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ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

「地球の歩き方」新旧比較

「地球の歩き方」新旧比較_f0176688_17413896.jpgこんにちは、Kaoluluです。
昨日はカメラが壊れて慌てましたが、
今日、電源を入れたら無事起動しました。
ついでに充電もしました。
買いに行くのは週末にしようかな…。

無事撮影できたので、「地球の歩き方 フランス」比較。
「地球の歩き方」新旧比較_f0176688_1025911.jpg
右が初めてフランスへ行ったときに買った「1999〜2000年版」
左が先日買った新刊「2012〜2013年版」

まず表紙を見て思うのはイラストの似て非なる部分ですね。

1999年当時はDTPはあるにはありましたが、まだそれほど使う人はいませんでした。
これはペン画に色指定をしたものだと思います。

新刊は、もちろんパソコン加工ですね。Photoshopでしょう。
少々色温度を高めのモニタで着色したのかなって感じの色合い。
色数の多さもパソコンならではです。

そういや、昔の「地球の歩き方」って小口が青く染まっていましたね。。。
今は紙もよくなって、付録の大判地図は濡れても平気。


さて、中身はというと、断然、新刊の方が情報量が多いです。
厚さも490ページから550ページに。
Kaoluluは持ち歩くために本を切ったりちぎったりしていますが、
たぶん、新刊もその運命にあるでしょう。重すぎます…。

新刊は巻頭特集が雑誌並みに増え、本章の方も地方の分け方が変わっています。
呼び名も変えてありますね。。。
日本の旅行会社のツアーなどで行く地方が変わっているんだろうなぁ。

1999年に買ったのは、Kaoluluがグルノーブルへ行くからでした。
当時はグルノーブルの情報が3ページあったのですが、
新刊は2ページに削減。
代わりにアヌシーやエヴィアンが…。

今度旅行をするつもりのミディピレネー地方は、
1999年では「ラングドック・ピレネー・ペリゴール」章でしたが、
新刊では「南西部」に。これで通じるようになったということでしょう。
紹介されている街は同じだけど、情報量は増えてますね。

アルビが2010年にユネスコ世界遺産に認定されてから、
ページ数が増えたみたい。
代わりにカオールがケルシーの一部として格下げです。044.gif

フィジャックが大々的に取り上げられるようになったのですね…。
1999年は欄外にちょこっと紹介されていただけなのに。

ペリゴールもかなりの格上げ!
確かにケルシー、ペリゴール地方は、日本の旅行会社のツアーでよく見かけます。
世界の三大珍味、フォアグラ、トリュフが特産品ですからね。。。
(キャビアももう少し足を伸ばして大西洋岸まで行けば特産品)


やはり、「フランスの最も美しい村々協会」の存在が
日本でよく知られるようになったことが、
ガイドブックの変化に大きく影響していますね。
…それでもやっぱり、Kaoluluが検討中のナジャックは載ってませんでしたが。


全体的に、1999年のものより、新刊は土地の配置やつながりが分かりやすいです。
昔のは、今見ると「なぜこの街の次のページがココなの?」と思うほど、
順番がメチャクチャでした。005.gif

じっくり読んで検討しま〜す。



おまけですが、「地球の歩き方」を予約したときに見つけた本。
「地球の歩き方」新旧比較_f0176688_10474245.jpg
「緋色の十字章」マーティン・ウォーカー 創元推理文庫

Kaoluluはフランス関連のミステリーが好きなのですが、探すのは結構難しいです。
どうやって探すのかというと、書店で本の背表紙にある作者名を見ます。
「フランス人っぽい名前」を探すのです。

ところが、この本の作者はイギリス人。
副題の「警察署長ブルーノ」に引っかかって。イギリス人ぽくないから。

本棚から引っぱりだして、大正解。
舞台はペリゴール地方の観光地。主人公もフランス人でした。

フランスの田舎には、
田舎に憧れるイギリス人がいっぱい住んでいるという話は、聞いたことがあります。
いいのか悪いのか、片田舎で英語は聞きたくないと思うKaoluluですが、
彼らが古い住めなくなった家を買い、修復して景観を保ってくれているのも事実。

そんな片田舎を、イギリス人移民の作者が、
なぜかフランス人署長の目から描いたミステリー小説。

ピーター・メイルとか「ショコラ」みたいな甘ったるい小説ではなく、
なかなか面白いです。
まだ読み途中〜。



A06 地球の歩き方 フランス 2012~2013 (地球の歩き方 A 6)

ダイヤモンド・ビッグ社

緋色の十字章 (警察署長ブルーノ) (創元推理文庫)

マーティン・ウォーカー / 東京創元社



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by kaolulu-nv | 2011-11-30 10:58 | 読書 | Comments(0)

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