あんた、フランス語大丈夫?ガイドは専門用語が多くて難しいぞ」
う〜〜む。急に不安になってきました。
でも、ガイドツアーは普通は入れないところも連れて行ってくれるというし…。
城の係の人にも聞いてみました。
「え、無理だろう、それじゃぁ。信じられないね、へっ」と鼻で笑われました。
(この感じ、毎回フランスへ来ると一度は味わいます。大抵パリだけど)
すごすごとガイドチケットを普通チケットに変えてもらおうと、売り場へ。。。
しかし、切符切りのおじさんが間違ってちぎってしまったため、
「これはキャンセルできません」の一言で却下。。。とほほ。
ガイドツアーは途中で離脱してもいい、と言われたので参加してみました。
他のお客さんたちも徐々に集中力が切れてくるよう。立ちっぱなしは辛いです。
中には巡礼者のような大荷物の人もいて、さすがに座り込んでいました。
ガイドさんの言うことはほとんど聞かずに周りを見回していました。
カルカッソンヌは12世紀にシテが完成。トランカヴェル家の城塞でした。
12世紀末にアルビジョワ十字軍によってフランス王領に。
その後17世紀までは、アラゴンとの国境を警備していたそうです。
要塞としての務めを終えると、そこは廃墟と化しました。
19世紀、建築家ヴィオレ・ル・デュクが立ち上がり、50年以上かけて修復、
史跡調査をして、中世の外観に戻すという壮大なプロジェクトが実行されました。
でも、彼の死後は、中世の様式ではない形に修復された部分もあるようです。
例えば、赤い屋根と灰色の屋根がありますが、赤い屋根が中世風だそうです。
今からでもいいので直して欲しいですね。
現在、カルカッソンヌは、国内でモンサンミシェルに次ぐ大観光地になっています。
シテ内はモンサンミシェルほどではないけれど、
お土産屋さん、コンンフィズリー、飲食店などが並んでいて、
本物の遺跡を使ったテーマパークっぽくもありますね。いい意味でですよ。
観光客はスペイン人が圧倒的多数でした。聞こえるのはスペイン語ばかり。
やっと上部にでてきました!ほら、ピレネー山脈が見えます。(↓クリックして拡大)
ふむむ。。。やっぱり参加しなくてもよかったかな。
シテ内の風景が見渡せる感じですね。
その後、なんと予想外なことに、コンタル城の外へ出されてしまいました!!
ここで解散!?
これじゃ、もう一度よく見たかったところとか見れないじゃん??
ガイドツアーなんて参加するんじゃなかった。。。と後悔しきり。
1時間半も時間を使ってしまいましたよ。
コンタル城のお堀。
気を取り直して、散歩を続けよう。
そろそろお昼、レストランを探してぶらぶらします。
つづく
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by kaolulu-nv
| 2012-06-02 08:00
| 2012フランス旅行記☆
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