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 ●人面鳥Kaoluluの日誌●  フランス×ニュース×旅


by kaolulu-nv
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f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
フランスはイタリアの地震のニュースが一面ですが、
どうも、日本のニュースは反応が鈍いです…。
遠いから?隣国動きが怪しくてそれどころじゃない?

そんなわけで昨日はなんとなく更新をしなかったKaolulu。
(先日紹介した「ピカソのなりきった男」を読んでいたし)
今日は今週頭に見つけて出し渋っていた話題を紹介します。

France3: Un distributeur de littérature à la gare de Tours
 「トゥール駅の文学配布マシン」


distributeur は通常「自動販売機」と訳されることが多いのだけど、
このマシンは「無料」で利用できるため、「配布マシン」としてみました。
なにかいい訳はないものかなぁ。。。

駅のホームや待合室で読むための短編小説、
いや、星新一のショート・ショートほどのごくごく短い物語が、
無料でプリントアウトできるマシンが、トゥールの駅に設置されています。
ニュースではトゥール駅が紹介されていますが、実は
フランス国内に30台、アメリカのサンフランシスコのカフェに1台既に設置されています。


1分、3分、5分と、気分や待ち時間に合わせて好きな長さの小説をプリントできます。
レシートのように出て来る小説は、スマホでダウンロードするのと違って、
なんだか味があります。。。Kaoluluだったら、訳注の赤ペンでいっぱいにしそう。

この短編小説配布マシンを開発したのは、グルノーブルのベンチャー起業。

Short Edition

Kaoluluは、既に見たことがあったサイトでした。
1分から最長20分で読める小説、詩、ミニBDなどを無料で閲覧可能
著者らが自分の作品を自由に投稿する参加型サイトで、
読者側は投票もできるコンペ形式です。
多くの人に作品を読んで欲しいと願う作家の卵たちが集う場所なんでしょうね。
一応、版権の切れた古い作品もあります。

朗読ポッドキャストもあり、本文と合わせたら、仏語学習にも使えそう!

それでも難しいかなという人には、
Short Edition Jeunesse という子供向け作品を集めたサイトもあります。

トゥール駅では、一日に50〜150作品がプリントアウトされているそうです。
みんなが読んでいる姿は、まるで、おみくじ。。。

f0176688_1746594.gif Kaoluluが来年行きたいクレルモンフェランにはまだないみたいだけど、
 オーヴェルニュはグルノーブルのあるローヌアルプと合併したし、
 きっとどこかで出会えるんじゃないかと期待してます。
 ま、なかったらサイトから自分でプリントアウトして読めばいいんだけど(笑)
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# by kaolulu-nv | 2016-08-25 23:09 | 気になるフランス | Comments(0)
f0176688_17413896.jpg こんにちは、Kaoluluです。
 今日は帰りにふらっと書店に寄りました。
 新刊の本棚(平積みではない…)をさっと眺めて、
 気になる著者名を発見。

 「ギィ・リブ」

明らかにフランス人。カタカナになっていても、フランス人の名前だとわかります。
Kaoluluが読むのは日本人がフランスを舞台に書いた本か、フランス人が書いた本ばかり。

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「ピカソになりきった男」ギィ・リブ 鳥取絹子訳
 キノブックス(1600円+税)
原題は「Autoportrait d'un faussaire」、訳すと「贋作作家の自画像」

そういや、最近、贋作作家のニュースをフランスのTVで見かけた気がする…
そう思って、買って帰って検索してみました。

France3:Art : la vie du faussaire Guy Ribes sur grand écran
 「芸術:大スクリーン上の贋作作家、ギィ・リブの人生」
2016年3月4日放送

この原書がでた2015年の4月にもTélé Matinで取り上げられていたようだけど、
今年の春には彼のドキュメンタリー映画↓が公開されて話題になったばかりでした。


ニュースのレジュメから、改めて彼について説明を。

映画のタイトルは「Un vrai faussire(本物の贋作作家)」

「魂を見つけ出さねばならない。人々は気づいていないが、
 作るのがより難しいのは、実現させるべきモチーフではなく、魂なんだよ」


とリブ氏。つまり、画家の気持ちになりきることが大変だということです。
2005年に告発されるまで、35年間、彼は贋作を芸術市場に溢れさせていました。
ピカソ、マチス、マネ、シャガール…。
彼は、名だたる巨匠の作品を模倣することができ、
キャンバスをわざと古く見せるために、当時の画材を使用することもいとわない。
悪質な画商が顧客捜しをし、彼は贋作1枚につき2000〜5000ユーロも得ていたらしい。

ニュースを見るだけでも、ただ者じゃない贋作画家だとわかります(苦笑)
彼は模写をしているのではなく、それぞれの画家の技法を研究し、
その画家になりきって新作を描くのだ。
ここまで来たら、もはや巨匠。。。

ちなみに、有罪判決を受けた後に、映画「ルノワール 陽だまりの裸婦」で、
「ルノワールの手」を演じたのは、リブ氏だったそうです。

原書が出た頃に放送されたFrance2のドキュメンタリー番組もあります。

本人が出ている映画も興味津々だけど、日本での公開は未定なので、
とりあえず、この本を読むのがとても楽しみ。。。
いわゆる悪に手を染めた画家の自伝だから、
自分が感情移入できるかどうかはわからないけれど、
ただ者ではない腕の持主が、なぜ「贋作画家」になったのか、
ならざるを得なかったのか、なりたくてなったのか…気になります。

f0176688_1746594.gif 読んだ後にブログに紹介すればいいのだけど、
 Kaoluluは遅読な上に、近頃、新刊刊行のサイクルが異様に早く、
 あっと言う間に本屋から姿を消してしまうので、読む前に書きました。
 秋の虫が鳴き始めた晩夏の夜に…どうかな。
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# by kaolulu-nv | 2016-08-23 23:01 | 読書 | Comments(0)

オフィスでの暑さ対策

f0176688_15592813.jpgこんにちは、Kaoluluです。
今日は台風の影響で雨が降ったり止んだり。
湿度は高いけど比較的涼しかったと思います。

Kaoluluの職場は事務所なのに暑いです!
初めはものすごく驚きましたが、まあ、建物もエアコンも古いし、
仕方ないだろうと思っていました。
慣れて来た最近は、かえって「働く環境として大丈夫なのか?」と疑問を感じるように。
40過ぎの転職なので、採用されただけでもラッキー、文句は言いたくないのだけど、
尋常ではない暑さに、さまざまな不安を感じる今日この頃。

日本では事務所衛生基準規則で空調のある屋内は「17度以上28度以下」と定められていて、
守られない場合は、法人と代表者に6ヶ月以下の懲役か50万円以下の罰金という
罰則があるそう。
Kaoluluの職場は何度かって?…ここでは言えませんよ(汗)

フランスではどうなのか?
こんな記事を見つけたので、読んでみました。

Francetvinfo: Cinq astuces pour ne pas trop souffrir de la chaleur au bureau
「オフィスで暑さに苦しみすぎないための5つのアイディア」


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画像がないと寂しいので、久々のチョロット・カット。

Kaoluluの意見を交えての意訳をしてみます。長いので覚悟。。。

その1:服装は合成繊維の布はやめる
ポリエステルやアクリルは汗の蒸発を妨げるので避けよう。
スーツを着なければならない場合は、薄いウールや麻、綿がよい。
ウールは温かいものと勘違いしているが、温かい空気をキープするということは、
涼しい空気もキープできるということだ。
麻と綿の服はとても快適で、スーツを着る必要がないのなら多くの選択肢がある。

気をつけねばならないのは、仕事では短パンやヴァカンス風スタイルは規制されている。
一般的に雇用主は軽装を禁止することはできないが、
安全上の理由や企業利益に関係する場合は別だ。
2008年、制服のシャツの下に長ズボンを着用することを拒んだ従業員を
解雇した雇用主を「
妥当」だと最高裁が判断した例がある。
服装の自由は個人の自由だが、職場ではそれは基本ではない。

制服が暑いものだと、ちょっと困ってしまいますねぇ。
かく言うKaoluluも年中同じウールのスカートの制服だったりします。
アクリルはともかく、ポリエステルが汗の蒸発を妨げるってどうなのかな。
ユニクロの下着などはキュプラとポリエステルで、まさに合成繊維だけど…。


その2:食堂にて。少なめに食べよ
飲食については、日に何回かに分けてこまめに、少なめに摂ること。
こまめに少しずつ食べることで、消化の際の体温調整ができ、消化吸収が楽になる。

定期的に水を飲むことは、暑さ対策と脱水症(déshydration)対策になる。
国民健康研究所は15分置きにコップ一杯の水を推奨。

生の果物(食べ過ぎない)、サラダ、少し塩気のあるものも、
水分不足、暑さでいつもより上がっている血圧の上昇を抑えることができる。
代わりにデンプン質の野菜と脂の多い肉は避けること。
それらは消化しにくく、エネルギーを消費する。

スパイシーな食べ物については、酷暑の場合は食べたくなくなると栄養士は言う。
「腸は、いつもより多く野菜と果物を摂取しているため既に弱っています。
 スパイスはさらに腸を刺激してしまうリスクがあります」


なので、午後に食べるために、お昼は食堂からいくつかの食糧を持ち帰るようにしよう。


15分置きにコップ1杯の水って多すぎる気がする…(汗)
デンプン質の野菜というのは、ジャガイモや豆かな?豆はよさそうだけどなぁ。
まあ、フランス人のピュレやフリットの量を見たら、そりゃ消化に悪そうだよね。
でも、少量をこまめに食べるという食事方法は説得力があります。
Kaoluluもお昼は無理して全部食べず、おやつ用に会社に何か持って行こうかな…。

暑さで血圧が上がるっていうのは、間違いなような気がします。
逆に暑さで体の体積が大きくなり、血管も広がって血圧は下がるのが普通ですよね。
ただし、体積の大きくなった血管に血を巡らせるため、
心臓に負担がかかるのは確かですけど。


その3:カフェ休憩で、misez sur le verre d'eau
お茶とコーヒーを飲むことについては、まだいろいろ言われている。
利尿作用があるから、あまり水分を摂取できないと考えている専門家もいるし、
1日3杯飲んでも害はないという人もいる。
Francetvの栄養士は、カフェインは、暑さで早くなった心臓の鼓動を更に激しくするという。
彼女によると、コーヒーよりお茶のほうがまだましだそうだ。

炭酸の入ったとても甘くて冷たいものはダメ。
理由は「甘いものはもっと飲みたくなるから」と栄養士は強調。

要するに、水がベストだ。

冷たいもの、常温のもの、温かいもの…温度についても栄養士は注目する。
「とても暑い時には、冷たいものを少量ずつ飲むに限ります。
 そうすると胃の底が閉じず、水分の吸収が良くなります。
 温かい水は胃に衝撃を与えませんが、欧州人の場合、渇きがあまり癒されません。
 私たちは暑い国のようにお茶を飲むのに慣れていないのです」


労働法は、猛暑の際の支障を軽減するためのいくつかの規則を雇用主に対して課している。
それには、無料で冷水を自由に飲めることが含まれている。


コーヒーよりお茶、お茶より水…というのは、日本人の感覚としても理解できますね。
暑くてもお茶や白湯を飲んでいるのは中国や東南アジア。。。
Kaoluluもフランス旅行中にたまたま入った日本食食堂で、中国人のサービス係に、
「お湯もありますよ」と言われてびっくりしたことがあります。
逆に、日本旅行にくる中国人は、レストランで白湯が出て来ないことに驚くそうだけどね。
たぶん、これは大陸と日本の水質の違いによるものじゃないかなとKaoluluは感じてます。

フランスの会社では、いつでも無料で冷水を飲めるようにしてあるのね…。
Kaoluluの会社では、Kaoluluが毎朝麦茶を大量に湧かしていますヨ。昭和だっ。


その4:職場での扇風機について考えよ
パソコンの前でとろけないように、扇風機は不可欠だ。
もっと快適に涼しい風にするには、扇風機の前に水の入ったボウルや湿った布、
氷の塊を置けばいい。蒸発しながら部屋の温度を下げてくれるはず。
いずれにせよ、労働法は雇用主に空調システムか扇風機の設置を義務づけている。

小さい水のスプレー缶もいい。とても便利で涼しい。
薬局、またはスーパーでも、大きさによって3〜5ユーロでみつけることができる。


フランスではエアコンよりもまだまだ扇風機ってことなんだろうな。
湿度の低いフランスなら、室内でも「打ち水」的効果はあるのかもしれません。
日本だと、扇風機の前に水の入ったボウルを置いたくらいでは何も変わらないと思います。
濡れタオルを肌にピッタリくっつけて初めて、気化熱の恩恵に預かれる感じかも…。

ああ、アヴェンヌのスプレー缶が3〜5ユーロだなんて羨ましい(笑)


その5:いずれにせよ…
窓を開けるのは致命的ミスだ。特に最も暑い時間帯は閉めたままに。
部屋に入り込む日差しを避けるために、
ブラインドを下げるかカーテン(明るいのが好みなら)を閉めよう。
国民健康保険基金は、環境温度34度以上のオフィスで働く社員の避難を勧めている。
また、国立研究・安全協会は、労災のリスクについても言及している。
33度以上になると、命にかかわる可能性があると。

しかし、労働法専門弁護士によると、どの法律もオフィスワーカーに、
働く時間を調整することを明白には許していない。
通常は、従業員と雇用主の間の内部合意ということである


そっか〜。
フランスでは34度以上と、かなり高めな温度設定になっている様子。
湿度が低ければ、汗がきちんと蒸発できるから34度でもなんとかしのげるのかもしれません。
それでも33度以上で命に関わるとも言われているし、辛いことは辛いはず。

Kaoluluは2012年のフランス旅行で、熱中症で倒れたことがあります(苦笑)
とても雨の多い5月だったのですが、たまたま雨後の晴天の酷暑のパリを訪れることに。
ペットボトルの水はあっという間に飲み終え、水を求めてさまよいました。
日本のようにあちこちに自販機があるわけでもなく、
数100メートル置きにコンビニがあるわけでもない。。。
パリは、無料の飲料水水道をあちこちに設けているけれど、
それだって、東京のコンビニの数と比べたら雲泥の差。
暑い時期にフランスに行くときは déshydration(脱水症)に気をつけた方がいいです。

記事は以上です。

f0176688_1746594.gif 日本のオフィス設定温度28度ってかなり涼しいですよ。
 Kaoluluは、会社帰りにスーパーに寄って涼んでます。生き返る〜。
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# by kaolulu-nv | 2016-08-21 12:36 | 気になるフランス | Comments(0)