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ときどき日誌 sur NetVillage

Kaoluluの日誌:France/news/旅

左手で描け

左手で描け_f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。

「夏のアトリエ」のために夏休みをいただいている間、
仕事の方は中断させてもらったのだけど、
まだ、仕事モードにギアが入らず、
ぼ〜っとしています。


20年ぶりにベティ・エドワーズの「脳の右側で描け」を開きました。

この本を初めて読んだときは、
「そうそう、その通り!」とうなずき、
絵が描けないと悩んでいた友人に読むよう勧めたたことを思い出しました。

でも、とりあえず10年仕事が続いて、
絵を描くことが当たり前になって安心したKaoluluは、
「この」感覚が鈍ってしまったみたい。。。

よく言うように、
左脳は言語、右脳は感覚、ということがこの本には詳しく書かれています。

Kaoluluが、今回の「夏のアトリエ」で、
先生がフランス語を使っているにも関わらず、
ほとんどその言語への注意を払うことができませんでした。
「右脳」が活動していたからかもしれません。

絵を描くことで(右脳)いっぱいいっぱいで、
通訳さんの日本語を理解するのが(左脳)やっとだった感覚を
今も本当に強く覚えています。

仕事では、依頼を言葉で理解しなければならないので、
「左脳」を使うことの方が多いと思います。
その言葉の情報が「右脳」に渡されてイメージになる。。。

これまで仕事で絵を描いてばかりだったから、
Kaoluluの「右脳」は、独立して直感的に働くことがなくなったのだと
やっと気がつきました!

仕事ではない、自主的な制作もしなければいけないのです。
その際の大事な点は、考えないで、感覚の「右脳」に任せること!
(Kaoluluは自主的な制作でも言語の「左脳」が先だったかも!)


キティが、手元を見ずに描いたクロッキーを褒めてくれたり、
まず左手で描く訓練をしなさいと言った意味が、
ようやくわかりました(遅い!)。

手元を見ずに描いたり、左手で描いたりすることは、
メチャクチャな絵が出来上がるので一見意味がないようにみえるけど、
「右脳」を鍛えるための訓練だったのですね。

理屈っぽくなりすぎた、「左脳」が出しゃばりすぎた絵を矯正する方法!

これで、彼女がオートマチックに物語を作り始める理由も
わかった気がします。
でも、絵本の場合は絵より物語が大事!
これらの制作過程は、矛盾していて、すっごく難しいことです。
それができるキティは偉大!



なんだかスタート地点に戻った感じ。。。
この先長いなぁ〜〜。




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by kaolulu-nv | 2011-07-19 08:58 | ささいなコト | Comments(0)

by kaolulu-nv
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